観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

出島探鳥会

2006年05月15日 | 日記
昨日の出島探鳥会で支部長さんが黄色い蛾を見つけ、わざわざ、体長確認のため
指さしをして見せてくれた。さらに、Mさんは、タバコの箱を置いてくれた。
写真は、よく分かるように拡大しているが、実物は約3cm位
調べてみると、どうもドクガ科のゴマフリドクガのようだ。
二人とも触らなくてよかった。
この仲間の分類は、http://www.jpmoth.org/Lymantriidae/Aindex.html
に59種ほど載っていた。
ところで、この日はショウドウツバメを2羽見たが、漢字は、小胴燕でなく小洞燕と書くようだ。
このページhttp://www5f.biglobe.ne.jp/~anko/shoudoutsubame.html
の巣の写真を見ると、名前の由来「小さな洞(穴)」が分かる。

ケリ

2006年05月12日 | 野鳥
この鳥の名前は、ケリという。体長は、36cmでキジバトより少し大きい。
けりをつけるの「けり」とは、和歌や俳句などは助動詞の「けり」で終わるものが多いところから、物事の終わり、結末、決着を意味するようになった。
でも、この鳥の名前は、その意味からケリという名前が付いたのではない。また、長い足をいかして、他の鳥などを蹴り上げるだろうということで付いたのでもない。
漢字で書くと「計里」、これは、田を測量しているような仕草をするから付いたようだ。
ちなみに、同じチドリの仲間のタゲリ(田計里)もいる。
ケリのもう一つの漢字は、「鳧」これは、足が長い鳥なので付いたのではないか。



この写真はうまく写っていないので分かりにくいが、飛んでる姿は美しい。



イソヒヨドリと新緑

2006年05月10日 | 野鳥
写真は、イソヒヨドリの雌、蜂と思われる餌を咥えている。体長23㎝で雄は頭から胸が美しい青色で、腹が赤く翼が黒い。(雄は人間と違ってきれい。)
岩や礫がある場所、磯でよく見かけ、ヒヨドリに似ている鳥からこの名がついているが、分類上はヒヨドリではなくツグミ科である。
ツグミの仲間らしく、さえずりは大きくて美しい。最近は、都市部のビル街にもいる。一応、この場所もプリンスホテルの横。
日本では磯など海岸でよく見られる鳥だが、他の地域では英名(Blue Rock Thrush)が示すように山岳の鳥である。高い岩山に生息し繁殖する。
しかし、私は、剣山スーパー林道で見つけ、写真も撮ったことがある。



この写真の左端がプリンスホテル。イソヒヨドリをよく見かけるのは、隣に写っている屋上にヘリポートがある県警とホテルの間の通路の電線上。
右の山が、さだまさしの小説「眉山」の眉山である。


春眠暁を覚えず

2006年05月09日 | 日記
(写真は、タカブシギ。2羽が眠っているようで、1羽は、「俺が見張りかよ。」とぼやいているみたい。タカブシギの名誉のために言うと足は長い。蓮田の水深がかなりあるので、足が短く見えているだけだ。)
5連休、特に前半の3日間は、絶好のバードウォッチング日和だった。しかし、いずれの日もスタートが遅れた。
毎日、6時前に目が覚めたのにである。どうせ休みだし、別に時間が決まっている訳でもないので、もう少しいいだろう、それに、布団の中でまどろむのにちょうどいい暖かさだともう一度目をつむると、今度は8時半過ぎ、これが続いた。
「春眠暁を覚えず」には、理由があるみたい。
「人間の生体リズムをつくる体内時計は1日よりも少し長い約25時間周期だ。通常、朝に光を浴びることで、24時間にセットし直している。ところが、春は一年で最も日照時間の変化が大きいため、朝に光を浴びる時間が早い方にどんどんずれていく。こうした環境の変化に人間の体はすぐに追いつけず、「時差ぼけ」のような状態に陥るため、眠くなったり、だるくなるのだ。
 気温も睡眠と深く関係している。春のように夜間の気温が20度前後だと、人間の活動を高める交感神経が緩むため、ぐっすり眠ることができる。これに対し、冬は夜間の室内気温が低いため交感神経が緊張し、夏は夜間の気温が高すぎて脳内や内臓の温度がなかなか下がらないため、十分な睡眠を取りにくい。
 日中の時間が長くなって活動量が増えることも一因だ。活動量が増えると夜間の睡眠が深くなるため、よけい睡眠不足の状態になる。」
だそうだ。(毎日新聞 なぜなぞ科学インデックス なぜなぞ科学から抜粋) 

チュウシャクシギ三態

2006年05月08日 | 野鳥
気持ちの良い天気の中、吉野川の土手でのんびり見てました。
鳥に動きがあると結構楽しいですね。



餌ゲット、小さいけどまあいいか。



おい、こら!どこへいくんだ。



ひょいっと、ひとまたぎ

ヒバリ

2006年05月07日 | 野鳥
黄色い花と緑の草がいかにも春らしい感じがしたので、シギ、チドリの観察の合間に1枚パシャリ。
ヒバリは、全長17cmで頭に特徴的な冠羽を持つ、ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く分布しているポピュラーの野鳥。留鳥だが、春を告げる鳥として洋の東西を問わず親しまれている。
この鳥は、飛翔しながら上空でさえずるという習性を持っていて、俳句や短歌によく詠われている。ヨーロッパにおいても同様に詩に歌の題材によく使われている。

蛾の名前

2006年05月06日 | 日記
連休、4日続けて室の展望駐車場(鳴門公園)でタカを渡りを見ていた。
しかし、約20年前の500mmのレンズの調子が悪い。このレンズを使うと絞り表示ができなくなり、シャッターも切れなくなる。接触に問題があるのだろうか、昔のテレビと同じで少し叩くと写るようになる。
とカメラのせいにして、タカの写真はさっぱり。
3日目の日、未人(ハンドル名)さんがトイレで2匹の蛾を見つけた。
灰色と緑色の蛾だがどちらも初めて見る。
タカに少々飽きていたので、蛾の写真でも撮ることにした。
現在、日本で見られる野鳥の種類は、およそ560種。一方蛾は、約5,500種が確認されている。「この蛾と比べるとタカの識別なんかどうということない。」とうそぶいても未だに識別できない私なのだ。




メダイチドリ夏羽

2006年05月03日 | 野鳥
カメラ目線で見ている。
でも、こちらを警戒しているのではないと思う。
この鳥のごく近くに魚釣りの餌となる「アナジャコ」を機械で採っている人が2人いる。
冬羽はモノトーンだが、夏羽はきれい。写真の鳥は雄

セイタカシギの群れ

2006年05月01日 | 野鳥
日曜、セイタカシギが20数羽いるというので、鳴門からの帰り寄ってみた。
以前は珍しかったセイタカシギ、最近は春の渡りの時期に割と各地で、かなりの個体数の群れが確認されている。
カメラに収まっているのは、蓮田の11羽。