つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

GITZOの雲台

2012年02月09日 | カメラ

アマゾンで三脚と一緒に買ったZITZOの雲台が届きました。

クイックリリースプレート付きのセンターボール雲台「GH1780QR」。

27,195円でした。

高さ9.5㎝、重さ0.35kgとコンパクト。最大耐荷重は10kg。

水準器 はクイックリリースプレートの周りに3つ、ボール軸内に1 つ、計4個あります。

ボール部分は中が空洞になっていて重量を軽減。

幅広のロックパッドを内側へ倒すことで、クイックリリースプレートをロックします。

ネジでロックの強さを調整できるようになっていて、説明書では「プレートに接触するまでネジを回した後、ネジを反時計回りに回す(1/3回転)。」とあります。

ネジを1/3戻すことで「遊び」をつくるわけですが、この辺の加減は、のせるカメラの重さや自分の使いやすさという要素も関わってきそうです。

やってみて分かりましたが、「遊び」が少ないと、ロックして今度戻すとき、すごい力が要ります。

 

GITZOのトラベラー三脚GT1542Tに付けたところ。

ぴったりです。カメラをのせてみたところ、しっかりしていました。

 

ロックパッドを戻しても、別のボタンを押さないとクイックリリースプレートが外れないようになっています。安全性を考えてのことでしょう。

 

雲台については、梅本製作所の自由雲台がいいとか、クイックリリースは嫌いとか、人によって好みが分かれるようですが、今のところ、これは気に入っています。


IXYのデザインがカクカクに

2012年02月09日 | カメラ

CP+を控えて、カメラの新製品のことばかりになってしまいますが、7日に発表されたキャノンのIXY新製品が四角いフォルムになっているので、少し驚きました。

2月下旬から発売されます。

「IXY 1」「IXY 3」「IXY 420F」「IXY 220F」の4機種。いずれも以前の曲線を帯びたフォルムではなくて、角ばっています。

 IXY 1の開発テーマは「デザインの原点回帰と革新」で、初代のIXY DIGITALを彷彿とさせるデザインだそうです。1対1.618の黄金比を適用しているとのこと。

「IXY 3」のレッド、ブルーは原色に近い奇抜さ。かなりとんがってます。

スペックにつていえば、4機種の解像度は1010~1610万画素で、とくに不足のない性能。映像エンジンもDIGIC 5ですから、ノイズの少ないきれいな画像が期待できるでしょう。

IXY 1とIXY 420Fには、ワイヤレス送信機能を搭載。静止画や動画をスマートフォンやPC、キヤノン製のWi-Fi対応カメラなどに直接送ることができる、ということで、スマートフォンなどとの連携を強く意識している様子がうかがえます。

IXY 420Fでは撮りたい人の顔・名前・誕生日を登録しておけば、撮影時に画面に映る複数の人物からその人を見つけて、ピントや露出を最適化することが可能だそうです。ということは、たとえば幼稚園でたくさんいる子供たちを写しても、自分の子供だけにピントを合わせてきれいに撮れる、というわけでしょうか。

顔の認証機能はどんどん進歩しているようですが、なにか便利なようで怖い感じも…

「IXY 1」「IXY 3」の記録メディアは、通常のSDカードではなく、携帯によくつかわれているmicroSD/microSDHC/microSDXCメモリーカードを使っています。携帯端末にすり寄っている感がないでもありません。

スマホがデジタルカメラに肩を並べてきた今、デジタルカメラはどうあるべきか、さまざまな模索の様子がIXYの新製品に感じられました。