つれづれ写真ノート

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幸福の木の花

2012年02月26日 | 

我が家にある「幸福の木」に花が咲きそうです。

花枝が2本、にょっきり伸びてきました。つぼみのかたまりをつけています。

つぼみをつけた「幸福の木」。

 

「幸福の木」の名前で売られ、家庭や事務所、喫茶店などどこでも見かける観葉植物ですが、花を咲かせるのは珍しく、話題になることが多いです。

ただし、我が家では2008年末、2011年春に続いて3回目の開花。

つぼみのアップ。蜜のしずくを出しています。舐めると甘いです。

数日~1週間でつぼみが細長く伸び、白い花を咲かせるでしょう。

 

◇ミニ知識・言い伝えなど

最初に開花したときは、14年間育てて初めてだったので珍しく、色々調べました。

「幸福の木」の本当の名前は「ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアナ」といいます。原産地は熱帯アフリカ。リュウゼツラン科ドラセナ属 の植物です。

名前の由来は、ハワイで、家の前にドラセナを置いておくと良いことがあるとの言い伝えからといわれます。

「フラグランス」という名前が示す通り、もともと良いにおいの花が咲く植物ですが、日本で売られている株に花が咲くことは珍しく、たまに花が咲くと色々な俗説が飛び交います。

「花が終わったら木には力がなくなり枯れていく」

「花が咲くと成長点がなくなるので、葉はもう生えてこない」

「花が咲くのは根詰まりを起こしたりして、環境が悪いから(最後の力を振り絞って咲かせる)」

「幸福がやってくる前触れ」

逆に「身内の誰かが亡くなる」等々.…

 

◇育てた結果は…

3回目の開花を前にして言えることは。これらの説は全て当たっていないということ。

「幸福がやってくる」が外れたのだけは、ちょっと残念でしたが。宝くじでも当たってほしかったなア~

植物園の温室では、見上げるような高さに成長、年に2回も花を咲かせたりしています。

どうも、ある程度の大きさになり、環境が気に入ると花を咲かせる、というのが正解のようです。日本で売られている鉢植えは若木がほとんどなので、なかなか花をつけないのでしょう。花をつけたら枯れるというのは、竹やリュウゼツランなどからの連想でしょうが、そんなことはありません。

これまでの成長記録は「デジカメ花紀行」の「My Garden」で紹介しています。

また花が咲いたら、写真をアップします。

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撮影データ

  Canon  EOS KissX4    EF-S  60mm  F2.8  MACRO  USM 

  絞り優先AE  (全体:F8  0.3秒  アップ:F11  1秒)

  ISO感度  200

   画質  RAW

  ホワイトバランス  オート 

  マニュアルフォーカス

  ピクチャースタイル  スタンダード

  三脚、レリーズ使用