火星の北極では、夏の夜に吹雪が発生するという研究成果が、学術誌『Nature Geoscience』に発表されたそうです(NATIONAL GEOGRAPHIC日本版)。火星の大気の中では、従来考えられてきたよりも激しい対流が起こり、嵐のような天候を作り出しているそうで、新たなコンピューター・シミュレーションによって明らかになったということです。今回の成果はあくまでも計算上のものだそうですが、降雪があるというのは2008年に火星に着陸した探査機による観測結果と一致するそうです。また、火星の南極では二酸化炭素の雪(ドライアイス)が降ることがわかっているそうですが、その仕組みを解明する手がかりになるかもしれないということです。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/082300317/
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