ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳へ移植する臨床試験(治験)計画が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。対象は50~69歳の患者7人とのこと。1人目は京大病院の患者から選んで年内にも移植を行い、残る6人は全国から募集し、中程度の症状で、認知症を発症していないなどの条件を満たした患者を選定。移植手術は同病院で行い、2年かけて安全性と有効性を検証する。5年後の保険適用を目指すというもの。パーキンソン病は、情報伝達物質「ドーパミン」を産生分泌する神経細胞が減少して、手が震えたり、歩行が困難になったりする難病。国内の患者数は推定約16万人で、高齢化に伴い今後も増加が予想されています。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180730-OYT1T50078.html?from=ytop_ylist
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