健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

iPS細胞によるパーキンソン病治療

2018-07-31 08:30:02 | 研究
ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳へ移植する臨床試験(治験)計画が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。対象は50~69歳の患者7人とのこと。1人目は京大病院の患者から選んで年内にも移植を行い、残る6人は全国から募集し、中程度の症状で、認知症を発症していないなどの条件を満たした患者を選定。移植手術は同病院で行い、2年かけて安全性と有効性を検証する。5年後の保険適用を目指すというもの。パーキンソン病は、情報伝達物質「ドーパミン」を産生分泌する神経細胞が減少して、手が震えたり、歩行が困難になったりする難病。国内の患者数は推定約16万人で、高齢化に伴い今後も増加が予想されています。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180730-OYT1T50078.html?from=ytop_ylist
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木星の衛星12個を新たに発見

2018-07-30 08:30:36 | 宇宙
木星を周回する衛星が新たに12個発見されたそうです(AFPBB NEWS)。今回の発見で、現在知られている木星の衛星は計79個となり、太陽系の惑星の中で最多となるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3182804
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海王星

2018-07-29 08:30:42 | 宇宙
太陽系の端に位置する巨大氷惑星「海王星」の写真が掲載(AFPBB NEWS)されていましたので紹介します。海王星は、8個ある太陽系惑星のうち、太陽から最も遠い位置を公転しているそうです。AFPBB NEWSでは、その青く美しい姿を、探査機や宇宙望遠鏡が捉えた画像で紹介しています。

http://www.afpbb.com/articles/-/3050045?cx_part=top_category&cx_position=1
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮膚がんを初期段階で発見

2018-07-28 08:30:52 | 研究
悪性黒色腫(メラノーマ)と呼ばれる皮膚がんを初期段階で発見できる血液検査を開発したとする論文がOncotargetに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。悪性黒色腫が初期段階で発見された患者の5年後の生存率は90~99%である一方、転移してしまってから発見された患者の生存率は50%以下にまで下がるそうです。研究では、悪性黒色腫の患者105人と健康な人104人に臨床試験を実施。血液検査により、79%の患者に初期段階のメラノーマが見つかったそうです。研究結果を検証するため、今後3年かけて別の臨床試験を行い、実際の医療現場での使用につなげたい意向とのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3182858?cx_part=top_category&cx_position=1
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンクコスト

2018-07-27 08:30:01 | 研究
経済学では、人は何かのプロジェクトなどに時間やお金を費やしている場合、たとえ成功の見込みが低くても、なかなか手を引けない傾向にあることが知られているそうですが、マウスやラットも、それと同じような「弱点」を備えているとみられること示す研究がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。経済学者によれば、これには、「サンクコスト(埋没費用)」と呼ばれる要因が関係しているそうです。例えば、ある国営事業がもはや国益にかなっていないにもかかわらず、せっかく多額の資金をつぎ込んできたのだからという理由だけで資金を投入し続けるのは、意味がない。長年、研究者らは、こうした問題で動物も人間と同じように行動するのかを研究してきたそうです。つまり、それまでに労力を費やしたというだけの理由で、対象物に執着心を抱くのかどうかという問題とのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3182620?page=2
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VR体験で高所恐怖症の症状緩和

2018-07-26 08:30:18 | 研究
バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)体験で空飛ぶクジラに乗ったり、木から猫を助けたりすることによって高所恐怖症の症状を緩和できたとする研究論文がLancet Psychiatryに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、ボランティア100人を集め、比較のため50人にVRを使った高所恐怖症の治療を実施。治療で被験者らはゴーグルや触知可能なグローブを着用し、指示に従いながら3次元VRの世界でぐらぐらする橋を渡ったり、木から猫を救出したり、バルコニーの縁で作業したり、空飛ぶクジラに乗ったりする課題に挑戦。その結果、4分の3以上の被験者が高所恐怖症の症状が少なくとも半分に緩和されたといい、VRが精神衛生上の疾患に対する治療の提供を大幅に増加させる可能性があると結論。高所恐怖症の人の多くは一度も治療を受けたことがなく、この治療がセラピストによる治療を受ける金銭的余裕がない人にも手の届く安価な治療法となる可能性もあるということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3182238?cx_part=search
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぜんそくが重症化して気道が硬くなる線維化のメカニズム

2018-07-25 08:30:58 | 研究
ぜんそくが重症化して気道が硬くなる「線維化」のメカニズムを解明したとすうr研究論文が、Immunityに掲載されたそうです(YOMIURI ONLINE)。ぜんそくの患者数は全国で約800万人に上り、年間の死亡者数は約1500人。慢性的な炎症で気道が線維化すると、息切れや呼吸困難を引き起こし、仕事や生活に支障が。ぜんそくはステロイド治療が一般的ですが、線維化した場合は、この治療が効かなくなるそうです。これまで線維化のメカニズムは解明されておらず、今回はマウスを使ってこの仕組みを追究。その結果、病原性の免疫細胞を特定。この細胞が作る「アンフィレグリン」という物質が、白血球の一つ好酸球を刺激し、線維化を引き起こすたんぱく質「オステオポンチン」を大量に分泌することを突き止めたそうです。この好酸球の反応を抑える薬を投与したところ、線維化が改善できたということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180709-OYT1T50069.html
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コアラのゲノム解読

2018-07-24 08:30:33 | 研究
オーストラリアの象徴的な動物であるコアラのゲノム(全遺伝情報)を解読したとする研究論文がNature Geneticsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。7か国50人以上の研究者からなるチームが取り組んだ今回の大規模研究では、コアラの遺伝子2万6558個を解析。性感染症のクラミジアなど、病気に対するワクチン開発に不可欠なDNAの情報を獲得。コアラのクラミジアは発症すると失明や不妊の原因になるそうです。また、今回のDNAコードの解読からコアラ繁殖計画への好影響も期待できるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3181006
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男性の高級ブランド志向

2018-07-23 08:30:05 | 研究
男性ホルモンのテストステロンを1回投与するだけで、男性は自動車、腕時計、万年筆、紳士服などの高級ブランドを好んで選ぶように誘導されるとの研究論文がNature Communicationsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。高級ブランド品は雄ジカの枝角、クジャクの飾り羽のように社会的地位の高さを配偶相手に伝える信号として機能するのだということです。また、テストステロンは男性の消費者行動に重大な影響を及ぼす要因の一つであることが、今回の研究で明らかになったとも。研究では、18~55歳の男性243人を対象に、被験者を2つのグループに分け、一方の被験者グループにはジェル状のテストステロンを皮膚に塗布する形で1回投与し、もう一方のグループにはプラセボを投与。その後、用意した二つの製品のどちらかを被験者に選ばせたそうです。どちらの製品も同等の品質だが、うち一つは高級とみなされる商標が付いているものだったそうです。商標が高級とみなされるかどうかは、男性600人以上を対象とする事前調査で判定したそうです。その結果、テストステロンを投与した男性らは高級ブランドを好む傾向が強く示されたそうです。このテストステロンの作用は、人間以外の動物の行動に類似しているそうです。動物の場合では通常、テストステロンは繁殖期にその濃度が上昇し、雄が身体的特徴を誇示する行動を促進。この誇示行動により、雄は自身の生存・繁殖能力の高さを潜在的な競争相手や交尾相手に知らしめるということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3181120
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11億年前の生物由来色素

2018-07-22 08:30:19 | 研究
世界最古の生物由来の色素をアフリカ・サハラ砂漠で発見されたとする研究結果がPNASに発表されたそうです。(AFPBB NEWS)。シアノバクテリア(藍色細菌)と呼ばれる単細胞微生物が11億年以上前に生成したこのピンク色の色素は、これまで発見されていた色素より約5億年古いそうです。この色素サンプルは、大型肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)が生息していた白亜紀後期のさらに15倍ほど古い時代のものになるだそうです。地球の誕生は約45億年前で、より複雑な形態の動植物が6億年前にようやく出現した理由の解明に今回の最新の発見が役立つそうです。過去の研究では、大気中の酸素濃度が低かったことで、複雑な生命体の進化が抑制されたとする説が提唱されていたそうです。しかし、11億年以上前に生息していたシアノバクテリアに関する今回の発見は、この単細胞微生物が当時の海洋内で大多数の優勢を占めており、より豊富な食料源となる藻類などがほとんど存在していなかったことを示唆しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3181994
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする