健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

カメの胚は卵の中で動いて性別決定

2019-08-31 08:30:47 | 研究
カメの一部の種類は卵の温度によって雌雄が決まるそうですが、さらにカメの胚は卵の中を動き回って生命誕生に適した環境「ゴルディロックス・ゾーン(Goldilocks Zone)」を見つけ出し、自身の性別決定に影響を与えていることが発見されたとする論文がCurrent Biologyに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。カメの多くの種では、温度変化が2度を上回ると性比が劇的に変化し、温度が高くなるほど性比が雌に偏る可能性があるそうです。研究では卵を半数ずつのグループに分け、一方にのみ、温度センサーを阻害する化学物質カプサゼピンを適用。その結果、温度調節を阻害した胚のグループは、ふ化温度に応じてほぼすべてが雄、あるいは雌になることが分かったそうです。一方、温度変化に反応できる胚は卵内部で位置を変える行動を示し、性比はほぼ均等だったというもの。しかし、胚が自身の性別を制御する能力には限界があそうで、巣の中の平均温度が非常に高かったり非常に低かったりすると、胚の行動は性別決定には全く影響を及ぼさなかったそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3238692
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ウイスキーの違いを判別する人工「舌」

2019-08-30 08:30:06 | 研究
ウイスキーの微妙な違いを識別できる人工「舌」を開発したとする発表があったそうです(AFPBB NEWS)。今回開発された小型の味鑑定器は、銘柄も熟成年数も同じで熟成たるだけが違う場合でも99%以上の精度で識別できるそうです。さらに12年、15年、18年といった熟成年数の違いの他、複雑な混合物に含まれるさまざまな化学物質の違いも識別可能とのこと。鑑定器は、「味蕾」として機能する金とアルミニウムの微小片が市松模様状に配置。その上にウイスキーを注ぎ、液が沈む時にどのように光が吸収されるを調べるもの。金片とアルミニウム片のわずかな色の変化を測定し、検査対象のウイスキー試料ごとに測定データの統計分布図を作成。さらにこの鑑定器は、非常に高価なウイスキーが偽物であることも見抜いたことから、品質管理だけでなく、急増する偽のアルコール飲料対策への利用も期待されるそうです。また、持ち運び可能で再利用できる検査技術が有用であるとも、食品の安全性検査、品質管理、安全保障分野においても利用可能だということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3238863
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メキシコのサボテン

2019-08-29 08:30:00 | 研究
サボテンを原料とする包装材料を開発され、メキシコの国旗に描かれている同国原産のウチワサボテンが、生分解性プラスチックの生産で革新的な役割を担う日も近いかもしれないそうです(AFPBB NEWS)。サボテンの葉肉をこして汁を取り、汁を毒性のない添加剤と混合し、伸ばしてシート状に。このシートを色素で着色し、折り曲げて加工してさまざまな種類の包装材を作るというものだそうです。現在はまだ試験段階とのことですが、年内には製品の特許を取得し、2020年前半には大規模生産に向けて提携先を見つけたいと考えているとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3239030
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ヒト型ロボットがISSへ

2019-08-28 08:30:38 | 宇宙
ヒト型ロボットがISSへ

等身大のヒト型ロボット「ヒョードル(Fedor)」を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズMS-14(Soyuz MS-14)」が、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功したそうです(AFPBB NEWS)。ヒョードルは人間の動きを模倣し、宇宙飛行士が遠隔操作で行う作業を補助することができるそうです。米国航空宇宙局(NASA)のNASA TVで放送されたはドッキングの映像では、実況者が「接触を確認、捕捉を確認」とアナウンス。ソユーズMS-14は22日、カザフスタン共和国南部のバイコヌール宇宙基地(Baikonur cosmodrome)から打ち上げられた。ヒョードルはISSに9月7日までとどまり、補助作業の習得する予定とのこと。

https://www.afpbb.com/articles/-/3241658?cx_part=top_category&cx_position=1
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全てのFrontier articleの上位8%

2019-08-27 22:41:56 | 研究
私たちの論文が、全てのFrontier articleの上位8%にランクされています。
http://loop-impact.frontiersin.org/impact/article/391706#totalviews/views

Nuclear Accumulation of HSP70 in Mouse Skeletal Muscles in Response to Heat Stress, Aging, and Unloading With or Without Reloading

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fgene.2018.00617/full

英国 King's College Londonからの大学院生による研究をまとめた論文です。

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2030年までにCO2排出量95%削減

2019-08-27 08:30:43 | 研究
ノルウェーの首都オスロ市当局が、CO2の排出量を2030年までに95%削減するとの目標を掲げたそうです(AFPBB NEWS)。大胆なCO2削減プランは自治体選挙を1か月後に控える中で発表されたものだそうですが、市議会の与党連合はコストの概算については明らかにしていないそうです。95%削減という目標は、同市のCO2排出量に関するノルウェー環境庁(Norwegian Environment Agency)のデータベースで最大限さかのぼることが可能な2009年の排出量と比較したものだそうです。今年の「欧州グリーン首都(European Green Capital)」に選ばれているオスロ市は目標達成のため、市内全ての自動車をゼロエミッション車とすることを目指す他、自転車・歩行者用のレーンの設置および公共交通機関に力を入れ、自動車の交通量を2015年比で3分の1減少させたいとしているそうです。また、このプロジェクトの成功は、オスロのクレムストルード(Klemetsrud)ごみ焼却施設で導入が予定されているCO2の回収・貯留システムに依存する部分もあるとのこと。西欧最大の産油国であるノルウェーは、すでに1人当たりの電気自動車台数が世界トップクラス。さらに同国では、2025年以降に販売される新車全てが、ゼロエミッション車とすべきする国家目標も掲げられているとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3239412
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神秘の天体ショー

2019-08-26 08:30:18 | 宇宙
神秘の天体ショー

AFPBB NEWSによる天体画像集。宇宙の星がみせるさまざまな表情をお楽しみください。

https://www.afpbb.com/articles/-/3007009
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太陽系外惑星イラスト集

2019-08-25 08:30:02 | 宇宙
ガラスの雨が降る灼熱の惑星や、2つの太陽を持つ惑星、「炭よりも黒い」惑星など、太陽系外にある未知の世界を描いたイラスト集(AFPBB NEWS)。米国航空宇宙局(NASA)によると、2017年2月時点で3458個の系外惑星が見つかっているそうです。その内訳は、巨大氷惑星が1264個、ガス状巨大惑星が1043個、地球と同じ岩石惑星だがその質量が数倍に上る「スーパーアース(巨大地球型惑星)」が781個。これよりも小型で、地球に近い質量を持つ地球型惑星は357個しか見つかっておらず、さらにこのうち生命の存在に不可欠な液体の水が存在可能と考えられる温暖な領域内にあるのはほんの一握りとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3016870
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緑色に光るサメ

2019-08-24 08:30:22 | 研究
海底に生息するサメの一種は、仲間のサメに見えるよう鮮やかな緑色の光を体から放つそうですが、この生物蛍光に関係する分子を特定したとの研究結果がいScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この分子は微生物感染を防止するなどその他の機能もあるそうです。研究では、ナヌカザメとクサリトラザメの2種類のサメに着目。この2種類のサメは体長が1メートルくらいで、海底に横たわっており、極めて用心深く、泳ぎがあまり上手ではない上、可視スペクトルの青端の光しか届かない水深30メートル以上の場所に生息しているそうです。この場所でサメにかまれて出血したら、その血は真っ黒に見えるそうです。サメの表皮が明暗2色になっていることに気付き、表皮から化学物質を抽出し調査。その結果、明色の部分にのみ存在する蛍光分子を発見。サメはこの分子の助けにより、青色光を吸収し緑色光を放つということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3239859
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2020年に初商業宇宙飛行

2019-08-23 08:30:39 | 宇宙
米国宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)は8月15日、米国ニューメキシコ州の宇宙港に新たに建設された管制センターを公開し、商業宇宙飛行に向けた最後の試験飛行のスケジュールを明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。ニューメキシコ州のホルナダ・デル・ムエルト(Jornada del Muerto)砂漠にある商業宇宙船発着基地「スペースポート・アメリカ(Spaceport America)」は、2008年の運用許可取得を経て2011年にオープンした施設。すでにハリウッド(Hollywood)のセレブを含む600人以上が宇宙旅行を予約しているにもかかわらず、2014年に試験飛行機が墜落して副操縦士が死亡する事故があり、計画は延期。ヴァージン・ギャラクティックの最高経営責任者(CEO)は同日、AFPの取材に応じ、初となる商業宇宙飛行は来年になりそうだとの見通しを示したそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240096
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