健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

基礎研究強化へ

2018-01-31 08:30:54 | 研究
2018年度の政府全体の科学技術予算は計約3兆8400億円で、今年度の当初予算(3兆5892億円)に比べて約2500億円増えるということが報道されていました(YOMIURI ONLINE)。各省庁が計上した予算案を内閣府がまとめたもので、政府が目標としている年3000億円増は達成できなかったが、大幅な増額となるそうです。継続事業の増額分や、新規事業など、予算の積み増しが計約600億円。また、政府は18年度から、基礎研究の強化や技術革新の促進などを狙いに、各省庁が進める事業のうち、先端の科学技術を取り入れたものを、新たに科学技術の関連事業に組み入れるそうです。国土交通省や文部科学省などの公共事業や人材育成などがこうした関連事業として認められ、約1900億円に上ったとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180129-OYT1T50048.html?from=ycont_top_txt
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体の左側はオス、右側メス

2018-01-30 08:30:27 | 研究
岡山県の倉敷市立自然史博物館で、蛾の一種ウスタビガの「雌雄型」の標本が展示されているそうです(YOMIURI ONLINE)。昨年11月に広島県内で採集。胴体の中央から左側が雄、右側が雌の特徴を持っており、同博物館は「ここまで左右ではっきり特徴が分かれているのは、特に希少性が高い」としているそうです。標本の展示は1月31日までで、3月には報告発表も行われるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180118-OYT1T50132.html
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長期的なストレスで男性のがんリスク上昇

2018-01-29 08:30:27 | 研究
男性で強いストレスを長期的に感じている人は、ストレスが少ない人より、がんにかかるリスクが高くなるとする調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。特に肝臓・前立腺がんで自覚するストレスが高いとリスクの上昇がみられたそうです。調査は1990年または1993年に、40~69歳だった男女7万9301人を対象に実施。「日常受けるストレスは多いか」という質問に、「少ない」「普通」「多い」の三択で回答してもらい、5年後にも同じ質問をしたそうです。対象者のうち約20年後の2012年までに、がんが確認されたのは1万2486人(男性7607人、女性4879人)。回答とがんとの関連を分析すると、男性で2回ともストレスが「多い」と答えたグループは、2回とも「少ない」と答えたグループと比べ、がんのリスクが1・2倍高かったそうです。しかし、女性は同様の結果が1・07倍で、ストレスによるリスク差はほぼ見られなかったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180120-OYT1T50042.html?from=ytop_ylist
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生きたまま熱湯でゆでる

2018-01-28 08:30:18 | 研究
スイス政府は、ロブスターなどの甲殻類を生きのいい状態のまま熱湯に入れてゆでる調理を禁じる改正動物保護法を3月1日から施行することを明らかにしたと報道されていました(YOMIURI ONLINE)。「中~重度の苦痛を与えている」というのが理由で、食品安全獣医局は、電気ショックで気絶させたり、包丁を入れて素早く絶命させたりした後にゆでるよう指導しているそうです。改正法は、輸送時に保存のため氷で冷やすことも禁じ、自然環境に近い状態を維持するよう求めているそうです。改正法では、甲殻類は複雑な神経系を持ち、痛みに敏感とする学説に基づいているとのこと。しかし、ロブスターが痛みを感じることは証明できないとの見解もあるようです。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20180117-OYT1T50076.html?from=ytop_main2
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欧州のプラ包装が2030年までに100%再利用へ

2018-01-27 08:30:05 | 研究
欧州連合(EU)は、欧州で使用されるプラスチック製の包装材を2030年までにすべて再生利用可能なものとする環境汚染対策計画を発表したそうです(AFPBB NEWS)。さらに、コーヒーカップなどの使い捨てプラスチック製品の使用を段階的に廃止する計画も明らかにしたそうです。EUの行政執行機関である欧州委員会(EC)から発表された計画は、中国が海外のリサイクル用廃棄物の輸入を禁止する決定を下したことを受けてのものだそうです。欧州からの膨大な量の輸入廃棄物もこの規制の対象に含まれるそうです。EUは現在、収集・分別したプラスチックの半分を輸出しており、このうち85%が中国に送られているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3158859?cx_part=top_category&cx_position=1
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粉ミルクのサルモネラ菌汚染問題

2018-01-26 08:30:02 | 研究
フランスの乳製品大手Lactalisの粉ミルクがサルモネラ菌に汚染されていた問題で、影響が及んでいる国々は83か国に上っており、これらの国々ではこれまでに粉ミルク1200万箱が回収されたそうです(AFPBB NEWS)。問題発覚後、Lactalisに対しては、子どもが同社製の粉ミルクを飲みサルモネラ中毒を発症したとする家族らによって、多数の訴訟が起こされているそうです。フランス当局は、これまでに国内で35人の乳児がLactalisの粉ミルクからサルモネラ菌に感染したことが確認され、スペインで1件の事例が報告されている他、ギリシャでも調査中の事例が1件あると発表しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3158447
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くしゃみを抑制すると・・・・・

2018-01-25 08:30:22 | 研究
くしゃみを抑えると、喉の裂傷や鼓膜の損傷、脳血管の破裂などを引き起こす可能性があるとする症例報告が、BMJ Case Reportsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。多くの人は、くしゃみが出そうになると、本質的にくしゃみの爆発力を抑え込もうとして口や鼻などをすべてふさぐ傾向に。ですがこうした行為が場合によっていかに危険かということが、今回英国Leicesterにある病院の救急外来を最近受診した34歳の男性の症例で明らかになったというもの。この男性は、首の腫れと激痛を訴えていたそうです。患者は鼻をつまみ、口を閉じてくしゃみをこらえようとした後、首の辺りで破裂するような感覚を覚えたと話したとしています。CATのスキャン画像を見ると、抑制されたくしゃみの力によって喉の後部が破裂していたことが確認できたそうです。まれな症例ではあるもののが、くしゃみを抑制したことにより両肺の間に空気がたまってしまった例や、脳血管が膨張した状態にある脳動脈瘤の破裂が起きた例さえあるそうです。鼻孔や口を覆ってくしゃみを抑制するのは危険な行為であり、避けるべきだと結論付けているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3158716
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27万年前の阿蘇山カルデラ噴火

2018-01-24 08:30:52 | 研究
約27万年前に阿蘇山周辺で発生した巨大なカルデラ噴火の前に、溶岩流を伴う噴火があったとの研究結果が発表されたようです(YOMIURI ONLINE)。阿蘇山火口の北東方向に位置するカルデラ壁の2か所から溶岩を採取。溶岩に含まれる物質を分析して噴出年代を詳しく調べたその結果、阿蘇山周辺で最初に起きた噴火の数千年ほど前に噴出した溶岩だったことがわかったそうです。阿蘇周辺ではカルデラ噴火が過去4回発生しているそうです。このうち2回は、カルデラ噴火の前に、前兆現象とみられる溶岩流を伴う噴火があったことがわかっていたが、最初の噴火については確認されておらず、カルデラ噴火が突然起きたのか、前兆現象があったのかは分かっていなかったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180117-OYT1T50054.html?from=ytop_main1
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グレートバリアリーフ北部のウミガメの9割前後が雌

2018-01-23 08:30:21 | 研究
オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフの北部に生息するアオウミガメは現在、雌が圧倒的多数を占めているとの研究結果がCurrent Biologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。気候変動に起因する気温上昇が、卵からふ化する期間の性別決定に影響を及ぼすことが原因だということです。論文によると、豪クイーンズランド州東部沿岸域の産卵可能な雌およそ20万頭で構成される世界最大規模の個体群の一つは、雄が増えなければ崩壊する恐れがあるというのです。ウミガメの卵は、ふ化する温度によって性別が決まるそうです。砂浜に穴を掘って作られる巣の温度が上昇するほど、雌が多く生まれるとのこと。温度にしてほんの数度の差が、雌雄の比率の均衡が保たれるか破れるかの分かれ目になる可能性があるそうです。砂浜に埋まった卵の性別を判定するのは困難なため、研究ではウミガメを捕獲し、どの地域で生まれた個体かを調べるために遺伝子検査を実施。調査は、気温が比較的高い地域と低い地域でそれぞれ生まれたアオウミガメの異なる2つの個体群の餌場で実施したそうです。ウミガメを捕獲して分析後に解放する調査で計411頭分のデータを収集した結果、グレートバリアリーフ南部の比較的気温が低い地域の砂浜で生まれたウミガメは約65~69%が雌で、性比の雌への偏りは中程度であることが分かったそうです。ですが、グレートバリアリーフ北部の気温が高い地域で生まれた個体群は、雌への極度の偏りがみられ、幼体の99.1%、亜成体(幼体から成体になるまでの段階)の99.8%が雌だったそうです。同地域で生まれた成体サイズのウミガメについては、全体の86.8%が雌だったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3157749?cx_position=2
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iPhoneに「計画的陳腐化」の疑い

2018-01-22 08:30:15 | 日記
仏パリの検察当局は、米IT大手アップルのスマートフォン「iPhone」の一部機種で「計画的陳腐化」が行われた疑いについての調査を開始したそうです(AFPBB NEWS)。「計画的陳腐化」とは、消費者に新製品を購入させるため、すぐ旧式になる製品を意図的に製造する行為のことで、この慣習は広く批判を呼んでいるそうです。パリ検察の調査は今月5日に開始され、独占禁止(反トラスト)と消費者保護を専門とする仏経済省の職員らの主導の下で進められているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3157739?cx_position=3
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