健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

太陽光を推進力に変える「帆」

2019-07-31 08:30:23 | 宇宙
太陽光を受け止めて推進力に変える船の帆のような形状の宇宙航行装置ソーラーセール(太陽帆)が、打ち上げから約1か月を経て展開に成功したそうです(AFPBB NEWS)。装置は小型衛星を載せて地球を周回しているとのこと。このソーラーセールは「ライトセール2(LightSail 2)」という名称で、光のエネルギーを運ぶ光子の運動量を推進力に変えるそうです。ライトセール2の帆は面積が32平方メートルあり、1950年代から流通しているポリエステルの一種、マイラーでできているそうです。今後は地球周回軌道上にとどまり、計画が順調に進めば、帆に受ける太陽放射線の圧力によって徐々に高度を上げていくとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236605?cx_part=top_category&cx_position=1
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砂糖入り飲料の摂取とがん発症リスク

2019-07-30 08:30:39 | 研究
炭酸飲料やフルーツジュースなど砂糖入り飲料の摂取と一部のがんの発症リスクの上昇には関連があるとの研究結果がBMJに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。高カロリー飲料の摂取と、がんの主なリスク要因である肥満リスクの上昇はすでに関連があるとされているそうですが、今回の研究では、砂糖入り飲料の摂取量の増加と、がん全般および乳がん、前立腺がん、大腸がんなど一部のがんの発症リスクの関連を調査。調査は成人10万人余りを対象に行われた。平均年齢は42歳、女性の割合は79%。被験者らはオンライン上で食事に関する質問票に回答し、砂糖や人工甘味料入り飲料、果汁100%ジュースの1日の摂取量を計算。被験者は最長9年間、追跡調査を受けたそうです。研究チームはダイエット清涼飲料に対する砂糖入り飲料の1日の消費量を測定し、これらを追跡調査期間中に被験者の医療記録にあるがん発症件数と比較。調査によると、砂糖入り飲料を1日当たりわずか100ミリリットル多く摂取するだけでがん発症リスクは18%上昇、乳がんに関してはリスクが22%上昇。砂糖入り飲料とフルーツジュースの摂取でも同様に、がん発症リスクの増加との関連がみられたそうです。追跡調査期間中にがんの発症が診断された件数は2193件に上り、診断時の平均年齢は59歳だったとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3234801?cx_part=search
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「屈折ピラミッド」の一般公開再開

2019-07-29 08:30:12 | 研究
エジプトで7月13日、首都カイロの南方に位置するダハシュール(Dahshur)にある古代エジプトのピラミッド2基と、新たに見つかった複数のひつぎが報道陣に公開されたそうです(AFPBB NEWS)。いくつかのひつぎには、保存状態のよいミイラが納められていたそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3235285
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ベビーフードに過剰な糖分

2019-07-28 08:30:26 | 研究
国連(UN)は、市販されているベビーフードの多くには糖分が過剰に含まれており、その原材料リストも混乱を招くような表示になっているとする報告書を発表したそうです(AFPBB NEWS)。報告書では幼児期の食事を向上させるための新たなガイドラインが提案されているそうです。世界保健機関(WHO)は2017年11月~2018年1月の期間に、オーストリア、ブルガリア、イスラエル、ハンガリーの小売店500か所以上で販売されていた製品8000種類近くを調査。調査対象製品の約半数では、カロリーの30%以上が全糖類に由来しており、また約3分の1の製品に添加の糖類や他の甘味料が含まれていたそうです。果物や野菜などの糖類を天然に含む食品は幼児期の食事にふさわしいものとなり得る一方で、市販の製品に含まれる多量の糖質は懸念される部分となっているとWHOは指摘。また糖分摂取量が多いと、過体重や虫歯のリスクが高くなる恐れがあり、幼児期にこうした製品に接することで、生涯にわたって糖分の多い食べ物を好むようになる恐れもあるとしています。

https://www.afpbb.com/articles/-/3235310
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フェイスブックの人工知能

2019-07-27 08:30:37 | 研究
フェイスブック(Facebook)の人工知能(AI)開発チームと共同研究を行っている米国カーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)の研究チームは、開発したAIプログラムがポーカーゲーム「テキサス・ホールデム(Texas hold'em)」の賭け金に制限のない形式で世界のトッププロプレーヤー5人に勝利したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。「プルリブス(Pluribus)」という名のAIプログラムの勝利は、Scienceに取り上げられたそうです。プルリブスはまず自らのプログラム内で練習し、最も有利となるポーカーの手を徐々に自己学習。すると、異なる戦術を同時に使えるという大きな強みが明らかになったということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3234875?cx_part=top_category&cx_position=4
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「ニモ」の卵は光害でふ化しない可能性

2019-07-26 08:30:31 | 研究
ディズニー(Disney)の長編アニメ映画『ファインディング・ニモ(Finding Nemo)』の主人公「ニモ」のモデルとして人気の高まったカクレクマノミの卵が、夜間に人工の光にさらされるとふ化しなくなる可能性があることが分かったそうです(AFPBB NEWS)。研究では、繁殖周期の間、カクレクマノミのつがい10組を別々の水槽に入れて観察。うち5組は昼は明るく夜は暗い環境に置かれ、もう5組は人間の居住地と隣接するサンゴ礁付近の環境を再現した、夜間に上から薄暗いLEDライトを照らされる環境に置かれたそうです。双方のグループは自然環境と同じように産卵し、受精率も標準的だったものの、夜間LEDライトを照らされた水槽でふ化した卵は皆無だったということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3234487
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ヤギ同士の感情表現

2019-07-25 08:30:05 | 研究
ヤギの鳴き声は人間の声に非常に似ているだけでなく、仲間に対して感情を表現する際に重要な役割を果たしているとする研究論文がFrontiers in Zoologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。動物が持つ感情の複雑さに対する理解が深まる研究結果だそうです。実験では、研究者らがバケツに詰めた餌を持ってヤギに近づき、うれしそうな声を録音。また、他のヤギが餌をもらっているのに自分だけ餌がもらえていないヤギから、不満そうな鳴き声を録音。そしてこれら2種類の鳴き声を、隠したスピーカーからヤギに聞かせ、その反応を調べたそうです。鳴き声の種類を切り替えると、ヤギは声のする方を向いて歩き回る傾向を見せたそうです。このことから、ヤギは鳴き声に込められている感情を区別できることが示唆されたそうです。さらにヤギの心拍の変化を測定したところ、うれしい鳴き声を聞いた時には気楽でリラックスした状態となり、悲しい声を聞いた時には不安な状態になることが分かったそうです。このことは、群れの中に苦痛を感じているヤギがいる場合、もしくは満足しているヤギがいる場合、周囲にいるヤギにも波及効果をもたらすことを意味しているとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3234512
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小惑星リュウグウの大きさ

2019-07-24 08:30:09 | 宇宙
探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が着地に成功した小惑星「リュウグウ(Ryugu)」の大きさを地上の建造物と比較した図(AFPBB NEWS)。

https://www.afpbb.com/articles/-/3234810
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ライチョウは今世紀末に絶滅の恐れ

2019-07-23 08:30:42 | 研究
国の特別天然記念物のニホンライチョウが、地球温暖化の進行に伴い、現在多く生息する北アルプスから今世紀末にほぼ絶滅する恐れがあるとする論文がBMC Ecologyに掲載されたそうです(読売新聞オンライン)。ライチョウが生活環境とする高山植物の群落が激減するためだそうです。環境省によると、国内のライチョウは中部山岳の高山帯に生息。推定生息数は1980年代は計約3000羽だったが、現在は北アルプスのほか、南アルプスなどの計2000羽以下に減少したとされるそうです。キツネやテンなど捕食動物の高山帯への進出も減少の理由とされているとのことです。研究では、北アルプス中南部でライチョウがすみかや餌としている高山植物に対し、気温や降雪量などがどのように影響するかに着目。現在のペースで温暖化が進めば、2081~2100年に気温は2~4度上昇、降雪量が減るなどと予測。高山植物の分布から割り出すと、ライチョウが生息できる区域は現在の0・4%に。また、根元に巣を作るハイマツのほか、稜線上で強風に耐える種類など、色々な高山植物が分布する場所に生息する確率が高いことも分かったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190710-OYT1T50347/
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現生人類の化石

2019-07-22 08:30:19 | 研究
ギリシャ南部の洞窟で見つかった頭骨の化石は21万年以上前の現生人類(ホモ・サピエンス)だとする研究成果がNatureに掲載されたそうです(読売新聞オンライン)。アフリカ大陸の外で見つかった現生人類の化石としては最古で、欧州への到達は従来の説よりも16万年以上遡るそうです。現生人類が早い時期にアフリカを旅立ち、中東だけでなく欧州にまで広がっていた可能性があるとのことです。現生人類の化石は、モロッコで発見された約30万年前の頭骨などが最古とされるそうです。これまでアフリカ以外では、イスラエルで見つかった17万7000~19万4000年前の顎の化石が最古だったとのことです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190713-OYT1T50196/
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