超小型の望遠鏡を内蔵し、視力を上げると同時に、片目をウインクをすることで見ているものを拡大したり、縮小したりすることが可能なコンタクトレンズが開発中だそうです(AFPBB NEWS)。レンズは、利用者のまばたきではなく「ウインク」に対応するスマートグラスとセットになっているそうで、これらを使用することで、通常の視界と物を拡大して見る視界の間を無理なく自然に行き来することができるそうです。
豊橋創造大学大学院健康科学研究科では、「第四期入試」を下記の要領で実施することとなりました。平成27年度から大学院生活をスタートさせるためには最後のチャンスになります。本日から願書受付が始まりました。詳細はメールでお尋ねください。
出願期間 平成27年2月27日(金)~平成27年3月5日(木)
入試日 平成27年3月10日(火)
合格発表 平成27年3月14日(土)
社会人選抜入試、シニア対象入試も同時に実施します。
http://www.sozo.ac.jp/department/health-science/examination.php
まずは、連絡ください。
メールアドレスは
goto「アット」sozo.ac.jp 「アット」の部分を@に変えてください。
連絡をお待ちしています。
出願期間 平成27年2月27日(金)~平成27年3月5日(木)
入試日 平成27年3月10日(火)
合格発表 平成27年3月14日(土)
社会人選抜入試、シニア対象入試も同時に実施します。
http://www.sozo.ac.jp/department/health-science/examination.php
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アマチュア天文愛好家らが火星上空の高高度で発見した奇妙な雲状のプルーム(煙流)により、火星大気の組成に関する謎が深まっているとの研究論文が、Natureに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。この現象は2012年3月12日、火星上の「明暗境界線」上空で観測。明暗境界線とは、星表面の光が当たっている部分と当たっていない部分の境目のことだそうです。論文によると、1つ目のプルームは、約10時間かけて形成され、その約11日後に消失。その間、プルームの形状は次第に変化し、「2つの丸みを帯びた突起物」から複数の柱状になり、最終的には合体して1本の「指」の形になったそうです。2つ目のプルームが出現したのは2012年4月6日。ほぼ同じ場所でみつかり、約10日後に消えたということです。これら2つのプルームは、南北および東西の方向に500キロ~1000キロの範囲に広がっていたとも。論文によれば、これらのプルームは火星南部の起伏の多い高地の一部、キンメリア大陸(Terra Cimmeria)上空、高度約200~250キロに達する高高度に出現したそうです。火星では現在、水と火山活動の痕跡を探すための詳細な探査が行われている。理論上、この2つの要素をめぐっては、何らかの形の生命を育んだ可能性があるとされているそうです。この現象、火星上層大気に関する現在の理解に反しているということは間違いないようです。
紅茶に含まれる苦み成分に、骨が壊れるのを抑える働きがあることをマウスの実験で確認したという論文がNature Medicineに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。骨には、カルシウムでできた硬い組織を作る「骨芽細胞」と古くなった組織を壊す「破骨細胞」があり、バランスを取って骨の量・強度を調節しています。加齢などにより破骨細胞の働きが相対的に高まると、骨粗鬆症が発症します。破骨細胞が過剰になった骨粗鬆症のマウスに、紅茶の苦みや赤い色の成分に含まれるポリフェノールを3日に1回ずつ注射したところ、3週間後には破骨細胞が減り、骨の強度もほぼ正常になったそうです。ただ、1回分の投与量を体重60キロの人がまかなうには、紅茶を一度に60杯飲む必要があり、ふつうに飲んでも改善は見込めそうもないとも。
オーストラリアで、中国から輸入された冷凍のミックスベリーが原因とみられるA型肝炎患者が発生したそうです(AFPBB NEWS)。これまでに、New South Wales州とVictoria州で4件のA型肝炎感染が確認され、感染に関連して「Nanna's」と「Creative Gourmet」ブランドで販売されていた冷凍のラズベリーとミックスベリーが回収されているそうです。袋詰め作業が行われた中国の工場が不衛生だったことや、汚染された水が使われていたことが原因と指摘されているそうです。感染はその後、Queensland州、Western Australia州にも拡大し、感染例は政府がこれまでに確認しているだけで、少なくとも13件に上っているそうです。
喫煙が原因で起こる脳の外層への損傷は、禁煙後に回復させることが可能かもしれないとの研究論文が、Molecular Psychiatry掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。英北部Scotlandに住む70代の人々500人を対象に実施した脳スキャンで、加齢による大脳皮質薄化と喫煙との間に関連性が確認され、被験者グループ内の元喫煙者の大脳皮質が、禁煙後に毎年、部分的に回復したように思われると指摘。大脳皮質が禁煙後に回復する可能性が示されたのは初めてとのことだとも。
神経回路が選択的に形成・維持されるのに必須なタンパク質が発見されたそうです(財経新聞)。マウスを用いて、神経細胞が分泌するC1ql1と呼ばれるタンパクが、生後発達時の小脳において正しいシナプスを選択的に強化することを発見したというもの。また、成熟後にC1ql1を除去すると、いったん形成されたシナプスが失われ、小脳神経回路による運動学習が著しく障害されることも明らかになったそうです。C1ql1に類似したタンパクは小脳以外のさまざまな脳部位にも存在し、それぞれの神経回路において機能すると考えられるそうです。このため、同研究の成果は、記憶障害や精神疾患の原因解明と治療法開発に役立つことが期待されるそうです。
1型糖尿病の治療薬として試験段階にある「スマートインスリン」について、マウス実験で有効である可能性が示されたとする研究論文が、Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)に掲載されたそうです。1型糖尿病の人は、血糖値を常に監視し、必要に応じてインスリン注射を打って血糖値をコントロールする必要があります。血糖値をうまくコントロールできないと、心臓疾患や失明などの合併症を引き起こすことがある他、死に至ることも。「Ins-PBA-F」と呼ばれる薬剤は、自然に分泌されるホルモンを化学的に組み換えたもで、持続時間は14時間。1型糖尿病のマウスを使った実験では、Ins-PBA-Fの1回投与で、食事摂取量相当の糖分が与えられたマウスの血糖値を自動的に繰り返し下げる可能性があることが示されたそうです。今後、最短で2年後の臨床試験開始を視野に入れているそうです。
肥満の遺伝的要因に関する新たな手掛かりが、過去最大規模のDNAの調査で数多く確認されたという論文が、Natureに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、肥満の複雑なプロセスに関わる遺伝子変異のうち、これまでに確認されていなかった100種類以上が見つかったそうです。国際研究チーム「Genetic Investigation of Anthropometric Traits (GIANT)」は、50万人を対象としたゲノムと体脂肪率の比較を行い、その関係性を検討。この調査では「ウエスト/ヒップ比」と呼ばれる肥満の診断基準に関連する49種の遺伝子変異が見つかり、うち33種は、これまで確認されたことのないものだったそうです。また同誌に掲載の別の研究論文によると、ゲノム上の97領域が肥満に何らかの影響を与えていることが判明。このうちの56領域については、これまで明らかになっていなかったとも。これら領域の多くは、脳の伝達機能や食欲の調整、エネルギー消費に関わる遺伝子だそうです。世界保健機関(World Health Organisation、WHO)によると、世界の肥満人口は、1980年~2008年の間に約2倍に増加したそうです。また、過体重や肥満が原因で死亡する成人は毎年280万人を超えており、5歳未満の幼児約4200万人が肥満と考えられているとも。
新しく生まれた嗅細胞は7~14日目に匂い入力がないと、既存の神経回路に組み込まれずに細胞死に至ることを明らかにした論文がJournal of Neuroscienceに掲載されたそうです(財経新聞)。匂いを感知する嗅細胞は毎日古くなったものが死に、新しい細胞が生まれるというサイクルを繰り返しているそうです。新しい嗅細胞は既存の神経回路に組み込まれるため、古い細胞が失われても嗅覚が失われることはないが、その詳細なメカニズムは解明されていなかったそうです。今回の研究で、マウスに嗅細胞を全て除去した後に、新しく生まれた嗅細胞のみを観察。その結果、古い細胞の除去から28日後には新しい嗅細胞で完全に置き換わっていることや、新しい嗅細胞ができてから7~14日の間に匂い入力がないと細胞が成熟せずに死んでしまうことが分かったというもの。今後は、適切な時期に嗅覚障害患者に匂い刺激を与えることで嗅上皮再生を促進させるリハビリに繋がると期待されているそうです。