今日は10月31日。もう10月も終わり、2010年もあと2カ月を残すだけとなりました。そういう時期に日本列島にやってきた季節外れの台風が去りました。当初、大雨の被害で復旧作業中だった奄美大島を直撃するのではないかとか、関東地方に上陸するのではないか、上陸しなくても大きな被害をもたらすのではないかと予想されていました、どうやら大きな被害は報告されていないようです。沖縄近海にあった時には中心気圧が非常に低く、大きな勢力を持っていましいたが、やはり日本列島を覆うつめたい空気は、台風の勢力を急速に弱めるのに役立ったようです。とにかく、先週は寒かったので、日本上空だけでなく、日本近海の太平洋の海水温も台風の勢力を弱めてくれたのでしょうか。台風一過。通常、台風の翌日は晴天に恵まれるのですが、どうやら今日はそうでもなさそうです。また、太陽ははっきりと望めないようです。気温もあまり上がらないようです。何となく、日本社会の閉塞感を表しているような天気です。それにしても、日本政府や民主党がどうもおかしいような気がします。中国との関係や事業仕分け。中国との関係では完全に小国ですね。別に小国でも良いのですが、小国ですよと国際社会にアピールしているような感じを受けます。また、政府・民主党の事業仕分けは、茶番ですね。第1弾、第2弾も違和感を覚えていましたが、今回はさらにお遊び?と思わせるような印象です。あの高圧的な態度とそれに対する民主党の政務官や副大臣とのやりあい。なんでしょうか。相変わらずの根拠のない事業の縮小や廃止という判定ですね。また、特別会計をどうこうするには法律を変えなければならないということですので、今回の仕分けは実現するかは微妙でしょう。天気も日本の政治もはっきりしませんね。
地球以外の星に知的生命体が存在するかどうか?随分前からいろいろな議論があったと思います。その中での未確認飛行物体UFOの目撃情報や宇宙人との遭遇の話。これだけ科学技術が発展しても、未だに解決していませんね。ある意味不思議な分野という感じがします。さて、こうした地球外の知的生命体からの信号を求め、世界11か国の天文台や大学など17機関が、11月5日から、一斉に電波望遠鏡や高感度アンテナなどを宇宙の一か所に向ける、「地球外知的生命体探査(SETI)」を始めるそうです(YOMIURI ONLINE)。史上初の世界合同観測で、地球外生命を見つける可能性を高めるということです。SETIは1960年に米国で始まったそうです。星などからの電波や光とは違うパターンの信号を長時間受信できれば、知的生命体からの信号である可能性が出てくるということです。1977年に、米観測機関が、可能性がある電波を長時間観測したが、同じ電波は二度と観測されなかったとも。兵庫県立西はりま天文台の鳴沢真也・主任研究員の呼びかけで、国内最大級の直径32メートルのパラボラアンテナを持つ山口大学のほか、米国や韓国、インド、イタリアなどの研究者らが参加するそうです。果たして知的生命体存在の痕跡を見いだせるでしょうか。また、果たして地球外知的生命体と接触を試みることが、我々に恩恵をもたらすものでしょうか。でも、日本だけでなく世界的に閉塞感が漂っている現代社会においては、地球外生命体に活路を見出す?????さて、どうなりますか。結果も報道されるでしょうか?何ら情報がつかめなかったらこのまま・・・・・。
甲子園を沸かせたハンカチ王子こと早稲田大学の斎藤佑樹投手は、4球団が1位指名し、抽選の結果日本ハムが交渉権を獲得しました。夏の甲子園大会決勝で対決したマー君と同じパ・リーグです。まだ、入団が確定しているわけではありませんが、来シーズンは楽しみが1つ増えました。でも、早稲田大学の3投手が一位指名を受けたということで、びっくりです。予想はされていましたが、この3投手を擁していても六大学リーグで圧倒的な強さかというと・・・・・確かに現在はトップですが2敗していますね。この世代は、非常に有望な選手が多いことが知られています。すでにプロ野球で活躍しているマー君、巨人の坂本、広島の前田健太など。最近、プロ野球はどうも盛り上がりに欠けます。その象徴が、日本シリーズの地上波テレビ中継が無い試合があるということです。球団推薦のスポンサーが辞退したということですが、日本経済の状況もあるのでしょうが、それにしてもこの低迷ぶりは異常とも言えるのではないでしょうか。昔は、スポーツといえば野球、特にプロ野球。基本的に巨人戦でしたが、テレビ中継がない試合はほとんどなかったですね。でも、今ではテレビ中継がある方が珍しい状態になっています。日本人のスポーツに対する興味が多様化したのかもしれませんが・・・・・。昨日のドラフト会議で指名を受けた選手や指名外で入団する選手などで、プロ野球が変わるかも?そんな期待もあるのでしょうか。さて・・・・・。
昨日から一気に寒くなりました。突然の冬の到来ですね。本学は豊川沿いに建っているので、冬になると風、特に北風が強く吹きます。昨日はまさに冬の風が吹き荒れていました。車のドアを開ける際に注意していないと、というくらいでした。一気に気温も下がり、夜は暖房が欲しいくらいでした。まだまだ夏物の衣服で衣替えには程遠いというような陽気だったので、皆さんもあわてて冬の衣服を出したのではないかと思います。この冬風のように、永田町や国会でも何やら怪しい風が吹き荒れているようです。仕分け第3弾も今日から始まり、民間企業の輸出代金などの損失を補填する貿易再保険特会や労働保険料を原資とする労働保険特会で行う「ジョブカード制度」関連など5事業を廃止と判断したそうです。こうした廃止は、本当に妥当なのでしょうか。また、廃止することによって、だれか不利益を被る人はいないのでしょうか。特にそんなことは気にする必要はないということで仕分け作業を行っていると思いますが、事業を廃止するとなると、その事業に係る人が職を失い、物や金が動かなくなるということですね。こうした不景気の真っただ中にあり出口が全く見えない日本において、仕分けはある意味掛けではないかとも思います。でも、本当に無駄であれば別ですが・・・・・。
抗生物質が効かない多剤耐性菌。こうした多剤耐性菌が増加しているのは皆さんもご存じかと思います。アシネトバクターやほとんどの抗生物質を分解するNDM1酵素を持った大腸菌などが国内でも確認されています。こうした多剤耐性菌に効果的な抗生物質として、60年前に日本で発見された抗生物質が有効だというのです。この抗生物質とは、1950年に福島県内で採取された土壌細菌から発見されたコリスチンだそうです。大腸菌や緑膿菌などに効果があるものの、過剰投与すると神経障害や腎臓障害などの副作用があるというものです。1970年代まで盛んに使われたが、その後は使われなくなり、1990年代に国内での製造が終了し、承認も取り消されたそうです(YOMIURI ONLINE)。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は、このコリスチンを多剤耐性菌への使用に限って復活させる方針を決めたそうです。グラクソ・スミスクライン社が臨床試験を始めているそうで、優先的に承認審査を進めるそうです。これもいたちごっこの一環なのでしょうか。どうすれば、根本的な解決へ向かうことができるのでしょう。でも、とりあえずは、一安心?でしょうか。
理化学研究所が日本人男性1人の全遺伝情報(ゲノム)を解読し、米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に発表したそうです(毎日jp)。日本人のゲノムが解読され、報告されたのは初めてということです。この解読には血液から採取したDNAを使い、DNA読み取り装置「次世代シークエンサー」により約5カ月間かかった。遺伝子は塩基と呼ばれる4種類の化学物質の配列で決まり、人間は約30億塩基対があるそうです。最初に各国が協力してヒトゲノムの解読を終えた際には13年かかったそうです。しかし、最新の読み取り装置を使うと2週間弱で解読できるようになるそうです。研究チームは、このように簡単にゲノムの解読が進めば、今まで見過ごされていたような病気に関連する遺伝子の個人差がまだまだ多数見つかるだろうと推測しています。こうした個人差は今回の研究でも約313万カ所検出されたそうです。しかも、これらのうち39万カ所は新たに見つかったものだったそうです。こうしていけば、病気につながる特定の遺伝子配列が発見されるかもしれません。ゲノムの解読からポストゲノム時代に入ったと思っていましたが、解読されたと言ってもまだまだやるべきことはあるということなのでしょう。
ダイエット目標値を分析・表示する体重計が売る出されるそうです。オムロンの子会社で健康機器大手のオムロンヘルスケアが11月1日に発売する「カラダスキャン HBF―207」。液晶画面に映し出される毎日の目標体重をクリアし続ければ、1カ月で体重を2%カットできる仕組みだそうです。当然ですが、こうしたプログラムを内蔵した体重計は業界初ということです。皆さんもご存じのように、人間の体重が一日で最も軽いのは朝ですね。もちろん、朝というのは一般的な生活をしている人にとっての話です。つまり、前日の夜7時か8時くらいに夕食を摂り、その後就寝して起きた翌朝です。この体重計は、朝に乗ると、計測した基礎代謝などを参考に体重が最も重くなる夜の目標値を算出して表示するそうです。夜に体重計に乗って朝の目標値内に収まっていれば、液晶内のキャラクターがバンザイして祝福してくれるそうです。この体重計の祝福を1カ月間受け続」ければ、体重を2%減少させることができるというものでしょうか。日々達成感を感じて、1カ月間のダイエットを続ける動機付けにするというコンセプトですね。店頭想定価格は税込み9980円だそうです。毎日決まった時間に体重を計測していくということ自体、ダイエットする動機付けになると言われています。規則正しい生活習慣も重要だということだと思います。そこへ、目標体重を設定してくれる、しかも無理のない目標をということです。 自分との闘いであるダイエット。その応援団が体重計でも心強い?かもしれませんね。
NASAは昨年10月、無人探査機「エルクロス」を使って月の探査をしていたのですね。全く覚えがありませんでした。その探査では、月の南極にあるクレーターにぶつけ、舞い上がった噴煙を観測したそうです。その結果、銀や水銀、アンモニアなど、予想以上に多くの物質が含まれていることがわかったそうです(YOMIURI ONLINE)。こうした物質は、隕石などで月に運ばれてきたと考えられているようです。ただし、残念ながら銀は採掘できるようなまとまった形では存在しないということですが、ひょっとするとひょっとしますよね。でも、月の開発はどこの国が?きっと、ここでも問題が発生するのではないかもしれませんね。資源が豊富だと分かったらですが。研究チームによると、月の土壌は予想以上に変化に富み、調査したこの場所はまるで元素の宝箱のようだと述べているということです。また、今回の詳細な分析で、噴煙には155キロ・グラムの水も含まれており、全体の重さの約5・6%を占めていることもわかった。乾燥しているようなイメージでしたが、わずかに水が含まれているのですね。
父親ラットが脂肪分の多い餌を摂取していた場合、生まれた子ラットの雌は血糖値を下げるホルモン「インスリン」を出す細胞に異常が見られ、糖尿病予備群の状態になることを、豪州の研究チームが突き止めたそうです(毎日jp)。しかし、これは遺伝的要因ではないというのです。父の生活習慣が子の糖尿病の発症、進行に結びつくことを示した研究は初めてだということで、「ネイチャー」に掲載されたそうです。研究チームは雄ラットを生後4週目から高脂肪食、普通食の2群に分け、14週目に普通食で飼育した雌と交配。高脂肪食の雄は普通食群より約3割体重が重く、インスリンの効きが悪く血糖値が下がりにくいなど糖尿病予備群の状態になったそうです。父親が肥満や糖尿病だと、生まれた娘も肥満などになりやすいという先行研究を参考に、研究チームは雌の子ラットだけを対象に比較。体重や空腹時の血糖値に違いはなかったが、高脂肪食ラットを父に持つ雌は、普通食ラットを父に持つ雌と比べ、生後6週目から食後の血糖値が上がりやすく、インスリンの分泌も少なかったそうです。さらに、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のβ細胞を調べると、β細胞の占める面積が減り、特に大きめのβ細胞の数が減っていたというのです。父親の高脂肪食が雄の子に与える影響は明らかでないということですが、糖尿病の発症や世界的な患者増加といった問題に関して、父親の役割の重要性を示唆する結果だとしています。世の男性は気をつけないといけませんね。
総務省がまとめたトラフィック(通信量)からみた2009年度の通信利用状況によると、携帯電話から発信した割合が初めて全体の50%を超えたそうです(ASAHI.COM)。通信回数は前年比2・3ポイント増の51・0%、時間は同3・3ポイント増の52・9%。音声通信の主役が固定電話から携帯に代わったことが浮き彫りになったということです。また、インターネット・プロトコル(IP)電話からの発信割合も、回数が同1・4ポイント増の8・9%、時間が同1・1ポイント増の10・5%と、規模は小さいものの堅調な伸びているそうです。一方で、固定系(加入電話、ISDN)からの発信割合は回数が同3・5ポイント減の38・9%、時間が同4・2ポイント減の33・5%となり、利用の減少に歯止めがかからない状況だそうです。確かに、電話をかける場合、固定電話より携帯電話を使う頻度が高いですね。受けるのも、圧倒的に携帯電話が多いです。固定電話は公衆電話と同じように、徐々に消えていくのでしょうか。また、固定系、移動系とIPを合わせた総通信回数は同2・2%減の1112億4000万回、総通信時間は同1・1%減の41億6000万時間でともに減少したそうです。メールの普及でしょうね。手紙が減り、固定電話へ移行し、さらに個人が特定できる携帯電話へ移り、しゃべるより簡単なテキストと絵文字によるメールへと変化しているのですね。コミュニケーションは今後どうなっていくのでしょうか。