健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大晦日

2017-12-31 08:30:33 | 日記
今日は12月31日です。残すところあと数時間で、平成29年(2017年)も終わりです。どのような一年でしたでしょうか。平成30年(2018年)もよろしくお願いします。
皆様よいお年をお迎えください。
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ベートーベン・マウスの聴力障害を回避

2017-12-30 08:30:24 | 研究
遺伝性の難聴により聴力を失う「運命」にあったマウスに遺伝子編集技術を用いて、聴力障害を回避させたとする研究論文がNatureに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。難聴を引き起こすDNAを持つ生まれたばかりマウスの聴覚細胞に対して、CRISPR-Cas9と呼ばれる遺伝子改変技術を用い、徐々に聴力を失わせる変異遺伝子を「無機能化」させたというもの。生後4週間の時点では、治療が施されなかったマウスは、交通騒音の音量に相当する80デシベルの音を聞き取れなかったそうですが、治療を施したマウスは、人間の普通の会話音量に相当する65デシベル以下の音を聞き取れたそうです。さらに生後8週間では、治療しなかったマウスは、通常のマウスならば驚くような突然の大きな音にも反応しなかったそうです。治療を施したマウスの耳では、治療しなかったマウスに比べて聴覚をつかさどる有毛細胞がずっと健全だったそうです。有毛細胞は遺伝子TMC1が変異すると機能しなくなるそうです。研究に用いられた一部のマウスは、後天性の難聴に見舞われたベートーベンになぞらえられたものだそうです。将来的には人の難聴治療への応用も期待されるということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3156212
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骨ネジ

2017-12-29 08:30:16 | 研究
骨折の治療で、自身の骨をネジ状に加工して患部の固定に利用する手術を2007年以降実施し、成果を上げているという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。産官学連携で試作した加工機も公開されたそうです。2004年に骨ネジを使った骨折治療構想を立案。2007年から手や足、膝などで小さな骨折をした10~60歳代の患者に対して12例の手術を実施。骨ネジは、腰やすねの骨から、おおむね長さ約35ミリの骨を採取し、精密加工機でネジに成形し、骨折部を接合する際に使うそうです。医師は牛骨などで訓練し、手術室で、プログラムを入力した加工機を使い約1時間かけて骨ネジを製作。これまでの手術で、術後1年以上がたった8例中7例、1年未満の4例中3例は経過が良好ということです。残る2例では、骨を採取した部分が退院後に骨折するなどの事態になったが、手術の影響かどうかは不明だそうです。骨ネジは患者自身の一部のため、術後は周囲の骨と同化し、金属ネジで必要な除去のための手術をしなくて済むというもの。金属ネジに比べて安価で、医療費抑制の効果も期待できるそうです。骨ネジは金属ネジに比べて強度は低い面もあるが、加工機の精度を高め、加工の際に壊れないようにするそうです。試作機は1本の骨ネジを15分ほどで製作でき、所要時間は従来の4分の1に短縮。試作機での臨床研究は2019年度に開始する予定だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171216-OYT1T50016.html
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大学院入試第三期の案内

2017-12-28 09:19:56 | 研究
豊橋創造大学大学院健康科学研究科修士課程健康科学専攻では、下記のように第三期入試を実施します。
本研究室でも大学院生を募集しています。

入試日:社会人選抜入試三期・一般入試三期:平成30年 2月8日(木)

出願期間:平成30年1月19日(金)~平成30年2月6日(火)

合否通知日:平成30年2月16日(金)

なお、現時点で本学公式HP掲載情報は間違っています。本情報が正しいものです。
この入試は、教育訓練給付金制度の利用が可能です(一定の条件を満たすことで最大96万円が給付されます)。本制度の詳細は下記ページをご参照ください。
http://www.sozo.ac.jp/departme…/health-science/…/2015/160226

不明な点は本学入試広報センター(TEL 050-2017-2100, E-mail kouhou@sozo.ac.jp, http://www.sozo.ac.jp/outline/contact)までお問い合わせください。

大学院に入って骨格筋の研究をしましょう。
応募をお待ちしています。
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国産レアアースでLED

2017-12-28 08:30:23 | 研究
日本近海の深海底の泥に含まれる「レアアース(希土類)」を実用化する構想が浮上しているそうです(YOMIURI ONLINE)。発光ダイオード(LED)の材料に国産レアアースを使うという取り組みだそうです。官民一体となって、2020年東京五輪・パラリンピックに合わせた製品化を目指すそうです。レアアースは日本最東端にある小笠原諸島・南鳥島(東京都)周辺の水深5000メートル超の深海泥に高濃度で含まれるそうです。埋蔵量は国内需要の200年分以上とされ、日本が資源大国になれるチャンス(政府関係者)とされるとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171218-OYT1T50066.html?from=ycont_top_txt
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千島海溝の地震

2017-12-27 08:30:59 | 研究
政府の地震調査委員会は、北海道の南東沖から千島列島に延びる千島海溝沿いで、巨大津波を伴うマグニチュード(M)8・8以上の海溝型地震が30年以内に発生する確率は7~40%と発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。2011年の東日本大震災を受け、過去最大級とみられる17世紀の地震で起きた津波による堆積物の調査結果を反映、想定する最大級の地震規模を、従来(M8・3)の5・6倍以上に引き上げたそうです。津波や揺れによる被害想定は内閣府が作成中で、調査委は津波の高さを算定していないそうです。17世紀の地震に関する研究では、道東部太平洋側の沿岸に高さ10~15メートルの津波が押し寄せ、浸水域は沿岸から1~4キロ・メートルまで達したと推定されているとも。岩手県の一部にも高さ4メートル程度の津波が来るとする計算結果もあるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171219-OYT1T50038.html?from=ycont_top_txt
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北極の温暖化

2017-12-26 08:30:55 | 研究
北極圏では地球上のその他の地域に比べて2倍速いペースで気温が上昇しており、急速な温暖化が「新たな常態」となっていると指摘する国際科学調査報告書が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この報告書は、米国海洋大気局(NOAA)の年次報告書「北極圏報告カード(Arctic Report Card)」2017年度版で、北極の氷の融解がさまざまな環境変化を引き起こしており、世界的に影響を及ぼしていると警鐘を鳴らしているそうです。北極圏で現在起きている「人類史上空前の変化」により、海面上昇が加速したり、異常気象事象の発生頻度が上昇したりするだろうとしながら、「一年中氷で覆われた地域だった数十年前の状態に戻る兆しは全く見えない」ことを説明。2016年10月から2017年9月までに冬季海氷面積は観測史上最低水準にまで減少し、また気温も現代において2番目に高い水準に達したということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3155246?cx_position=6
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トンガ沖に出現した新島と火星探査

2017-12-25 08:30:15 | 研究
米国航空宇宙局(NASA)は、3年前に海底火山の噴火により南太平洋の島国トンガの沖合に出現した島が、火星において生命現象がどう展開し得たのかを探る手掛かりを与えるかもしれないとの見方を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。フンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga Hunga Ha'apai)と呼ばれる島は2014~15年にかけて、トンガの首都ヌクアロファの北東沖およそ65キロの海底から出現。科学者らは当初、数か月で消滅すると考えていたが、NASAによれば、火山爆発の際に温かい海水と火山灰が混じってコンクリートのような地質になったとみられ、新島は予想以上に持ちこたえたというのです。ただ、出現時の島は幅1キロ、長さ2キロ、高さ100メートルほどだったものの、現在はかなり浸食が進んでおり、6~30年ほどで消滅するものとみられているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3155322?cx_position=4
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人為的気候変動

2017-12-24 08:30:20 | 研究
2016年に記録された、世界平均気温の過去最高値更新、アジアの猛暑、米アラスカ州沖の海水温上昇などの異常事象の原因は、化石燃料の燃焼といった人的活動に起因する地球温暖化の進行以外に説明がつかないとする研究結果がBulletin of the American Meteorological Societyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。「Explaining Extreme Events in 2016 from a Climate Perspective」と題された報告書によると、気候変動がなければ発生しなかったと考えられる異常な天候事象が初めて特定されたということです。人為的な気候変動の関与についてはこれまで、特定の洪水、干ばつ、嵐、熱波などの発生確率を上昇させると考えられていたそうですが、唯一の発生原因ではないと考えられてきたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3155447?cx_position=1
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イッカクが脳損傷の恐れ

2017-12-23 08:30:09 | 研究
頭部に特徴的な牙を持つことから「海のユニコーン」の異名をとるイッカクは、人間の活動によるストレスに対して「憂慮すべき」反応を示すことを明らかにした研究結果がScienceに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。このストレスで脳損傷を引き起こす恐れもあるそうです。イッカクは恐怖に駆られると、呼吸を止めたまま高速で海の深いところへと泳ぎ去ろうとするそうですが、この時の心拍数は毎分60回から同3~4回にまで低下することが今回の研究で明らかになったそうです。イッカクの潜水による逃避行動では、必要となる酸素量が供給量の97%に及び、有酸素潜水の限界を超えて、筋肉、肺、血液などに蓄えられている酸素が枯渇し、嫌気的代謝に移行することが多いそうです。一方、通常の潜水では、継続時間と水深が同じだったとしても、消費される酸素はその蓄積量の約52%にとどまり、心拍数も毎分約20回に下がる程度だったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3155094?cx_part=top_category&cx_position=2
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