脂肪を溶かすスキンパッチ(貼り薬)の開発に成功したとする論文がACS Nanoに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。このスキンパッチはナノテクノロジーを利用して体内の代謝を上げ、エネルギーを蓄積する白色脂肪をエネルギーを燃焼する褐色脂肪へと変化させることができるそうです。マウスを使った4週間の実験では、スキンパッチが貼られた部分の脂肪が20%減少したということです。薬の成分は人の髪の毛の400分の1ほどの細さに相当する直径約250ナノメートルのナノ粒子に入れられているそうで、皮膚に刺さる微細な針数十本が付いた指先大のスキンパッチに、これらのナノ粒子が仕込まれているそうです。この仕組みにより、薬の成分は持続的に浸透させることができるそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3143315?cx_position=18
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