欧米諸国ではから大人気の「ギリシャヨーグルト」。ですが本国ギリシャで、その名を聞いたことがある人はほとんどいないそうです。これに関するニュース(AFPBB NEWS)を紹介します。確かに、米国のスーパーマーケットに行くと「ギリシャ」という名称が入ったヨーグルトがたくさんあったような気がします。外国で『ギリシャヨーグルト』として知られているものは、ギリシャでは『ストラギスト』(水切りしたもの)と呼ばれているそうです。ギリシャ独特のヨーグルトの秘密は「ミルクにある」そうです。牛乳から作るギリシャヨーグルトは、クリーミーでタンパク質が豊富な一方、脂肪分は少ないのだそうです。そのため、健康意識の高い消費者の間で評価が高まっているそうです。欧米で地中海式ダイエットの人気が広がっていることも、ギリシャヨーグルトをポピュラーに。一方、マーケティングの観点では、ギリシャ政府からも同国企業からも「ギリシャヨーグルト」の名称を登録しようとの動きはなく、「ギリシャヨーグルト」の名称は自由に使える状況となっているそうです。
大学評価。大学人にとっては気になる言葉です。先日、大学基準協会と日本高等教育評価機構が平成25(2013)年度「大学評価」を発表したというニュースが報道されていました(朝日新聞)。大学基準協会では、対象となった大学、大学院など70校のうち、11校を「不適合」としたそうです。その理由は、専任教員数の不足や、定員に対する入学者数比率の低さだそうです。また、6法科大学院と2010年度評価で「保留」とされた4大学も「不適合」だったようです。また、日本高等教育評価機構も37校の結果を発表し、1校を「不適合」としたそうです。ちなみに、評価に法的拘束力はあrません。ですが・・・・・。
日本のプロ野球が昨日開幕しました。スポーツと言えばプロ野球という環境で育った世代にしてみると、いよいよ「春」という感じがするのは私だけでしょうか。今年のペナントレースはどうなるか気になるところです。その一方で、プロ野球のテレビ中継が少なくなっているのも気になります。昨日は、巨人戦のテレビ中継がありましたが・・・・・。最近の傾向として、テレビで放送されないと盛り上がりにかけるようになってしまう傾向にあるような。世の中のトレンドに対してテレビは大きな影響力を持っているようですので。実際、プロ野球に興味がないという若者が増えているような印象も。
ホウレンソウに含まれている天然化合物には食間の食欲を減らす効果があり、肥満の予防に役立つかもしれないとする研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。その天然化合物とは「チラコイド」。チラコイドは、腸の上部だけで消化される傾向のある加工食品に対して、異なる作用を及ぼすそうです。またこの化合物により、われわれを満腹だと感じさせる複数の主なホルモンの脳への放出が修飾されるとも。青葉に存在する化合物チラコイドは、脂肪の消化を遅らせる作用があるそうで、消化に要する時間が増えるようです。ですが、ホウレンソウをそのまま食べるだけでは十分でないそうです。ホウレンソウをつぶしてろ過し、遠心分離機にかけ、ホウレンソウの細胞からチラコイドを抽出することが必要だそうです。なぜなら、人間の体は、生のホウレンソウから直接チラコイドにまで分解することはできないからだということです。
ここ数年、アスピリンを用いたがん予防の臨床試験の報告が相次いでいるそうです(産経新聞)。日本でも先月、厚生労働省研究班がアスピリンの大腸ポリープ(腺腫)抑制効果を明らかにしているそうで、大腸がんの予防につながることが期待されているそうです。がんの予防には主に、ライフスタイルの改善などでがんになる人を減らす「第1次予防」と、早期発見・治療でがんから治る人を増やす「第2次予防」があるそうです。アスピリンなどの化合物を用いてがんになることを減らす「化学予防」は1次と2次の中間の「1・5次予防(先制医療)」と位置付けられるそうです。アスピリンは欧米で実施された複数の臨床試験で、がんによる死亡リスクを低下させる効果があると報告されているそうです。中でも、英オックスフォード大のチームの研究が有名で、2010年に医学誌『ランセット』に掲載された研究では、アスピリンを5年以上服用した人は、服用しない人に比べ大腸がんによる死亡率が約半分近く減ったことが報告されているそうです。日本でもアスピリンのがん予防効果を探る臨床研究が厚労省第3次対がん総合戦略事業の下、国立がん研究センターや京都府立医大など国内19施設が参加して、平成19年から実施されているようです。その結果、アスピリンを飲んだグループはプラセボに比べ、再発リスクが約40%減少したそうです。ですが、喫煙者ではアスピリンの服用により大腸ポリープが増加することが示されているそうです。また、この結果はアスピリンが大腸がんを完全に予防するというものではないそうですので、注意が必要だそうです。また、アスピリンには消化管出血などの副作用を起こす危険も。ですので、自己判断での服用は絶対にすべきではないそうです。
少し前になりますが「世界結核デー(World TB Day)」の3月24日に、世界では毎年100万人の子供たちが結核を発症しているとする研究報告が、英医学誌「ランセット(Lancet)」に掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。この数字は、これまでの推計の約2倍にあたるそうです。研究チームは、人口データとこれまでの研究論文を基にコンピューターモデルで分析を行った結果、2010年に結核を発症した15歳未満の子供の数が99万9800人に上ることが示唆されたというもの。地域別に見ると、約40%が東南アジア、28%がアフリカに集中していたそうです。また、2010年に多剤耐性結核を発症した15歳未満の子供たちを約3万2000人と推計。多剤耐性結核では、結核菌がイソニアジドやリファンピンなどの治療薬に対して耐性を持っているため、治療が困難となり治療費もかさむもの。WHOによると、2012年にはおよそ45万人が多剤耐性結核を発症し、このうち17万人が死亡しているそうです。
心臓発作による死亡率が男性よりも女性の方が高いのは、女性が心臓病の症状を訴えても不安障害と誤診されてしまうことが多く、救命する上で非常に重要な初期治療の機会を逃しているためだとする研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。急性冠症候群の死亡率にみられる男女差を解明するために、カナダの病院24施設、米国の1施設、スイスの1施設のいずれかに搬送された18~55歳の患者1123人を対象にアンケートを実施し、その回答をまとめたところ、女性回答者の多くが低所得層で、男性よりも糖尿病や高血圧である割合が高く、心臓疾患の家族歴も多かった上、不安やうつのレベルも顕著に高かったそうです。さらに、女性に比べて男性の方が、心電図検査や血栓予防となる線維素溶解の処置をより早い段階で受けていることが分かったそうです。心臓発作は、迅速に処置すれば心筋の損傷を完全に、あるいは部分的に防ぐことが可能で、患者の生命が救われることも。緊急救命室に搬送されてから心電図検査までと、線維素溶解処置を受けるまでの平均時間をみると、男性がそれぞれ15分と28分だったのに対し、女性では21分と36分かかっていたそうです。このような男女差が存在することの主な原因として、女性の不安レベルがより高いことに着目。実際、非心臓性胸痛で緊急救命室に搬送される不安障害の患者は女性が多く、さらに急性冠症候群の有病率を若年層で比較すると、男性より女性の方が低いそうです。
昨日ここで触れたギニアで流行している非常に感染力の高い伝染病は、エボラ出血熱だと確認されたそうです(AFPBB NEWS)。この病気によるこれまでの死者は、59人に上っているそうです。ギニア保健省によると、6週間前に初めて観察された下痢や嘔吐、出血などの症状を伴うこの病気の正体をギニア国内で特定することはできず、仏リヨンの研究者らがエボラ出血熱だと確認したそうです。世界保健機関(WHO)によると、現時点でエボラ出血熱の治療法やワクチンは存在せず、ウィルスの種類によるそうですが患者の25~90%が死亡するそうです。エボラ出血熱は、患者の血液や排泄物、汗などに直接触れる他、性交渉や患者の遺体を無防備に扱ったりすることで感染するそうです。
先日、西アフリカ・ギニアの保健省が、同国南部で正体不明の病気が発生し、6週間で少なくとも23人が死亡したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。病気の正体については、まだ明確な特定には至っていないというので不気味です。2月9日に発症例が初めて観察された発熱性の病気が、これまでに計36人で確認され、うち少なくとも23人が死亡したというもののようです。死亡患者の中には、病院の院長と職員3人が含まれているとも。症状には発熱、下痢、嘔吐が含まれ、一部の患者には出血も。この病気の症状は、ラッサ熱、黄熱、エボラ出血熱に似ているそうで、感染力は非常に強いそうです。検査用サンプル約30個が分析のためにフランスに送られているそうで、分析結果は「48時間以内に」判明する見込みだそうですので、もう結果が明らかになっているかも。また今後もさらなるサンプルの分析がセネガルの首都ダカールの仏パスツール研究所で行われる予定だという。渡航を予定されている方は特に注意が必要かと。
先日、宮城県は大崎保健所管内(大崎、色麻、加美、涌谷、美里の1市4町)で、大学生ら23人が結核に集団感染したと発表しました(毎日新聞)。1人が発病して一時入院、22人も予防治療を続けているそうで、感染拡大の恐れはないそうですう。宮城県疾病・感染症対策室によると、同管内の大学生の女性(19)が昨年夏ごろからせきなどの症状で医療機関を受診。仙台市の病院が11月25日に結核と診断し、県に届け出。県は女性と接触があった346人に健康診断を実施し、22人が潜在性結核感染症と診断されたというもの。気を付けたいですね。