健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

新3種混合ワクチン接種

2019-03-31 08:30:21 | 研究
麻疹、流行性耳下腺炎)、風疹の新3種混合(MMR)ワクチンの接種によって自閉症の発症リスクが増加することはないと結論づけた研究論文がAnnals of Internal Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。今回の研究では、1999~2010年にデンマークで生まれた子ども全員に相当する65万人以上を、2013年まで10年以上にわたって追跡調査。MMRワクチンを接種した子どもと接種しなかった子どもで自閉症の診断数を比較したところ、両集団に差異は認められなかったそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214462?cx_part=search
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乳がん再発の謎

2019-03-30 08:30:33 | 研究
乳がん再発の謎

乳がんを克服した人には、腫瘍の再発リスクが長く付きまとうそうです。再発は、最初の診断から20年たっても起こり得ると。ですが、中でも再発の危険性が高い人々を特定して治療する助けになる可能性がある最新の研究結果がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。従来、患者の再発リスクを判断するにあたって、診断時の腫瘍の大きさや悪性度、リンパ節転移や患者の年齢などの因子に頼ってきたそうですが、乳がんが再発する割合や、なぜ再発が起きるかについては依然として未知の点が多いそうです。研究では、1977年~2005年に英国とカナダで診断を受けた乳がん患者3000人以上のデータを調査。このうち2000人近くについては、乳がんに関する分子データも含まれていたため、研究チームは腫瘍に関する詳細な情報を入手することができたそうです。調査の結果、最も多く診断される種類の乳がんを患った女性の約25%は、20年以内にがんの再発に見舞われる危険性が42~55%であることが明らかになったそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3215711?cx_part=search
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2030年までに国内使用電力の3分の1を洋上風力発電で

2019-03-29 08:30:58 | 研究
英国のエネルギー・クリーン成長担当相は、2030年までに国内で使用する電力の3分の1を洋上風力発電で賄う計画を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。現在英国の電力で洋上風力発電が占める割合は約7%。英政府は海に囲まれた地理的条件を活用するため、民間と協力して家庭や企業に供給する再生可能エネルギーを増やす考えだそうです。英政府は、2030年までに英国の電力の70%が低炭素エネルギー由来になると予測しており、英国史上初めて再生可能エネルギー由来の電力が化石燃料由来の電力を上回ると予測。今後も洋上風力発電はかつて漁村や漁港として栄えた沿岸地域を活性化するとして、7000マイル(約1万1000キロ)に上る英国の海岸線がもたらすチャンスをつかみたいとしているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3215144
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The 9th FAOPS

2019-03-28 08:30:22 | 研究
The 9th FAOPS

The 9th FAOPS(The 9th Federation of Asian and Oceanian Physiological Societies)と第96回日本生理学会大会の合同学会大会が、今日から3月31日(日)まで神戸国際会議場で開催されます。

https://www.nips.ac.jp/faops2019/
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大気汚染で世界で年間880万人が早死

2019-03-27 08:30:19 | 研究
大気汚染が原因の早期死亡者数は全世界で年間880万人、欧州では79万人に上り、昨年発表された調査結果のおよそ2倍に及んでいることが先日European Heart Journalに発表された論文で明らかになったそうです。昨年発表された大規模な健康調査報告書「世界の疾病負担研究(Global Burden of Disease Study)」によると、PM2.5とオゾンが原因とされる2015年の死亡者数は約450万人。欧州環境庁(EEA)が同じく2015年のデータを基にした発表では、最も毒性の高い3種類の大気汚染物質による早期死亡者数の推定は欧州連合(EU)内で48万人だったそうです。超過死亡数(予測されていた死亡者数より総死亡者数がどの程度増加したかを表す推定値)のうちの40~80%の死因は心臓発作や脳卒中、その他の心臓血管疾患で、これらはスモッグ関連死の要因としてこれまで過小評価されてきたと報告。車両、産業、農業などに由来する毒性汚染物質の混合物によって、早期死亡者の寿命は平均で2.2年早まっているとしているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3215540
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早死にと疾病の4分の1は人為的汚染と環境被害が原因

2019-03-26 08:30:24 | 研究
世界各地での早死にや疾病の4分の1は、人為的な汚染や環境被害が原因だとする報告を、国連(UN)が発表したそうです(AFPBB NEWS)。世界70か国、250人の科学者らが6年をかけて作成した報告書「グローバル環境概観(Global Environment Outlook)」は、スモッグを発生させる汚染物質の排出や飲料水を汚染する化学物質、数十億人の生活に不可欠な生態系の破壊の加速などについて警告。富裕国と貧困国の隔たりがいっそう広がっているとし、先進国の過剰消費や汚染、食品廃棄が、その他の世界の飢餓や貧困、疾病を引き起こしていると指摘。同報告書は汚染が関与している健康に関する緊急事態を列挙。これによると、世界の疾病・失命の約25%を引き起こしているのは劣悪な環境で、2015年だけでも約900万人の死因となっているそうです。また清潔な飲料水を入手できないことによって毎年約140万人が、病原菌に汚染された水や不衛生に起因する下痢や寄生虫病といった予防可能な病気が原因で死亡しているとも。海水に流入している化学物質は、おそらく数世代に及ぶ健康被害を引き起こしており、一方、世界人口のうち約32億人が暮らす地域で、大規模農業や森林伐採が土地の劣化を招いているということでう。また大気汚染による早死には、毎年600万~700万件に上っているとも。さらに食料生産の過程で規制なく抗生物質が使用されていることで、抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」が目につくようになり、21世紀半ばには早死にの原因のトップとなるだろうとも予測。

https://www.afpbb.com/articles/-/3215615
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人体最小の中耳の骨を3Dプリンターで作製

2019-03-25 08:30:38 | 研究
南アフリカの医師らが、3Dプリンターで作製した中耳の人工骨の移植手術に世界で初めて成功したそうです(AFPBB NEWS)。発表によると、人体最小の骨である耳小骨を形成するツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の人工骨を、3Dプリンターを使ってチタンで作製し、自動車事故で中耳を負傷した男性(35)に移植したそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3216042
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使い捨てプラスチックを2030年までに「大幅削減」

2019-03-24 08:30:10 | 研究
ケニアの首都ナイロビで開かれていた国連環境総会は、2030年までに使い捨てプラスチックを「大幅に削減する」と宣言したそうです(AFPBB NEWS)。しかし、任意の宣言であるため、環境団体は危機的な地球汚染への対策としては不十分だと警鐘を鳴らしているそうです。出席した各国代表は長時間にわたる協議を行い、年間800万トンが海に流出するとされる袋やカップ、カトラリーなどの使い捨てプラスチック製品の削減について合意に達したとみられるそうです。宣言では、各国が「持続的でないプラスチック製品の使用と廃棄による生態系への被害に取り組む」とし、「2030年までに使い捨てプラスチック製品を大幅に削減する」と明言したそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3216062
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はやぶさ2のクレーター実験

2019-03-23 08:30:57 | 宇宙
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウの地表面にクレーターを作る世界初の実験を、4月5日に実施すると発表したそうです(読売新聞オンライン)。はやぶさ2から衝突装置を分離し、金属の塊を発射して地表面にぶつけるそうです。5月以降にクレーターかその周辺に着地し、風化していない地下の新鮮な試料の採取を目指すそうです。はやぶさ2は2月22日に最初の着地を行い、地表面の試料の採取にも成功したとみられています。クレーター作製実験では、リュウグウの破片が多数発生して探査機が損傷する恐れもあり、次の難関として成否が注目されているそうです。7月頃には探査ロボットを投下し、11~12月に地球へ向けて出発。試料を地球に届けるのは2020年12月となる見通しとのことです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190318-OYT1T50187/
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新生児の黄疸

2019-03-22 08:30:12 | 研究
新生児の98%が経験するとされる黄疸の状況を正確に測る計測器「ウェアラブル型黄疸センサ」が開発されたそうです(読売新聞オンライン)。額にのせるだけで、時間の経過とともに黄疸の度合いをスマートフォンなどで確認できるのが特徴で、商品化に向けて企業との連携を模索しているそうです。研究グループによると、新生児黄疸は、生まれた直後、血液中の成分「ヘモグロビン」が多く分解され、黄疸の原因となる血中の「ビリルビン」が増えて皮膚などに沈着する症状のことだそうです。日本人のほとんどの赤ちゃんが発症するが、多くは自然治癒するそうです。ただ、重症化すると、ビリルビンが脳に沈着して障害を残すこともあり、治療が必要に。現在、国内の医療機関では、ビリルビン濃度が安定するのを確認するため、新生児を5日程度入院させ、血液検査か専用の機器で濃度を計測しているそうです。今回、開発したのは、幅約3センチの楕円形をした軽量の計測器。新生児は寝返りをせず、安定した計測が可能なことや、額には大きな血管が通っていることから、脈拍の計測なども同時に実施できると考え、額で計測することにしたそうです。血液検査と比べ、負担も少なく、従来の機器より高密着なので測定値の誤差も生まれにくいということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190318-OYT1T50092/
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