日本の国はどこからどこまで?こうしたことはいつ学習するのでしょうか。小学校でしょうね。日本の国境、そんなこと知っていて当然?だと思っていましたが、結構知らないという驚きの調査結果が。青年経済人や若手経営者が加盟する「日本青年会議所(日本JC)」が全国の高校生約400人に地図を示して日本の国境を描かせる調査を行ったところ、正解できた生徒は全体の2%にも満たなかったというのです(MSN産経ニュース)。調査は今年7月上旬から行っい、有効回答数は400人というものだそうです。高校生に千島、樺太と北方四島、日本海、東シナ海(南方)の3つの地図を示して日本の国境を実際に書かせたそうです。少し難しいかもしれませんね。その結果、南方の国境の正答率は26・3%の105人。北方の国境は正解者59人(14・8%)で、日本海の国境を正解したのは37人(9・3%)。全問正解者はわずか7人(1・8%)。自信満々に答えた生徒は少なく、択捉島や与那国島がわからない生徒や竹島と鬱陵(ウルルン)島を取り違える生徒が続出し、「習っていません」と答えた生徒も。あまりにも、日本という国の学習を抑制し過ぎなのでしょうか?日本の国の形や場所、そして範囲ぐらいは正確に答えられるように、もう少し教育内容や方法を考えた方がよいかもしれませんね。
国際宇宙ステーションは地上約400km上空を周回しています。国際ステーションの運用は、当初2016年とされていましたが、2020年まで延長することが決まっています。その後のことは決まっていません。2030年まで延長するなどという考えもあるようですが、老朽化などを考えるといずれそんなに遠くない時期に運用は終了します。運用終了した後の国際宇宙ステーションは?そうです。大きな問題になります。言わば、大きなゴミが地球の周りをまわっているということになります。こうしたゴミは、地球の引力の影響を受けて徐々に落下してきます。小さなゴミは大気圏にと突入すると燃え尽きて、地上に到達するものはほとんどありませんが、国際宇宙ステーションは確実に地表に到達します。ですので、海上に落下させる必要があります。ロシアは15年間運用したロシアの宇宙ステーション「ミール」を、2001年に南太平洋上に落下させることに成功した経験があります。そのロシアは、国際宇宙ステーションを2020年に落下させる計画を持っているそうです(MSN産経ニュース)。
ちょうど一週間後、来週の金曜日(8月5日)に、豊橋創造大学大学院健康科学研究科主催の「第1回健康科学セミナー」を開催します。今回は、世界における宇宙医学研究の第一人者である大阪大学大学院医学系研究科教授の大平充宣先生をお招きして「宇宙医学から見た健康科学」と題してご講演いただきます。人間にとって過酷な宇宙環境で、どのようにしたら健康と体力を維持できるのか。その対策を導きだすことが「宇宙医学」の目的です。いわば宇宙という環境を使った究極の予防医学が「宇宙医学」といえます。宇宙医学研究に興味があり、本研究科でそれを具現化したいと考えている方は参加可能ですのでまずはお問い合わせください。もちろん、研究室見学も可能ですのでご連絡ください。もちろん、参加費は無料です。申込方法などは、豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)をご参照ください。人数把握のため、できるだけ事前に「参加申込書(PDFファイル)」に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにてお申し込みください。
問 合 先:豊橋創造大学教務課 滝澤
TEL:050-2017-2102
FAX:0532-55-0803
E-mail:kyoumu「アットマーク」sozo.ac.jp (「アットマーク」の部分は記号に変更してください。)
その他、詳細は豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)をご参照ください(申込用紙等をダウンロードできます)。
問 合 先:豊橋創造大学教務課 滝澤
TEL:050-2017-2102
FAX:0532-55-0803
E-mail:kyoumu「アットマーク」sozo.ac.jp (「アットマーク」の部分は記号に変更してください。)
その他、詳細は豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)をご参照ください(申込用紙等をダウンロードできます)。
厚生労働省は、2010年の日本人の平均寿命を発表しました(YOMIURI ONLINE)。男性は79・64歳、女性は86・39歳。男性は前年から0・05歳延びて過去最高を更新したものの、女性は0・05歳短くなったそうです。それでも、女性の平均寿命は26年連続で世界1位。男性は前年の5位から4位となったそうです。平均寿命が前年を下回ったのは、インフルエンザ流行で死者が増えた2005年以来5年ぶりだそうです。2010年は記録的猛暑で、女性高齢者を中心に熱中症などで死亡した人が急増したことが平均寿命が短縮した一因とみているそうです。2010年に熱中症で死亡したケースは、女性が前年比約9倍の798人で、統計を取り始めた1964年以来で最多だったそうです。7、8月は暑さが原因とみられる肺炎、心疾患による死亡も前年より1割以上増えたとも。
スペースシャトルが引退し、宇宙開発の一区切りがついた今、新たに日本人宇宙飛行士が誕生しました(毎日jp)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補として訓練を続けていた3人を、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士に認定したと発表したそうです。認定は25日付。JAXAの宇宙飛行士は、退職した2人を含めると累計11人になったそうです。この3人は2009年に候補に選出され、米航空宇宙局(NASA)の施設などで、ISS運用に必要な基本操作や航空機を使った無重力状態での訓練を積んできたそうです。ISSへはロシアのソユーズ宇宙船に搭乗して向かう予定で、2014年以降になる見通しということです。ISSの運用も今後そんなに長いものではないと予想されます。日本として今後の宇宙開発をどのように考えているのかアナウンスが必要なのではないでしょうか。
サンゴの全遺伝情報(ゲノム)を、日本の研究チームが世界で初めて解読したそうです(ASAHI.COM)。解析したのは、沖縄科学技術研究基盤整備機構のチームで、沖縄の海に分布し、サンゴ礁を作るサンゴ「コユビミドリイシ」を調べたそうです。その結果、ゲノムは4億2千万塩基対で、約2万3700個の遺伝子があることが分かったということです。 このサンゴの遺伝子データを、イソギンチャクやクラゲなどの生物と詳しく比較し結果、サンゴの仲間が進化の過程でイソギンチャクと枝分かれしたのは約5億年前と判明したそうです。これまでの化石による研究では、サンゴの登場は約2億4千万年前とされていたので、これまでの推定よりもさらに2億年以上も前にサンゴが誕生したことが推定されるそうです。
一昔前に比べて、子供たちの体格は平均的によくなっていますね。年々良くなっていると考えてもよいともいます。その一方で、肥満とやせが増えているという特徴が見えるそうです。こうした傾向は20年程前も認められていましたが、こうした体格の二極化傾向が強くなっているということのようです。文部科学省の学校保健統計調査(2010年度)によると、11歳男子の肥満の割合は約11・1%、14歳男子では約9・4%と約1割。1970年代後半から肥満の割合は増加傾向にあるそうです。11歳と14歳の女子でも約8~9%が肥満ということです。いつでも好きな物を食べられますからね。昔はコンビニエンスストアなんてありませんでしたし。また、偏食などの食生活の乱れ、さらに睡眠時間や就寝時間、運動不足等もその原因として指摘されています。その一方、やせ形の男子も増えているそうです。11歳のやせ形の割合は約2・6%、14歳では約1・5%。全体に占める比率は少ないものの、増加傾向が強まっているそうです。11歳と14歳女子のやせ形はいずれも約3・1%で、男子と同様に増加しているそうです(毎日jp)。でも、やせの原因は何でしょうね。栄養の偏りなど食生活の乱れが大きな原因なのでしょうか。
今日7月24日正午、一部の地域を除いてテレビのアナログ放送が終了しますね。かなりアナウンスしていたので、多くのテレビやビデオ等の受信機能付き録画装置は地上波デジタル放送を受信できる状態になっているとは思います。現代社会では一家に複数台のテレビと録画装置があると思います。それらの全てが地デジ受信可能となっているかは不明です。おそらく、まずはメインの受信機だけ地デジ受信できるようにしておいて、その他のものは徐々にと考えている方も多いと思います。さて、今日の正午以降どうなるのでしょうか。何事もなく無事に移行できるとは思いますが・・・・・。
あの東京大学でもAO(アドミッション・オフィス)入試を導入すると発表しました(ASAHI.COM)。2012年度から教養学部に新たに設ける英語の授業のみで学位が取得できる国際日本研究コースと国際環境学コースの2コースの入試で導入するそうです。このコースは、外国人や帰国子女、インターナショナルスクールで学んだ受験生が中心になるとみられるということです。入学日は12年10月1日で、学部レベルでは東京大学で初めての秋入学になるそうです。ちなみに、募集は若干名。授業はすべて英語で行うが、日本語や日本文化を学ぶ機会も提供するそうです。入試は、英語による書類審査と面接のみ。一定期間、日本語以外で教育を受けたことを出願資格としているそうです。海外から優秀な学生を集め、キャンパスの多様化を目指す狙いということです。さて、他大学はどうすべきか。黙ってみているだけでは・・・・・・。
最後のスペースシャトル「アトランティス」が、米国東部時間21日午前5時57分(日本時間午後6時57分)、13日間の任務を終え、ケネディスペースセンターに無事着陸しました。1981年の初飛行から30年にわたって世界の宇宙開発に貢献したシャトル計画はこれで完全に終了です。135回のフライト。今後はロシアのミールが国際宇宙ステーションの活用に置いて主役となります。米国は国際宇宙ステーションからすぐには撤退しませんが、宇宙開発は国際宇宙ステーションから火星や月面基地へ移行するようです。日本は物資を供給するHTVを運用していますが、ヒトを運ぶのはミールだけになります。今後の宇宙開発はどうなるのでしょうか。特に、独自の有人宇宙飛行技術を持たない日本はどうするのか。もう決まっているのでしょうね。