鳥の歌にも「文法」があるかもしれない!?というような、ニュースが(ASAHI.COM)。「歌」でコミュニケーションをとるスズメ目のジュウシマツを使い、録音したジュウシマツの歌を聞かせて鳴き返しが増えるなどの反応をみる実験をしたそうです。「歌」の要素になっている音の順番を入れ替えて聞かせると、入れ替える箇所によって反応する場合としない場合があったというのです。雄と雌17羽ずつで実験をしたところ、反応したのはどちらも同じ入れ替え方だったとも。鳥は歌の文法を成長期に親から学んでいるらしいということも分かったそうです。いや、驚きです。鳥の得たに文法があるかもしれないということと、そうしたことを実験的に証明できたことにも。見習いたいものです。
大学寮。以前は、多くの大学で所有しており、地方から出てきた学生が結構利用していました。しかし、施設が古い、同じ大学の学生が住んでいるため人間関係がわずらわしい、プライバシーが保てないなどの理由からか人気が低下し、入居する学生が次第に少なくなり、今では多くの大学が大学寮を廃止あるいは縮小しているのだと思います。でも、逆に大学寮を売りにして学生を集めようとしている大学があるようです。留学生との交流の場や、上級生との交流、あるいは女子寮などなど、各大学が個性として大学寮を売り出しているというのです(ASAHI.COM)。そういえば、数日前に大学寮があると学生集めにおいて大きな売りになるのではということを話をしていたところでした。ようは考え方次第ということでしょうね。他の学生とは違う生活を送りたいという学生にはよいでしょう。
現代病、生活習慣病の代表格である糖尿病。様々な合併症をもたらします。また、決定的な治療法が確立していないために、なかなか治療も難しい病気です。ですので、糖尿病になってからの治療よりも、糖尿病にならないように予防することが大切です。その対策として、将来糖尿病になるかどうかを予測する方法が提唱されています(毎日jp)。血中のブドウ糖の濃度を調べる一般的な血糖値に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を測定すると、いずれか一方を測定した場合に比べ、将来の糖尿病患者を高率で見つけ出せるというのです。1997~2003年に虎ノ門病院で人間ドックを受診した人のうち、糖尿病ではない男女6241人(平均50歳)を平均5年追跡した結果、空腹時の血糖値が糖尿病に近い高め(1デシリットルあたり100~125ミリグラム)の人のうち糖尿病を発症した人は9%、HbA1cが高め(日本の検査値で5.3~6.0%)の人で発症した人は7%だったそうです。空腹時血糖値とHbA1cがともに高めの人の場合、38%の人が糖尿病を発症したというものです単独で評価した場合に比べて4倍から5倍の確率となっていますね。心配な方は早速検査を受けてはいかがでしょうか。
驚きのニュースです。優れた警察犬は、一卵性双生児でもにおいの違いをかぎ分けられるというのです。この事実を研究で明らかにしたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究チームは、チェコ警察から借りたジャーマンシェパード10頭を使い、まず双子のうちの1人のにおいを覚えさせ、床に並べた7個の瓶入りの試料から、本人のものを探させたそうです。1頭あたり12回実験し、最初に覚えさせた一卵性双生児の兄弟の試料を混ぜた時もあったが、10頭は一度も間違えずに本人のものをかぎ分けたというのです。同じ環境で暮らす一卵性双生児の兄弟でも、細菌や寄生虫感染などの要因でにおいにわずかな違いが生じ、犬はそれを区別できると考えられるそうです。過去の実験では、遺伝情報がまったく同じ一卵性双生児はかぎ分けられないとされていたそうです。ちなみに、実験に使用した犬は、ふだんは複数の容疑者をかがせて、あらかじめ覚えさせた証拠品と同じにおいの犯人を見つけ出すのを専門としているということです。
まだ6月なのにもうセンター試験のニュースです。受験生にとっては少し緊張しますね。ただ、今回のニュースは参加予定の大学などの数に関するニュースです。大学入試センターは、来年1月に実施する2012年度の大学入試センター試験に参加予定の大学・短大を発表したそうです(ASAHI.COM)。弘前医療福祉大学、エリザベト音楽大学などが加わり、大学は前年度より9校増の674校、短大は2校増の165校で、ともに過去最多を更新するそうです。こうしてセンター試験の参加校が増えていく一方で、多くの私立大学では別途独自の試験を実施しています。大学入試の機会が多くなり、科目選択なども多様化することで受験生にとってはありがたいことなのでしょう。でも、大学生の学力低下も指摘されているのも事実です。入学試験というものの定義を再考する必要があるのではないでしょうか。
東京都と言えば、日本首都で日本いや世界経済の中心と言っも過言ではありませんね。その東京都の島が世界自然遺産んい登録されたというと、えっという印象を持ちます。でも、小笠原諸島が世界自然遺産に登録と聞くと、誰も疑いませんね。小笠原諸島は東京都に属していますが、東京都心からは南へ約1000キロ・メートルの太平洋上に位置しています。また、父島や母島など約30の島々から構成されています。大陸と一度も陸続きになったことがないということで、生物が独自の進化を遂げていることから「東洋のガラパゴス」とも呼ばれているそうです。特にカタツムリなどの陸産貝類は、生息する106種のうち100種が固有種とされているようです(YOMIURI ONLINE)。国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は、パリで開かれている第35回同委員会で、小笠原諸島(東京都小笠原村)を世界自然遺産に登録することを正式決定。国内の自然遺産は、白神山地(青森、秋田)、屋久島(鹿児島)、知床(北海道)に次ぐ4件目だそうです。また今回は、平泉(岩手県平泉町)も世界文化遺産への登録が確実視されていますね。
テレビ放送が地上デジタル放送に完全移行するのは7月24日。とうとうあと1カ月となりました。エコポイント特需もあり、多くの家庭ではすでに準備が済んでいるのでしょうか。でも、まだテレビが対応していない、アンテナが、という家庭もあるようです。また、リビングのテレビはデジタル放送を見ることができるが、2台目や3台目のテレビはまだ地デジに対応していないという家庭はまだまだあるようです。そのためか、地デジ以降まであと1カ月という最近、またまた家電量販店のテレビコーナーが活気を帯びているようです。1インチ1万円に下がればと言われていた薄型液晶テレビは今は昔。32型でも5万円でおつりが出てくるような価格となっており、テレビの値崩れが起きているようです。ちょうどあと1カ月ですが、もう少し価格は下がるかもしれませんね。
「喫煙で死ぬことがあります」という警告文と胸に大きな手術痕がある遺体の写真、「たばこは脳卒中や心臓病を引き起こします」の警告文と呼吸器をつけてあえぐ男性の写真。米食品医薬品局(FDA)は、たばこの包装に新たに掲載を義務づける警告文のデザイン9種類を発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。実際に見ていませんが、かなりインプレッシブなものだと思います。これは25年ぶりの大きな改定で、来年9月以降、米国内で販売されるたばこは、パッケージの上半分をこの警告に当てなければならなくなるそうです。これを見たら買う人は・・・・・。もちろん、たばこ業界は言論の自由などを理由に新規制無効を求める訴訟を起こしているそうです。FDAは2009年に成立した「たばこ規制法」に基づき、昨年、36種類の図案を発表し、意見を公募して今回の9つに絞り込んだそうです。若者に喫煙はひどいことだと知ってもらいたいという期待があるそうです。いずれ日本でも・・・・・。
尾びれを使って魚のように泳げるカプセル内視鏡。まるでSFの世界ですが、そんな内視鏡が開発され、ヒトの体内を撮影することに成功したそうです(ASAHI.COM)。この内視鏡、実は磁力を使って体の外から動かすそうです。医師が内視鏡の映像を見ながらジョイスティックで操作し、患部を重点的に撮影できるそうです。内視鏡の愛称は「マーメイド」。全長4.5センチ、直径1.2センチ。この時発生する磁場は、MRIより弱く、尾びれなどが胃腸を傷つけないことも確認できたそうです。カプセル式の内視鏡は2007年に国内で保険適用され、世界で100万件以上の実績があるそうですが、これまでは腸の動きに任せて進むため、患部をうまく観察できないことがあったそうです。科学技術のすごさを実感しますね。
簡単な血液検査だけで「消化器がん」を発見できる。どの程度の進行状態で発見できるかは分かりませんが、非常に有効な診断技術だと思います。この技術は、血液中の遺伝子を判定するということですので、マイクロRNAを検出する仕組みだと思います。マイクロRNAは、バイオマーカーとしての有用性が指摘されていますので、おそらく初期のがんも発見できるのだと思います。この検査キットを使えば、2・5ccの血液を採取するだけで、3日で結果が分かるといい、胃がん、大腸がんなどの消化器がんを9割の精度で発見できるそうです(YOMIURI ONLINE)。ですが、これまでの性能試験は日本人だけに行われてきたため、人種が違っても同様の性能があるかどうかを調べようと、ドイツの企業と共同で試験に臨むことにしたそうです。ただ、この検査は、マイクロアレイと呼ばれる方法を用いますので、少し価格が・・・・。8人分を同時に検査でるアレイキットが、原価で1枚約40万円だそうです。ただ、人間ドックのオプションとして需要は十分期待できるそうです。