健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

フェイスブックの月間利用者数

2017-07-31 08:30:28 | 研究
米国Facebookは先月、月間利用者数が全世界で20億人の大台を突破したと発表(AFPBB NEWS)。世界人口の4分の1以上が、このソーシャルネットワークを利用している計算に。これを受けて、共同創設者で最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は自身の公式ページに、「けさの時点で、Facebookは公式に20億人規模のコミュニティーになりました!」と投稿。さらに「われわれは世界をつなごうと前進を続けています、これからは一緒に世界の絆をさらに深めていきましょう」と呼び掛け、「皆さんと共にこの道のりを歩むことができて光栄です」と。Facebookクは2004年創設。2015年に、月間利用者数10億人を達成していたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3133636
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犬と人間

2017-07-30 08:30:06 | 研究
非常に人懐こい犬には、ある発達障害の人々と共通の遺伝的類似性があるとする研究論文がScience Advancesに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。ウィリアムズ症候群と呼ばれるこの発達障害は、自閉症の対極とも呼ばれ、極端な社交性が特徴とのこと。論文によるとは犬およびウィリアムズ症候群の人々にみられる極端な社交性に関連した2種類の遺伝子の変異を見出したそうです。研究では、飼い犬18匹と捕獲したハイイロオオカミ10匹を対象に、課題解決能力や人間に対する社交性について調査。箱のふたを持ち上げてソーセージのおやつを取り出す課題では、同じ部屋にいる人に対しどの程度助けを求めるかで評価。その結果、オオカミは犬よりもおやつを取り出す方法を見つけ出せる場合が多く、また犬は近くにいる人を恨めしそうに見つめていることが多かったそうです。続いて、オオカミと犬の血液を採取して分析。その結果、犬のGTF2IとGTF2IRD1という2つの遺伝子に変異があることが判明。これらの変異は、犬の極端な社交性に関連するとみられ、このことが犬とオオカミを隔てた家畜化の主要因となったというのです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136396
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世界のプラごみ

2017-07-29 08:30:28 | 研究
地球上でこれまでに生産されたプラスチック製品は83億トンを超え、そのうち63億トンがごみとして廃棄されたとの報告がScience Advancesに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。回収されたプラごみの79%は埋め立て処分されるか海洋などの自然界に投棄され、リサイクルされたのはわずか9%にすぎないとも。2015年までの記録に基づいた今回の研究は、大量生産された全てのプラスチックに関する、初の世界規模での分析。報告書は、このままのペースでプラスチック廃棄物が増えれば、2050年までに、120億トン以上のプラスチック廃棄物が埋め立て処分されるか、自然界に投棄されると指摘。120億トンは、米国New YorkのEmpire State Buildingの重さに換算して約3万5000個分に相当するそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136366
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AIDS薬剤耐性が拡大

2017-07-28 08:30:15 | 研究
国連の世界保健機関(WHO)は、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)の新規感染と死者数の増加、治療費用の急増を防ぐために、世界の国々はAIDS治療薬に対する薬剤耐性の拡大に歯止めをかける必要があると警鐘を鳴らしたそうです(AFPBB NEWS)。WHOによると、調査を行ったアフリカ、アジア、中南米の11か国のうち6か国で、AIDSを引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して抗レトロウイルス治療を開始した患者の10%以上で、最も広く使われているAIDS治療薬の一部が効かないHIV株への感染を確認したそうです。ウイルスが薬剤耐性を持つようになる可能性があるのは、患者が処方された薬剤の用量を正しく服用していないことが原因とのこと。薬剤耐性ウイルスは、他人から直接感染する恐れもあるそうです。WHOは世界の国々に対して、薬剤耐性が過剰に高くなった場合は第一選択肢の代替薬に切り替えるよう推奨。最も一般的に用いられる薬剤が効かない場合には、さらに高価で、入手困難となり得る薬剤を試す必要があるとも。数理モデルによると、何も対策を講じなければ、今後5年間で新規感染者が10万5000人、死者が13万5000人増える上、治療費用も6億5000万ドル(約730億円)増加する恐れがあるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136488
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最速の動物を証明する「スピードの公式」

2017-07-27 08:30:37 | 研究
一部の動物の走る、飛ぶ、泳ぐスピードが他の個体より速い理由を説明する公式を発見したとの研究論文がNature Ecology and Evolutionに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この「スピードの公式」によれば、最高速度は筋力だけで決まるのではないそうです。その理由は、陸生哺乳類、鳥、魚など加速を維持できるのは、筋肉組織に蓄えられた利用可能なエネルギーを取り出せる時間内に限られるからということのようです。チーターやハヤブサ、マカジキくらいの中間規模の体の大きさが、筋力とエネルギーの出力との間で最高の結果が得られる「スイートスポット」を捉えるのに最適であることを発見。体が小さすぎると、筋肉組織の量が足りなく、大きすぎると、質量が過剰に。動物の体重と動物が移動する媒体(水中、空気中、地上など)が分かれば、その動物の最高速度を90%の精度で予測できるというもの。この「スピードの公式」は古代にさかのぼって恐竜でも成り立つそうです。鳥の中で最速はハヤブサとタカで、時速140キロを優に超える速度に達し、地上最速の動物チーターは、時速100キロを楽に超えるそうです。
動物の理論上の最高速度に達する加速度kと動物の体重Mとの間に成り立つ魔法の公式は「k=cM^d-1」(cとdは定数)だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136125
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11光年離れた恒星から「独特な信号」

2017-07-26 08:30:41 | 宇宙
米国自治領プエルトリコの研究者らが、地球から11光年離れた赤色矮星「ロス128(Ross 128)」から発信された「独特な信号」の存在に気付いたと明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。この信号をめぐってはインターネット上でさまざまな憶測を呼んでおり、ロス128に地球外生命が存在する可能性などを指摘する声もあるが、天文学者らは宇宙人説の火消しに躍起になっているそうです。奇妙な信号が初めて明るみに出たのは、研究チームが表面温度が比較的低い小型の赤色矮星を研究していた今年4月と5月。ロス128を追跡した10分間のダイナミックスペクトル上で非常に独特な信号が存在しているのを認識したというもの。また、信号が観測されたのはグリニッジ標準時)5月13日午前0時53分(日本時間同日午前9時53分)で、この信号は周辺エリアでの局地的な無線周波数干渉(RFI)ではないと考えているもよう。これらの信号はロス128特有のもので、この前後に行った他の恒星の観測ではこれに似たものはなかったかそうです。これについて考えられる主な可能性は3つあるそうで、太陽フレアに似た放出現象の可能性、ロス128の観測視野内にある別の天体の放出現象である可能性、そして高軌道衛星による影響だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136059
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世界最北サンゴ礁の白化現象

2017-07-25 08:30:23 | 研究
世界で最も北にある長崎県対馬沖のサンゴ礁で、海水の上昇が原因とみられる白化現象が確認されたそうです(AFPBB NEWS)。昨年12月に行った調査の際、サンゴ礁のおよそ30%で白化が確認されたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136147
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2016年のワクチン未接種の乳幼児は10%

2017-07-24 08:30:50 | 研究
世界保健機関(WHO)は、世界で2016年に予防接種を受けなかった乳幼児が全体の約10%に上ったことを明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。これは、致死的疾患3種に対する最初の予防措置が取られなかったことを意味するそうです。WHOは、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)と共同で作成した報告書の中で、乳幼児1290万人が昨年予防接種を受けなかったと指摘。ジフテリアや破傷風、百日ぜきを予防するDTPワクチンの初回接種が行われていないことに。さらに、DTPワクチンの初回接種を受けたものの、昨年に所定の接種回数を完了しなかった子どもは660万人。WHOによると、1980年に開始したDTPワクチン接種率の調査では、所定の接種回数を終えた子どもは、2010年以降は86%にとどまっており、同機関が目指す90%を下回っているそうです。今回、90%の目標を達成したのは、WHOに加盟する194の国と地域中130のみで、紛争にあえぐ国々では過去最低の結果が示されたとも。2016年にDTPの所定回数を完了した割合が50%未満だったのは、中央アフリカ、チャド、赤道ギニア、ナイジェリア、ソマリア、南スーダン、シリア、ウクライナの8か国。WHOは、予防接種により年間200~300万人の命が救われていると推算しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136045
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中年期までの体重増

2017-07-23 08:30:01 | 研究
成人の多くは、年齢を重ねるごとに体重の増加を経験するが、中年期までの5キロ程度の体重増で重病リスクが大きく跳ね上がるとの研究論文がJAMAに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。成人期の少しの体重増加でも、2型糖尿病、循環器疾患、がん、非外傷性死といった重大慢性疾患の複合指標における罹患率の大幅上昇との関連が示されたそうです。研究は、1976年から2012年まで9万2000人以上を対象に追跡調査。対象は、女性では18歳、男性では21歳から、それぞれ55歳までの体重増加について自己申告。期間中、大半の人で体重の増加がみられ、女性では平均10キロ、男性では平均8.6キロ増えていたそうです。若年成人期からの体重増が2.26キロ以内の人との比較では、5キロ以上体重が増えた人に心臓疾患といった健康問題の著しい増大に直面してることを確認。体重が5キロ増えるごとに、2型糖尿病リスクは30%増大したそうです。他にも、高血圧が14%、心血管疾患が8%と、それぞれで健康リスクは上昇。さらに、肥満に関連したがんの罹患率リスクも6%の増加た。たばこを一切吸ったことがない人でも、早死にのリスクは5%高くなったとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136212
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膵臓がんの早期発見

2017-07-22 08:30:07 | 研究
膵臓がんを初期段階で正確に検出できる可能性のある血液検査法を開発したとの研究論文がScience Translational Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。進行が早く致命的な疾患となることが多いため、膵臓がんの発症リスクが高い人々にとっては新たな希望をもたらす検査法だということです。膵臓がんでは腫瘍が大きくなりすぎて治療を施せない状態になってから発見されるケースが大半で、患者の5人に4人は診断から1年以内に死亡。米国では、膵臓がんと診断される患者が毎年5万3000人以上に上っており、がんによる死因の第4位に。研究では、進行した膵管腺がん患者の細胞株を幹細胞技術を用いて作製し、がんが進行する時間を巻き戻すことに成功。この仕組みにより、腫瘍のさまざまな成長段階でヒトがん細胞の膵臓がんを感知する一組のバイオマーカーを発見。バイオマーカーは血液に含まれる物質で、疾患を特定する指標となる物質。血漿中の「トロンボスポンジン2(THBS2)」として知られるバイオマーカーと、より後期の段階のバイオマーカーとして知られる「CA19-9」を組み合わせて用いることであらゆる段階の膵臓がんを一貫して正確に特定できたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3135563
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