健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

機内エンタメ経由で航空機ハッキングの恐れ!?

2015-04-30 08:30:24 | 日記
インターネット環境の充実が売りの最新型の旅客機に、ハッカーが機内エンターテインメントシステムを乗っ取って操縦機器に致命的な破壊工作を行う危険が潜んでいると警告する報告書を、米議会の政府監査院(Government Accountability Office、GAO)が発表したそうです(AFPBB NEWS)。理論的には、航空電子機器はファイアウォールによって「機内エンターテインメントシステムを利用する乗客など客室内の人物による(機器への)侵入」から保護されているそうです。しかし、サイバーセキュリティーの専門家4人はGAOに対し、ファイアウォールも「他のソフトウエアと同様に」ハッキングされ、その防御がかいくぐられる恐れがあるとの見解を示したというのです。この問題は特に、インターネット接続サービスを提供しているボーイング787型機「ドリームライナー」やエアバスA350型機などの次世代航空機に影響があるということですが・・・・・。
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カエサル

2015-04-29 08:30:18 | 研究
古代ローマのユリウス・カエサルは、軽度の脳卒中を何度も起こしていた可能性があるという新説が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。カエサルは晩年落ち込んでいたとされるそうですが、その原因が軽度脳卒中にあるということのようです。紀元前100年ごろに生まれ、同44年に暗殺されたカエサルをめぐっては、長年にわたり医学的な議論が交わされてきたそうです。これまでの通説では、カエサルはてんかんを患っていたとされていたというのです。カエサルは頭痛やめまいなどの症状を訴えていた他、立ち上がる際に意識を失ったこともあるとされるそうです。また、晩年にみられた性格の変化やうつ状態については、軽度脳卒中に起因する脳への損傷によるものと説明できるそうです。カエサルの統治時代、てんかんは「神聖な病」とみなされていたため、このことが彼の病気の診断に影響した可能性があるとも。
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フィッシュ・アンド・チップスが・・・・・

2015-04-28 08:30:42 | 日記
地球温暖化による海水温度の上昇で、英国の伝統的な料理「フィッシュ・アンド・チップス」が食べられなくなる可能性があると指摘した研究論文が、Nature Climate Changeに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。「フィッシュ・アンド・チップス」はタラやカレイなど白身魚のフライとフライドポテトをセットにしたものですね。今後50年で1.8度の水温上昇が見込まれていることから、この海に生息するタラやカレイの減少が予測されるというのです。英国、ノルウェー、デンマーク、ドイツなどに囲まれ、大西洋(Atlantic Ocean)の一部である北海の水温は、過去40年で世界平均の4倍の速さで上昇しているそうです。水温上昇によって、北海からタラなど冷水性の魚がいなくなり、温水性の魚にとって代わられることが予測されるそいうですが・・・・・。
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今年3月の世界の平均気温が・・・・・・

2015-04-27 08:30:27 | 日記
米海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration、NOAA)は、今年3月の世界の平均気温は記録を取り始めた1880年以降、3月としては最も高かったと発表したそうです(AFPBB NEWS)。NOAAの月次報告書によると、先月の世界の平均気温は、20世紀の3月の平均気温より0.85度高く、1880年以降の3月として最も高かった2010年を0.05度上回ったそうです。さらに今年は1~3月の平均気温も20世紀の同期間の平均より0.82度高く、これまで最高気温を記録していた2002年1~3月を0.05度上回ったとも。
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アルツハイマーと免疫

2015-04-26 08:30:30 | 研究
認知症の中でも最も症例が多いアルツハイマー病の進行に、免疫細胞が関与している可能性があるとする論文がJournal of Neuroscienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。 免疫系がヒトに近い形になるようつくられたマウスでの実験の結果、アルツハイマー病の初期段階で、本来は脳を保護する「ミクログリア」と呼ばれる免疫細胞が分裂して変化し、重要な栄養素であるアルギニンを消費し始めることが分かったそうです。発症前のマウスにジフルオロメチルオルニチン(DFMO)という低分子薬剤を投与しこのプロセスを阻止することで、脳内のプラークの発生と記憶喪失を防ぐことに成功したというのです。今回の研究では、免疫細胞の具体的な役割を解明することはできなかったものの、アルツハイマー病発症の新たな要因特定と治療法開発につながる可能性があるということです。
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iPS細胞の腫瘍化抑制

2015-04-25 08:30:57 | 研究
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を医療応用する際に安全性を高める試薬が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。iPS細胞は様々な細胞に変化できる幹細胞です。病気やけがで機能を失った部分に、iPS細胞から作った細胞を移植して治療するための基礎研究が盛んにおこなわれています。ですが、移植の際に変化しきれなかったiPS細胞が後に腫瘍化してしまう危険性が残されていました。今回、iPS細胞に結合して死滅させる試薬を開発。通常の細胞とiPS細胞が混ざった状態で、この試薬を加えるとほとんどのiPS細胞を除去できたそうです。この試薬はES細胞(胚性幹細胞)でも使えるとも。この試薬は、和光純薬工業から研究用として7月に発売されるそうです。
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睡眠障害と糖尿病

2015-04-24 08:30:18 | 研究
糖尿病患者に起きやすい睡眠障害を治療することで、糖尿病そのものが改善する可能性があるとする研究成果がPLoS ONEに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。睡眠中の糖尿病患者63人の脳波を測定したところ、病気の指標となる血糖値の悪化に伴って眠りが浅くなり、不眠症などの睡眠障害になりやすいことがわかったそうです。睡眠障害になると早朝に血圧が高まり動脈硬化が進むほか、血糖値もさらに悪化する悪循環に陥っていることを確認。糖尿病患者数人に睡眠障害の投薬治療を行うと、血糖値が改善したというのです。
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マウス凍結受精卵を宇宙ステーションで保管

2015-04-23 08:30:43 | 宇宙
宇宙放射線の生物影響を調べるため、マウスの凍結受精卵を Space X社のドラゴン補給船運用6号機(CRS-6)に載せて、米国ケープカナベラル空軍基地より国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げる予定だそうです(財経新聞)。実験には、遺伝的に放射線感受性の高いマウス、がんになりやすいマウスおよび遺伝子突然変異解析用マウス、特に遺伝子の変異を持たない普通のマウスなどの様々な系統のマウスの受精卵を用いるそうです。系統ごとに受精卵20~50個ずつ専用のチューブに入れて緩慢凍結法により凍結し、チュー100本セットとして緩衝剤で保護。「きぼう」にある冷凍庫(MELFI)は-95℃で、この温度は受精卵の保管には高く、保存温度による出生率の低下が懸念されていたそうです。そこで、緩慢凍結法を用いて凍結受精卵を作成。これにより、受精卵を実験室の冷凍庫(-80°C)でも一定期間安定して維持できることが確認され、今回の検討に入ったようです。このセットをISS保管用と、比較実験のための地上保管用として、2セット用意。用意した保管用の2つのセットは、凍結状態のままケープカナベラル空軍基地に輸送し、まずISS保管用の1セットは、SpaceX社のドラゴン補給船運用6号機によりISSに打ち上げ、「きぼう」にある冷凍庫(MELFI)に-95℃で保管。一方、地上保管用の1セットは、JAXA筑波宇宙センターに輸送し、センターの冷凍庫(-95℃)で保管。そして、6カ月~1年後、ISS保管用セットはドラゴン補給船運用8号機で地上に回収し、地上保管用セットとともに放医研に持ち込み、融解した受精卵を仮親に戻して、個体発生、発生後の寿命や発がん及び遺伝子変異を調べる予定とのこと。
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低身長ほど心臓病リスク上昇

2015-04-22 08:30:21 | 研究
背が低い人ほど、動脈血栓の生涯リスクが高くなるとの研究論文が、New England Journal of Medicineに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。身長と心臓病との間の長年知られていた関連性について、遺伝子分析で裏付けを得た形ということです。また、リスク上昇の主な原因が、貧困や栄養不足などの潜在的な外的影響(交絡)因子ではなく、身長の高低に影響するさまざまな遺伝子であることを示したのは、今回の研究が初めてだそうです。冠状動脈性心臓病の患者とそうでない人の計20万人近くのデータを集積したデータベースで、180個の異なる遺伝子変異を調査。その結果、身長約2.5インチ(6.35センチ)の差で、冠状動脈性心臓病の発症リスクが約13.5%変化することを発見。身長を高くする遺伝子変異を多く持つほど、冠状動脈性心臓病の発症リスクは低くなるそうです。
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海洋酸性化

2015-04-21 08:30:10 | 研究
海洋酸性化は、約2億5000万年前に地球上で発生した最大規模の絶滅を引き起こした主要因だったとの研究論文が、Scienceに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。酸性化は頻発した火山活動が原因で引き起こされ、海に生息する生物の90%以上と陸生動物の3分の2を絶滅させたというのです。海洋は火山の噴火で発生した二酸化炭素(CO2)を大量に吸収、海水の酸性度は上昇し、脆弱(ぜいじゃく)な生命体の生息環境に悪影響を及ぼしたというのです。今回の研究はアラブ首長国連邦(UAE)で発掘された岩の調査などに基づくもので、それによると、当時の海のCO2吸収速度は現在と同様だが、この速度でのCO2吸収が1万年にわたって続いたというのです。これらの岩は、数億年前の海底にあったもので、長期にわたる酸性度の変化の記録が保存されていたそうです。
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