糖分は歯やおなか回りに良くないだけでなく、心の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるとの研究結果がScientific Reportsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究は、英国で実施された長期調査の被験者8000人以上が自己申告した糖分摂取量を、被験者の心理状態と照らし合わせたものだそうです。調査では、公務員を被験者として1985年から1988年まで経過観察を行った後、数年ごとに質問票への記入を求めたそうです。そして、糖分摂取量と不安神経症やうつ病などの「頻度の高い精神障害(CMD)」との関連性を調査。その結果、甘い食べ物や飲み物の摂取量が多い男性ほど5年後にCMDを発症する確率が高くなることや、男女ともに精神衛生への全般的な悪影響が認められることが分かったというもの。したがって、糖の摂取量を減らすことは、精神の健康増進に関係する可能性があると結論。ですが、今回の研究は、糖分摂取量が自己申告であることや、アルコール飲料からの糖分の摂取を考慮していないことなどの問題があるという指摘も。他の専門家からも、この主張を疑問視する声が上がっているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3137344
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