男性で強いストレスを長期的に感じている人は、ストレスが少ない人より、がんにかかるリスクが高くなるとする調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。特に肝臓・前立腺がんで自覚するストレスが高いとリスクの上昇がみられたそうです。調査は1990年または1993年に、40~69歳だった男女7万9301人を対象に実施。「日常受けるストレスは多いか」という質問に、「少ない」「普通」「多い」の三択で回答してもらい、5年後にも同じ質問をしたそうです。対象者のうち約20年後の2012年までに、がんが確認されたのは1万2486人(男性7607人、女性4879人)。回答とがんとの関連を分析すると、男性で2回ともストレスが「多い」と答えたグループは、2回とも「少ない」と答えたグループと比べ、がんのリスクが1・2倍高かったそうです。しかし、女性は同様の結果が1・07倍で、ストレスによるリスク差はほぼ見られなかったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180120-OYT1T50042.html?from=ytop_ylist
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