『心臓』という雑誌のエディトリアルコメントを依頼されたので、モザイク弁の弁機能不全に関する論文について記載したのがこの度、出版されました。ブタ弁は、交連部で裂壊すると、2つの弁尖にまたがった逆流が起きるので重症化しやすいという特徴を、改めて学ぶ機会になりました。また、石灰化を機転に弁尖が裂壊しているので、抗石灰化処理の重要性をあらためて認識することができました。
『心臓』は、主に循環器系医師向けの商業雑誌で、この雑誌維持のために多くの医療施設が協賛しているようです。この雑誌に警戒された論文は専門医の取得や更新にもカウントされるので、資格取得、維持を目指す医師には心強い味方と言えます。