小日置 武百(こびきたけお)
岡山生まれ 南燦窯にて修行の後 独立 登り窯を築窯
作陶展に青備前と赤備前が展示されていました
聞きなれない赤備前に興味をひかれ色々とお聞きしました
通常、土が白く藁が赤く発色する火襷は密閉されたサヤに入れて焼成されますが
この赤備前は板で囲ったサヤを作り焼成、すると熱で板に隙間が出来て、その
わずかな隙間から炎が入り土は赤く藁は黒く発色、独特の焼成になるそうです
実はこの赤備前は徳利とセット売りだけだったので無理を言ってぐい呑だけを
分けて頂いたものです
セット売りはわずかしか取れない中で徳利と合わせてあるもので大変気の毒
なことをしました、根負けをした小日置さん有り難うございました
登り窯で一年半に一回の焼成、赤備前は4個のサヤしか焼かないので取れる個数が限定されるそうです
(6.4×H5.2)
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