窯変黒織部酒呑

樋口　雅之

昭和42年　岐阜県多治見市生まれ
昭和61年　多治見工業高校窯業科卒
平成2年　　名古屋芸術大学彫刻科卒
　　　　　　　　人間国宝 山本陶秀氏の内弟子として5年間学ぶ
平成22年　穴窯を自ら築窯

朝鮮唐津のような釉の流れは炎があたり黒が窯変を起こしたもの
全体に光沢があり撮影がまずくて本物を伝えきれていなくてすみません
（7.2×Ｈ4.4）

引出黒盃

鯉江　良二

１９３８　　愛知県常滑市に生まれる
１９５７　　愛知県立常滑高等学校窯業科卒業
１９６２　　徒粉目市立陶芸研究所勤務（1966年まで）
１９９２　　愛知県立芸術大学教授就任

岐阜県恵那郡上矢作町在住

世界各地で活躍
日本を代表する現代陶芸家の一人

この盃は朝鮮唐津に見えますが斑唐津に鬼板を掛けて引き出しているそうです
（6.3×Ｈ6.3）

柳緑花紅ぐい呑

大石　早矢香

京都出身
京都市立芸術大学美術学部卒業
現在は亀岡にて制作

柳緑花紅は「りゅうりょくかこう」（やなぎはみどりはなはくれない）と読むそうです

一見持ち難そうですが、予想に反して手にしっくりと合います
高台に薬指がぴったり入るようにカットされ親指と人差し指に中指でホールド
違和感が全く有りません
（6.7×Ｈ5）

酒杯

東敬恭＆田中美佐

田中美佐
1974　京都市生まれ
2000　近畿大学文芸学部芸術学科陶芸コース卒業

東敬恭
1969　岐阜市生まれ
　　　国立高岡短期大学金工科、研究科修了後
　　　瀬戸市のガラス工房に勤務
1998　湖東町ヘムスロイド村にAzzurroを設立

9/4～16まで京都伏見の「酒の器Toyoda」で二人展を開催中

これは高台を東さんが器の部分を田中さんが、合体仕上げも田中さんが
磁器と吹きガラスのコラボ作品です
（8.5×Ｈ5.1）

酒盃（釉彩かな？）

川端　健太郎

1976　埼玉県に生まれる
1998　東京デザイナー学院陶器科卒業
2000　多治見市陶磁器意匠研究所修了
岐阜県瑞浪在住

京都紫野「ギャラリー器館」で9/7～9/29「川端健太郎展」開催中
この盃に唐津の虫歯に倣って名前を付けようと言う話になりまして、私が妊婦はどうですか？
と言いましたら皆は賛同してくれませんでしたが貴方なら何と付けますでしょうか・・・？
（4.7×Ｈ4.9）
会期中にぐい呑はまだ入荷の予定です（艸ノはこれから焼くそうですよ）　

古代焼常滑ぐい呑

渡辺　李久

古代焼常滑と言う名前に惹かれて戴いたのですが、まさかの陶歴も箱に入っていなくて
どう言う方なのかが分かりません
インターネットでも調べましたが不明です・・・
常滑の原土のみで制作をされているとだけは聞いたのですが・・・
古代焼とは野焼きの様な焼成法でしょうか・・・・？
（8.2×Ｈ5.7）

JOHMONING GUINOMI-A

黒川　正樹

1977 　 名古屋市生まれ
2000 　 アジア〜アフリカをひとり旅する
2002 　 名古屋市立大学　経済学部卒
2006 　 京都府立陶工高等専門校　成形科　修了 　　　　　
　　　　　信楽　雲井窯に入社
2013 　 雲井窯退社　京都山科にて独立

アートサロン山木で「KYOTO STYLE」が京都で活躍されている4人の作家さんでの
作陶展が9/4～9/18まで開かれています
皆さん個性のある作品で楽しめます
（6.9×Ｈ9.9）
　

色絵酒器

前田　正博

1948年　　京都府久美浜町に生まれる
1975年　　東京藝術大学大学院工芸科陶芸専攻修了
東京　六本木にアトリエを構え制作

何層にも色を重ねて焼く行程で出来あがる作品には味があります
外は斜めに渋い青と黒が市松模様と引っ掻き、見込みは線条にラインが入った金色の
ギャップが好き！！
（7.4×Ｈ5.3）

深川高麗酒呑

金本　明夫

昭和30年　山口県長門市に生まれる
昭和46年　萩　中野霓林氏に師事
昭和56年　長門市湯本門前に盤石窯を独立開窯

深川（ふかわと読みます）長門市には県指定文化財の史跡「萩焼深川古窯跡群」
（長門市深川湯本三ノ瀬）があり、長門市で焼かれる萩を深川萩とよびます
（6.6×Ｈ4.9）