ススキを知らない人はいないと思うが、 穂が風に揺れる姿が動物のし
っぽ、つまり尾に似ている事から尾花(オバナ)とも言う。
花とは認識しにくいが、 花言葉は生命力にちなんで 「活力」、 「勢力」、
「悔いなき青春」、「心が通じる」などだそうです。
秋の七草で 日本中に生息するとあるが、 「幽霊の正体見たり枯れ尾
花」とのことわざや、 歌には 「昭和枯れススキ」など、後ろ向きと思える
例えもある。
ススキの群生
草原ではないが、国道の土手にずら~っと生えている。
どこまで続いているかは確認してないが、 土が崩れないように植えたの
かなあ
昔、茅葺屋根(かやぶきやね) が多かった時代は、 需要があったと聞
いていますが、現代では迷惑な植物になったかも知れない。
農家では、 十三夜や十五夜には、3本あるいは5本取ってきて、縁側に
出したちゃぶ台の上に、 収穫した里芋などの野菜や、果物と一緒に供
えたのを覚えている。
団子を一緒に供える風習もあるようですが、 我が家は 貧乏で作れなか
ったのかその記憶はない。
北西の風になびく
農家では、 神様へお願いするのは、 ひたすら豊作のみですが、健康も
入っているかな
十五夜には、15本のススキを飾るのが正しいのだろうが、 略して5本
だけ空き瓶などに差していた。
神様と言っても中秋の名月は、 月を神様に見立ててお願いや感謝をす
る行事だった。
今では、ささやかな家庭菜園だけなので、 十五夜飾りも一切行わなくな
った。
似ているが
シロガネヨシという植物で、これもススキと同じ稲(イネ)科であることは
うなずける。
パンパグラスと呼ばれることもあるそうです。
パンタグラフやパンパースなら知っているが
背丈は1階の屋根以上に伸びるものもあるそうで「お化けススキ」との俗
称もあるそうです。
これなら覚えやすい
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