グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんまのご当地菓子パン販売中

2011年08月10日 22時09分38秒 | 美味しいぐんま
9月末まで行われている大型観光イベント「群馬デスティネーションキャンペーン(群馬DC)」に合わせて、ヤマザキパンからぐんまの特産品を使った菓子パンが販売中。
群馬DC期間中の限定販売です。是非、ご賞味下さいませ~ (^^)/

群馬県産大和芋を使用した大和芋メロンパン


太田市尾島名物、麦とろ味のメロンパン・・・な訳ないです(^^;)
中生地に群馬県産大和芋ペーストを練り込み、生地のもっちり感が魅力のメロンパンです。



群馬県産牛乳を使ったダブルミルククリームコッペパン


榛名牛乳入りの2種類のクリーム(ミルクホイップクリームとミルククリーム)をコッペパンでサンド





この他にも、群馬県産ブルーベリーのジャムのブルーベリーサンドと、同じく群馬県産ブルーベリーのジャムを使用したソフトフランスサンドもあります。


今日の川場村 真夏の田んぼ

2011年08月10日 21時26分59秒 | 自然観察
今日は暑かったですねぇ。前橋の最高気温は37.7℃。
館林は38.7℃で、全国一でした。
川場村では、さすがにそこまでは上がりませんでしたが、沼田で36.4℃、みなかみでも33.7℃でしたので、川場でも35℃近くまで上がったと思います。でも、夕方になると昼間の暑さがウソのように涼しくなるのが平野部とは違うところです。

真夏の太陽が照りつける中、昼休みはいつものようにお散歩へ




お盆を前に、田んぼの周りはきれいに草が刈ってありました。


稲の花

今年も美味しいお米が豊作だといいね。


ルリタテハ


モンキチョウ


オオシオカラトンボ


田んぼの横にコスモスが咲いていました。

コスモスといえば、遊休農地を利用してコスモスを咲かせているのをよく目にしますね。一面に咲いたコスモスの花は見事だと思うのですが、里やまの田園に広いコスモス畑があるのを見ると、正直言ってガッカリします。
外来の園芸種であるコスモスは、日本の里やまの風景には不似合いです。里やまの風景にはキキョウやオミナエシがぴったりだと思うんだけどなぁ


上野村の渓流にて

2011年08月09日 22時25分42秒 | 自然観察
今日は上野村の渓流へ


沢沿いで見かけた虫たちです。
ミヤマカワトンボ ♂


ミヤマカワトンボ ♀


マドガ

昼間に活動し、花の蜜を吸う、小さな可愛らしい蛾。漢字では「窓蛾」と書き、翅にある半透明の部分が窓のようにみえるのが、その由来です。

こちらも小さなカワイイ蛾ですが、名前が分からず・・・。




なぜか、炎天下のアスファルト舗装の上を歩いていたヤブキリ

ヤブキリなんて、どこにでも普通にいる昆虫だと思っていたのですが、群馬県動物レッドリストでは「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されていたので、ちょっとビックリ。全国でヤブキリを絶滅危惧種としているのは群馬県だけなのですが、どうしてなんでしょうね?

名前のわからないバッタ


ツマグロバッタ(ツマグロイナゴ)かと思ったのですが、体色がかなり黒いです。なんだろう?



渓流を歩いている時に、一緒にいた同僚に黄色っぽい虫がまとわりついてきました。「スズメバチだから、追い払わないで、やり過ごせ」と言ったのですが、その虫が止まった姿を見たらアカウシアブでした。
アカウシアブのベイツ型擬態に脱帽です。飛んでいる姿は、ホントにスズメバチにそっくりでした。

かんな川水辺の楽校 たのしく学ぶ観察教室  参加者募集中

2011年08月08日 21時52分49秒 | ニュース! & お知らせ
昨年、藤岡市本郷の神流川に整備されたかんな川水辺の楽校は、安全に楽しく神流川の自然にふれられる場所です。私も水辺の楽校運営協議会の一員として、かんな川水辺の楽校の利活用に携わっています。
このブログでも時々紹介していますが、かんな川水辺の学校では、カワラバッタやギバチなど県内での絶滅が心配されている種をはじめ、色々な生物を見ることができます。

カワラバッタ(群馬県・絶滅危惧Ⅰ類)


アオハダトンボ(群馬県絶滅危惧Ⅱ類)


ギバチ(群馬県絶滅危惧Ⅱ類)



かんな川水辺の楽校で今月20日(土)に公民館主催の観察会が行われるので、紹介します。

かんな川水辺の楽校 たのしく学ぶ観察教室
講師と一緒に、かんな川水辺の楽校に棲息する魚や水生昆虫、カワラバッタなどの昆虫を採集して観察します。(絶滅危惧種など希少な種は観察後にリリースします)
・日時:平成23年8月20日(土) 9時から11時30分頃まで(受付8時30分から)
・場所:かんな川水辺の楽校 藤岡市本郷(地図)
・対象:小学生以上、どなたでも (小学3年生以下は保護者同伴のこと)
・参加費:ひとり100円
・持ち物:筆記具、飲み物、川用の履き物(古い運動靴や専用のリバーシューズなど)。
     また、魚や虫を捕まえるので、採集用具(捕虫網、魚採り網、虫かごや小さなバケツ等)もあればご持参下さい。
     念のため子供さんは着替えもご用意下さい。(サンダル履きは危険なので不可)
・講師:水産試験場、日本蝶類保全協会、日本ビオトープ管理士会、ヤリタナゴ調査会、カワゲラの会
・その他:荒天の場合は、美九里公民館で観察や講師の講演になります。
・申し込み・問い合わせ:藤岡市の神流公民館(0274-24-0809)、美九里公民館(0274-22-1334)まで。
・申し込み〆切:8月15日(月)


藤岡市の公民館主催ですが、市民以外の方でも、どなたでも参加可能です。いっしょに「かんな川水辺の楽校」の生き物たちと遊びましょう!


かんな川水辺の楽校便り かわげら通信

かんな川水辺の楽校 国土交通省 高崎河川国道事務所

かんな川水辺の楽校  夏の昆虫

2011年08月07日 20時26分02秒 | 自然観察
昨日の午後は、かんな川水辺の楽校(藤岡市本郷)へ

汗をかきかき、虫を探しながら歩きました。

カワラバッタ




全国的に減少しているカワラバッタですが、かんな川水辺の楽校ではよく見られるバッタです。群馬県動物レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類(絶滅に危機に瀕している種)に指定されています。




他もバッタたちも、よく目につくようになってきました。歩いていると、色々なバッタが飛び出してきます。
クルマバッタモドキ




ショウリョウバッタ


ヤブキリ


とぼけた顔をしていますが、他の虫を捕えて食べます。


ツチイナゴの若齢幼虫


オオカマキリ


セスジイトトンボ


クロイトトンボ


ハグロトンボ


未成熟の個体は、林の中などの薄暗い場所を好みますが、成熟すると明るい水辺にやってきます。


コオニヤンマ


コオニヤンマはオニヤンマの仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。


シオカラトンボ


ミヤマアカネ




マユタテアカネ




ゴマダラチョウ

幼虫はエノキの葉を食べます

チャイロスズメバチ

体色がスズメバチっぽく見えないですが、れっきとしたスズメバチの仲間。生態も変わっていて、チャイロスズメバチの女王は、モンスズメバチやキイロスズメバチの初期の巣にいる女王を殺して乗っ取ります。社会寄生性スズメバチと呼ばれます。

全国的に数はあまり多くないようです。




かんな川水辺の楽校便り かわげら通信

かんな川水辺の楽校 国土交通省 高崎河川国道事務所



アオハダトンボ

2011年08月06日 21時54分50秒 | 自然観察
川場村のアオハダトンボ生息地を再訪。
薄根川から水を引く細い水路に、アオハダトンボやハグロトンボ、ミヤマカワトンボが飛び交っています。


アオハダトンボ ♂




青藍色に輝く翅が美しい。このトンボを眺めていると蒸し暑さなど忘れてしまいます。


平野部では、8月になるとアオハダトンボの姿は見られなくなってしまうのですが、川場村は涼しいからでしょうか、今が最盛期のような感じでした。




アオハダトンボのオスはハグロトンボによく似ていますが、見分けるポイントは次の3点。
 体の大きさ:アオハダトンボ < ハグロトンボ
 翅の後縁: ハグロトンボはふくらみが少なく翅幅が狭い
 翅の色:  アオハダトンボは青みが強い(光の加減で分かりにくいことも)
また、ハグロトンボは羽化後しばらく水辺を離れて雑木林などで過ごしますが、アオハダトンボは羽化した場所周辺から離れることはありません。




アオハダトンボ ♀


メスの翅には白い偽縁紋があり、他のトンボとの区別は容易です。(ハグロトンボの翅には縁紋や偽縁紋はない)


アオハダトンボのペア


産卵中のメス

水中の植物の組織に卵を産み付けます。完全に水中に潜って産卵することもあります。


ハグロトンボ ♂


ハグロトンボ ♀



ミヤマカワトンボ ♂



日本に生息する均翅亜目(イトトンボやカワトンボなどの仲間)で一番大きいトンボです。
渓流でたくさん見られますが、平野部の川にも生息しています。(前橋の敷島公園周辺でも見られます)

ミヤマカワトンボ ♀

メスには白い偽縁紋があります。

ミヤマカワトンボのペア



おまけ
キタテハ(夏型)

夏型は秋型に比べると地味だね。


川場村散歩 カマキリ激怒?

2011年08月05日 21時43分26秒 | 自然観察
今朝、職場の部屋に迷い込んだアサマイチモンジ

本州のみに生息する蝶です。よく似たイチモンジチョウよりも生息地は限られていますが、群馬県内では、イチモンジチョウより数は少ないものの、珍しい種類ではありません。しかし全国的に見ると、絶滅や絶滅危惧種とされている地域もあります。東京都では絶滅、千葉では絶滅危惧Ⅰ類、神奈川では絶滅危惧Ⅱ類、宮城と埼玉では準絶滅危惧に指定されています。

林縁で見つけたカマキリの幼虫。指でちょっとつついたら、まだ幼虫のくせに一丁前に威嚇の姿勢をとった

体を立て、鎌は胸の左右に広げているのは、頭部を大きく見えるためか? 
腹部は平たくして幅を広くし、くるりと巻くようにして尻の方を立てています。
このポーズを見ていたら、先日、スネークセンターで見たエジプトコブラを思い出しました。


フキバッタ


雲が太陽を隠すと、それが合図のようにヒグラシの声が波のように押し寄せてくる


川場村でもヤマユリのピークは過ぎました。


オミナエシが咲き始めました。

オミナエシは秋の七草。そういえば、もうすぐ立秋ですね。早いなぁ

今日の昆虫  ナミアゲハ クロトラカミキリ

2011年08月04日 21時19分41秒 | 自然観察
我が家にはキンカンの木があり、ナミアゲハの幼虫の姿をよく見かけます。
木が小さかったころは、幼虫は見かけても、蛹を見つけることがほとんどなかったのですが、最近は木の近くで蛹になっていることが多くなりました。
木が生長して、幼虫が天敵に見つかりにくくなったのかな?

ナミアゲハの幼虫





すぐ隣には前蛹も


前蛹が脱皮をして蛹になるところを見てみたいと思っていたのですが、上の写真を撮った2時間後に再び確認したら、すでに脱皮が終わって蛹になっていました。


ふ化間近の卵



クロトラカミキリ

指先ほどの小さなカミキリですが、翅の模様が美しく魅力的なカミキリムシです。

クロトラカミキリかエグリトラカミキリかで迷いましたが、上翅の模様(Jの形をした部分)と後端部の形からクロトラカミキリと判断。





川場村散歩 アオハダトンボとノカンゾウ

2011年08月03日 20時06分38秒 | 自然観察
例年、6月から7月にかけて、アオハダトンボをよく観察していたのですが、今年はなかなか出会う機会がありませんでした。
8月になり、今年はとうとうアオハダトンボに会えなかったなぁと思っていたのですが、今日、川場村で今年初めてのアオハダトンボに会うことができました (^^)

アオハダトンボ


オスはハグロトンボによく似ていますが、一回り小さく、翅の形が少し異なります。


ハグロトンボよりも生息地がかなり限られており、群馬県動物レッドリストでは「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。


アオハダトンボが見られた水路の近くではノカンゾウも見ることができました。

ノカンゾウはユリ科ワスレグサ属の多年草。同じ仲間のヤブカンゾウ同様に花は朝咲いて夜にはしぼむ、一日花です。
ヤブカンゾウはよく見かけますが、ノカンゾウを見たのは初めてです。