今日は、「と学会」恒例の「日本トンデモ本大賞」が開催された。
今回で第13回を迎えるこの催しは、昨年同様九段下の千代田区公会堂で開催された。
私としては、一昨年・昨年に続いて3度目の参加となる。
内容は、今年発売された書籍の中から「これはトンデモない本だ」というものを、会員が集めてきて、その中でノミネートされたものが、本日紹介され、最後に参加者全員の投票で大賞を決めるというもの。
もちろん、それ以外にも、「世界一受けたい?トンデモ授業」だとか「トンデモ紙芝居」だとか、出演者による余興(?)なども行われる。
さて、今回栄えある大賞に輝いた(?)のは、副島隆彦という人が書いた「月面着陸はなかったろう論」。
約500人の参加者の4分の3から支持を受けて圧勝したものであるが、何せタイトルからして、すでにまともじゃない。
アポロ11号の月面着陸については、すでにいろんな人が「実はなかった」という説を唱え、ことごとく論破されている。
つまり、「月面着陸はなかった」というその根拠自体が論理的に破綻しており、単に科学を知らなかったり、勘違いしていたり、まともなものがない。
にもかかわらず、今回圧倒的な支持を受けたのは、月やNASAに関する無知はもちろんのこと、全編ツッコミどころ満載の書籍だ、ということだ。
選者である「と学会」会長である山本弘氏は、いつも「なんじゃ、これは?」という部分には付箋をつけるそうなのだが、今回この本に対しては、ほぼ全ページにわたって付箋をつけたらしいのだ。
しかも、本の中で「と学会」についても触れており、主なメンバーに対してイチャモンをつけているとのこと。
かなり断定的に物言いの割りには、タイトルに「知れん」などと自信なさげな表現を用いているところが、大いに笑えるわけだ。
私も、普段はトンデモ本を笑うことはあっても、それ自体を読もうと思ったことはあまりないのだが、今回はさすがに「読んでみようか」と思った。
それほど、「トンデモ度」満開の本だと思われた。
そんなこんなの楽しい会だったのだが、残念ながら今回は、前回・前々回と違って、それほど面白くなかった、というのが正直な感想だ。
特に紙芝居は、いくら大ベテランの味のある話芸があったとは言え、前回・前々回のような「爆笑落語」に比べたら、明らかに落ちる。
とは言え、来年もまた参加するつもりだ。
今回で第13回を迎えるこの催しは、昨年同様九段下の千代田区公会堂で開催された。
私としては、一昨年・昨年に続いて3度目の参加となる。
内容は、今年発売された書籍の中から「これはトンデモない本だ」というものを、会員が集めてきて、その中でノミネートされたものが、本日紹介され、最後に参加者全員の投票で大賞を決めるというもの。
もちろん、それ以外にも、「世界一受けたい?トンデモ授業」だとか「トンデモ紙芝居」だとか、出演者による余興(?)なども行われる。
さて、今回栄えある大賞に輝いた(?)のは、副島隆彦という人が書いた「月面着陸はなかったろう論」。
約500人の参加者の4分の3から支持を受けて圧勝したものであるが、何せタイトルからして、すでにまともじゃない。
アポロ11号の月面着陸については、すでにいろんな人が「実はなかった」という説を唱え、ことごとく論破されている。
つまり、「月面着陸はなかった」というその根拠自体が論理的に破綻しており、単に科学を知らなかったり、勘違いしていたり、まともなものがない。
にもかかわらず、今回圧倒的な支持を受けたのは、月やNASAに関する無知はもちろんのこと、全編ツッコミどころ満載の書籍だ、ということだ。
選者である「と学会」会長である山本弘氏は、いつも「なんじゃ、これは?」という部分には付箋をつけるそうなのだが、今回この本に対しては、ほぼ全ページにわたって付箋をつけたらしいのだ。
しかも、本の中で「と学会」についても触れており、主なメンバーに対してイチャモンをつけているとのこと。
かなり断定的に物言いの割りには、タイトルに「知れん」などと自信なさげな表現を用いているところが、大いに笑えるわけだ。
私も、普段はトンデモ本を笑うことはあっても、それ自体を読もうと思ったことはあまりないのだが、今回はさすがに「読んでみようか」と思った。
それほど、「トンデモ度」満開の本だと思われた。
そんなこんなの楽しい会だったのだが、残念ながら今回は、前回・前々回と違って、それほど面白くなかった、というのが正直な感想だ。
特に紙芝居は、いくら大ベテランの味のある話芸があったとは言え、前回・前々回のような「爆笑落語」に比べたら、明らかに落ちる。
とは言え、来年もまた参加するつもりだ。
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