今回は「65 シックスティ・ファイブ(Netflix)」です。
アダム・ドライバーが主演を務め、巨大隕石が衝突する直前の6500万年前の地球に不時着した男の運命を描いたSFサバイバルスリラー。
共演に「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のアリアナ・グリーンブラット、「ガンパウダー・ミルクシェイク」のクロエ・コールマン。「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本、「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが製作を手がけた。
主演:アダム・ドライバー
共演:アリアナ・グリーンブラットンクロエ・コールマンなど
<ストーリー>
長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。
2023年に劇場で公開されたもの・・・らしい。
最後の最後まで「65万年前の恐竜の時代にタイムスリップする話」だと思っていて、最後に巨大隕石が衝突する直前の地球から脱出したのはいいのだけど、どうやって元の世界に戻ってきたのかと思っていた。
それで、感想を書こうと思ってレビューを見てみると、「そう思って見た人が大半じゃない?」というコメントがあったので、そこで初めて「舞台は65万年前の宇宙にある地球そっくりの惑星ソマリス」であることを知った。
そこで、もう一度最初の方を見返してみると、確かにそのような説明がされていた。
でも、アダム・ドライバー演じる主人公はどう見たって人間だ。
なので、改めて背景を知った後で感じたことは、「そんな昔に、すでに人類は存在していて、しかも英語をしゃべってるって、どういうこと?」に変わった。
SFだから設定は自由だろう、という考えもあるだろうが、はるか未来の世界が舞台ならともかく、そんな大昔の話にしたのでは、いくら何でも無理があると思うわけだ。
とは言え、「そんなことは絶対にあり得ないのか?」と言われると、こちらも反論できないので、一応そういう設定であることを踏まえた上での感想となると・・・あまりない!?
しいて言えば、主人公とともに唯一の生き残りであった少女が、英語ではない別の言語を話すせいで、意思疎通がなかなかできない中で、主人公が少女に対して普通に英語で話しかけているところは、ちょっと違和感があった。
思わず出てきた言葉ならしょうがないけど、少女にちゃんとわからせるためには、もっと身振り手振りが必要だろうに、ほぼ言葉だけで説明しようとしていた。
例えば、少女が途中で見つけた木の実を食べようとするのだけど、それは毒物を含むので食べてはいけない、ということを伝えるのに、食べる動作をした後、「ガッガッガッガー」みたいな暴れるような描写をしていた。
なぜか少女は理解できたみたいなので、これはこれで驚いたのだけど、こんなものお腹を押さえて「お腹が痛いよう」というジェスチャーをすればいいだけなのになあ、と思ったものだ。
しかも、少女も短い時間なのに、簡単な英語を覚えてしまうなど、展開的にしょうがないとは言え、ちょっと安易な設定だったように思う。
とは言え、登場人物がこの2人を含めても4人しかいない中で、恐竜や風景などの描写は結構しっかりしていて、ある程度の作品に仕上げられていたのは良かったと思います。
ということで、感動するほどの面白さでもなかったので、評価は「C」にしておきます。
アダム・ドライバーが主演を務め、巨大隕石が衝突する直前の6500万年前の地球に不時着した男の運命を描いたSFサバイバルスリラー。
共演に「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のアリアナ・グリーンブラット、「ガンパウダー・ミルクシェイク」のクロエ・コールマン。「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本、「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが製作を手がけた。
主演:アダム・ドライバー
共演:アリアナ・グリーンブラットンクロエ・コールマンなど
<ストーリー>
長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。
2023年に劇場で公開されたもの・・・らしい。
最後の最後まで「65万年前の恐竜の時代にタイムスリップする話」だと思っていて、最後に巨大隕石が衝突する直前の地球から脱出したのはいいのだけど、どうやって元の世界に戻ってきたのかと思っていた。
それで、感想を書こうと思ってレビューを見てみると、「そう思って見た人が大半じゃない?」というコメントがあったので、そこで初めて「舞台は65万年前の宇宙にある地球そっくりの惑星ソマリス」であることを知った。
そこで、もう一度最初の方を見返してみると、確かにそのような説明がされていた。
でも、アダム・ドライバー演じる主人公はどう見たって人間だ。
なので、改めて背景を知った後で感じたことは、「そんな昔に、すでに人類は存在していて、しかも英語をしゃべってるって、どういうこと?」に変わった。
SFだから設定は自由だろう、という考えもあるだろうが、はるか未来の世界が舞台ならともかく、そんな大昔の話にしたのでは、いくら何でも無理があると思うわけだ。
とは言え、「そんなことは絶対にあり得ないのか?」と言われると、こちらも反論できないので、一応そういう設定であることを踏まえた上での感想となると・・・あまりない!?
しいて言えば、主人公とともに唯一の生き残りであった少女が、英語ではない別の言語を話すせいで、意思疎通がなかなかできない中で、主人公が少女に対して普通に英語で話しかけているところは、ちょっと違和感があった。
思わず出てきた言葉ならしょうがないけど、少女にちゃんとわからせるためには、もっと身振り手振りが必要だろうに、ほぼ言葉だけで説明しようとしていた。
例えば、少女が途中で見つけた木の実を食べようとするのだけど、それは毒物を含むので食べてはいけない、ということを伝えるのに、食べる動作をした後、「ガッガッガッガー」みたいな暴れるような描写をしていた。
なぜか少女は理解できたみたいなので、これはこれで驚いたのだけど、こんなものお腹を押さえて「お腹が痛いよう」というジェスチャーをすればいいだけなのになあ、と思ったものだ。
しかも、少女も短い時間なのに、簡単な英語を覚えてしまうなど、展開的にしょうがないとは言え、ちょっと安易な設定だったように思う。
とは言え、登場人物がこの2人を含めても4人しかいない中で、恐竜や風景などの描写は結構しっかりしていて、ある程度の作品に仕上げられていたのは良かったと思います。
ということで、感動するほどの面白さでもなかったので、評価は「C」にしておきます。
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