しょうもな！！

今年の「流行ってもいないのに、流行ったことにしたい言葉」大賞が決まったそうだ。

栄えある大賞に輝いたのは・・・

「ONE TEAM」でした。

以下「優秀賞？」に選ばれたのは、次の9つ。

・計画運休
・軽減税率
・スマイリングシンデレラ／しぶこ
・タピる
・＃ＫｕＴｏｏ
・◯◯ペイ
・免許返納
・闇営業
・令和

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191202/k10012198791000.html


うん「ONE TEAM」ね。

何かそんな感じはしていたけど・・・

確かにラグビーW杯は面白かったけど、この言葉が使われていたのは、大会開催中でもごく一部だったと思うし、ニュース等でもあまり聞いた覚えはない。

まあ、無難と言えば無難だし、「日本死ね」に比べたらはるかにいい。

ただ、それ以外の言葉で「何でこれが？」というのがいくつか。

「計画運休」
これって、一瞬話題になっただけで、そんなに連呼されたわけでもないのに。

「軽減税率」
メディアはこれを使うのを避けていたはず。
少なくとも、「わかりにくい」という声はあったものの、「新聞が適用されるのは反対！」という声をまったく取り上げていないのだから、流行語として認定されるのはイヤなのでは？
もしかして、「もう新聞は軽減税率が適用されるようになったのだから関係ない」ということなのかな。

「スマイリングシンデレラ／しぶこ」
確かに、個人的にも「しぶこ」は応援していたけど、「スマイリングシンデレラ」などと言う言葉が使われたのは、全英女子オープンゴルフに優勝した時くらいじゃないの？
少なくとも、賞金女王がかかった最後の2試合において、聞いていた範囲では、まったく使われていませんでした。

「＃ＫｕＴｏｏ」
前にも書いたけど、この言葉を使う人など見たことがない。
どういう意味かも忘れていたので、もう一度調べてみたけど、活動そのものがくだらないし、印象に残りそうな言葉でさえない。

「免許返納」
少なくとも、この言葉より「あおり運転」の方がはるかに使われていた。
まあ、ノミネートさえされていないのだから、選ばれるはずはないとは言え、どうしてこんな偏ったことをするんだろうかね。


そんなことより、やくみつるが「無理やりぶっ込んだ」と言っていた「おむすびころりんクレーター」はどうなったの？

こいつら(少なくともやくみつる)が勘違いしているのは、流行語って「歴史・後世に残したい言葉」とか「私が好きな言葉」なんかじゃなくて、「今現在よく使われている言葉」である。

だから、その後「死語」になった言葉なんてたくさんあるけど、好き嫌いに関係なく、その時は多くの人が使っていたわけで、だから「流行語」なんだろうに。

こういう恣意的なヤツが選ぶから、毎年毎年変な言葉が選ばれる。

だからこそ、ネットでも大盛り上がりして、ある意味面白いのだけどね。

でも、あまりにも的外れすぎて、ちょっと飽きてきた感じはする。