やっぱ、ソフトバンクはつえ～ぜ！

プロ野球日本シリーズは、広島が敵地でソフトバンクに３連敗して、一気に追い込まれた。

明日から再びマツダスタジアムに戻ってきて２または３連戦となるが、流れは完全にソフトバンクに傾いている。

昨日の試合も、珍しく（？）広島が並走して、不調だった丸が逆転ツーランを放ったり、会澤も先制打や勝ち越し弾を放ったりしたが、３度リードするも、結局追いつかれ、最後は柳田にサヨナラホームランを浴びてしまった。

フランスワがソフトバンク・明石に同点弾を浴びた時点でほぼ終わりの予感がしていたが、まあフランスワが打たれのではどうしようもないか。

明日はたぶんジョンソンだろうけど、たとえ勝ったとしても、その後の投手がいない。

明日から３連勝するとはとても思えないが、後は地元での奮起に期待するしかない。

ソフトバンクとどこで差がついたのかと考えると、やはり中継ぎ・抑えの投手陣だと思う。

はっきり言って、安定度の差は歴然だと思う。

ソフトバンクが、右も左も同程度揃えているのに対して、広島に左の中継ぎはフランスワしかいない。

フランスワ以外で、割と安心して見ていられるのは、一岡くらいか。

エルヴェグと岡田は、球が速いのは魅力だけど、投げてみなければわからない。

中崎は、シリーズ前から「たぶんダメだろう」と思っていたが、やはりソフトバンク打線には通用しそうにない。

打線は、双方ともにいいと思う。

誰もが塁に出る可能性を持っているし、一発も誰が打つのかわからない。

広島も安部がホームランを２本打っているくらいだから、少なくとも貧打というわけではない。

ただ、せっかく４番・鈴木誠也が好調なのに、その前を打つ人たちが、あまり調子がよくないので、結果的に線としてつながっていない。

ソフトバンクも、キーマンと見られていた松田と内川は結構抑えているのに、それ以外のバッターに捕まっているのは、やはり投手力の差なんだろうと思う。

最後まで「タナ・キク・マル」にこだわっている緒方監督は、やはり短期決戦には向いていないのかも知れない。

１番・安倍、２番・西川、３番・松山でも、別にいいのに・・・


明日からの試合で、新井さんの最後の一振りが、いいところで出ればいいのだけど。