昨日行われた「M-1 2017」
今回から、ネタを披露する順番が変更され、これまでの「始めに希望順に予備抽選を行い、引いた番号の若い組から希望するネタ順を自ら選択する方式」から、「決勝当日にMCが1組ずつくじを引き、出てきたコンビがネタを披露する形式」となった。
これにより、これまで敗者復活組の出番は「ファーストラウンドの最後」だったのだが、この方式だとそれができなくなるので、敗者復活戦勝者は番組冒頭で発表されることになったそうだ。
ただし、優勝者の決定方法は昨年と同じで、敗者復活勝者を含めて10組がそれぞれネタを出し合い、得点の上位3名が決勝に進出し、最後は得点ではなく、審査員により「誰が面白かったか」の獲得票数で決める、というやり方だ。
出場者は、以下の9組と敗者復活戦を勝ち抜いてきた1組。
その1組とは、スーパーマラドーナだった。
1.かまいたち
2.ゆにばーす
3.マヂカルラブリー
4.さや香
5.ミキ
6.とろサーモン
7.和牛
8.ジャルジャル
9.カミナリ
10.スーパーマラドーナ
また、今回の審査員を務めるのは以下の7名(昨年は5名)
オール巨人
渡辺正行
中川家・礼二
春風亭小朝
博多大吉
松本人志
上沼恵美子
以下、出演者順に私の感想・評価と実際の獲得点数を付してみました。
・ゆにばーす(B)626
「吉本に入って良かったね/二人でロケ」ネタ
今回出場の中では唯一の男女コンビだった。
見かけがキモいので、まったく期待していなかったけど、女性の方のボケが思ったほどキモく感じさせなかった(?)し、なかなか面白かった。
・カミナリ(C)616
「この世の中で一番強い生物」ネタ
準決勝でのネタと同じだった。
二人ともかなり緊張している様子が感じられて、途中で危なっかしいところもあり、見ていてハラハラしてしまった。
審査員の一人(上沼?)が言っていたように、いいかげんたくみクンがボケ担当のまなぶクンの頭をその都度ぶっ叩くのはやめた方がいいと思う。
・とろサーモン(C)645
「田舎の旅館編」ネタ
コンビ結成15年目のコンビだが、これまた準決勝のネタと同じだった。
内容を若干変えてきていたが、準決勝ネタの方が面白かったように思う。
ただ、審査員の評価は異常に高かった。
もしかして、日馬富士のくだりが受けたのか?
・スーパーマラドーナ(A)640
「コンパ」ネタ
私も好きなコンビだが、とにかくテンポがいい。
田中クンが一人でしゃべりまくっている中、武智がその都度ツッコむというスタイルだが、パターンはいつも同じとは言え、すでに確立されているので、今回も面白かった。
・かまいたち(A)640
「怖い話をして〇〇する」ネタ。
ご存じ今年のキング・オブ・コント優勝者だが、もはやベテランの風格があり、安定感もあった。
濱家が話す定番の「怖い話」に対して、山内がいちいち反論するというお話だったが、これまた面白かった。
・マヂカルラブリー(D)607
「野田ミュージカル」ネタ
ボケの野田の意味不明な動きがいつもウザいのだけど、今回は完全に「やっちゃった」感じ。
何をやっているのかさっぱりわからず、まったく笑えなかった。
いつもこんなことをしているのだとしたら、いったいどこで笑わせているのか、私には理解できない。
上沼恵美子の「よく決勝に残れたなあ」という一言がすべて。
・さや香(C)628
「歌のお兄さんになりたかった」ネタ
定番の歌に対するボケ方がとにかく大げさすぎて、ちょっと入り込めなかった。
斬新な展開だったとは言え、私としてはほとんど笑えなかった。
上沼恵美子が「大物になるよ」と言っていたが、私にはそうは思えない。
・ミキ(B))650
「友達に手紙を書きたいが漢字がわからない」ネタ
兄貴の超ハイテンションのツッコミは大好きだ。
ただ、漢字がわからないという前提にしては、「鈴木」という名前で引っ張りすぎた気はする?
それにもかかわらず、審査員も高得点すぎた気はする。
・「和牛」(A)653
「ウェディングプランナー」ネタ
これは面白かった。
前半はどうなるかと思っていたけど、後半で一気に回収。
大爆笑でした。
・ジャルジャル(C)636
「変な校内放送」ネタ
準決勝と同じネタで、途中で見るのをやめたくらいだけど・・・やっぱりつまらなかった。
あまりにくだらなすぎて、途中から呆れてしまった。
単独ライブでやるのならともかく、少なくともM-1の舞台でやるネタではないと思う。
以上の結果、決勝戦の残ったのは、和牛・ミキ・とろサーモンの3組。
決勝戦の順番とネタは以下の通り。
・とろサーモン(B)
「石焼きイモ」ネタ
ところどころ面白かったが、ネタとしてはどうなのか?という気がした。
コンビの面白さは「久保田のテンション次第」と言われているが、私としては1本目のネタの方が面白かった。
・ミキ(A)
「スターウォーズ」ネタ
何だかよくわからないけど、とにかく超ハイテンポで面白かった。
私は大好き。
・和牛(B)
「苦手なタイプの人・旅館の中居さん」ネタ
面白かったが、ちょっとインパクトに欠けた気がする?
期待していただけに、ちょっと残念!?
そして優勝は・・・
とろサーモン!!
これは意外な結果だった。
大本命だった和牛が2本目でちょっと残念だったけど、とろサーモン自体も2本目はそれほど面白くなかった。
だったら、2本目に勢いのあったミキが優勝かな?とも思ったのだけど・・・
結局、結成15年目で今回が最後の出場となるコンビに対して温情をかけた、としか思えない結果だった。
実際、厳しい審査に定評のあるオール巨人をはじめ、上沼恵美子と松ちゃんがそれぞれ和牛に投票していたので、余計にそう思った。
特に、渡辺正行などは「これでこの人たちの運命が決まりますからねえ」と言っていたし、中川家・礼二や博多大吉は、まだ中堅のお笑い芸人だから、そのあたりも配慮しそうだから、
まだまだ先のある和牛やミキには、今回遠慮してもらった、という感じで決まったのかなあ、という印象だった。
昨年も、決勝戦ネタだけで言えば、銀シャリよりは和牛の方が面白かったので、和牛はちょっとかわいそう。
とは言え、今回も大笑いさせていただきました。
今回から、ネタを披露する順番が変更され、これまでの「始めに希望順に予備抽選を行い、引いた番号の若い組から希望するネタ順を自ら選択する方式」から、「決勝当日にMCが1組ずつくじを引き、出てきたコンビがネタを披露する形式」となった。
これにより、これまで敗者復活組の出番は「ファーストラウンドの最後」だったのだが、この方式だとそれができなくなるので、敗者復活戦勝者は番組冒頭で発表されることになったそうだ。
ただし、優勝者の決定方法は昨年と同じで、敗者復活勝者を含めて10組がそれぞれネタを出し合い、得点の上位3名が決勝に進出し、最後は得点ではなく、審査員により「誰が面白かったか」の獲得票数で決める、というやり方だ。
出場者は、以下の9組と敗者復活戦を勝ち抜いてきた1組。
その1組とは、スーパーマラドーナだった。
1.かまいたち
2.ゆにばーす
3.マヂカルラブリー
4.さや香
5.ミキ
6.とろサーモン
7.和牛
8.ジャルジャル
9.カミナリ
10.スーパーマラドーナ
また、今回の審査員を務めるのは以下の7名(昨年は5名)
オール巨人
渡辺正行
中川家・礼二
春風亭小朝
博多大吉
松本人志
上沼恵美子
以下、出演者順に私の感想・評価と実際の獲得点数を付してみました。
・ゆにばーす(B)626
「吉本に入って良かったね/二人でロケ」ネタ
今回出場の中では唯一の男女コンビだった。
見かけがキモいので、まったく期待していなかったけど、女性の方のボケが思ったほどキモく感じさせなかった(?)し、なかなか面白かった。
・カミナリ(C)616
「この世の中で一番強い生物」ネタ
準決勝でのネタと同じだった。
二人ともかなり緊張している様子が感じられて、途中で危なっかしいところもあり、見ていてハラハラしてしまった。
審査員の一人(上沼?)が言っていたように、いいかげんたくみクンがボケ担当のまなぶクンの頭をその都度ぶっ叩くのはやめた方がいいと思う。
・とろサーモン(C)645
「田舎の旅館編」ネタ
コンビ結成15年目のコンビだが、これまた準決勝のネタと同じだった。
内容を若干変えてきていたが、準決勝ネタの方が面白かったように思う。
ただ、審査員の評価は異常に高かった。
もしかして、日馬富士のくだりが受けたのか?
・スーパーマラドーナ(A)640
「コンパ」ネタ
私も好きなコンビだが、とにかくテンポがいい。
田中クンが一人でしゃべりまくっている中、武智がその都度ツッコむというスタイルだが、パターンはいつも同じとは言え、すでに確立されているので、今回も面白かった。
・かまいたち(A)640
「怖い話をして〇〇する」ネタ。
ご存じ今年のキング・オブ・コント優勝者だが、もはやベテランの風格があり、安定感もあった。
濱家が話す定番の「怖い話」に対して、山内がいちいち反論するというお話だったが、これまた面白かった。
・マヂカルラブリー(D)607
「野田ミュージカル」ネタ
ボケの野田の意味不明な動きがいつもウザいのだけど、今回は完全に「やっちゃった」感じ。
何をやっているのかさっぱりわからず、まったく笑えなかった。
いつもこんなことをしているのだとしたら、いったいどこで笑わせているのか、私には理解できない。
上沼恵美子の「よく決勝に残れたなあ」という一言がすべて。
・さや香(C)628
「歌のお兄さんになりたかった」ネタ
定番の歌に対するボケ方がとにかく大げさすぎて、ちょっと入り込めなかった。
斬新な展開だったとは言え、私としてはほとんど笑えなかった。
上沼恵美子が「大物になるよ」と言っていたが、私にはそうは思えない。
・ミキ(B))650
「友達に手紙を書きたいが漢字がわからない」ネタ
兄貴の超ハイテンションのツッコミは大好きだ。
ただ、漢字がわからないという前提にしては、「鈴木」という名前で引っ張りすぎた気はする?
それにもかかわらず、審査員も高得点すぎた気はする。
・「和牛」(A)653
「ウェディングプランナー」ネタ
これは面白かった。
前半はどうなるかと思っていたけど、後半で一気に回収。
大爆笑でした。
・ジャルジャル(C)636
「変な校内放送」ネタ
準決勝と同じネタで、途中で見るのをやめたくらいだけど・・・やっぱりつまらなかった。
あまりにくだらなすぎて、途中から呆れてしまった。
単独ライブでやるのならともかく、少なくともM-1の舞台でやるネタではないと思う。
以上の結果、決勝戦の残ったのは、和牛・ミキ・とろサーモンの3組。
決勝戦の順番とネタは以下の通り。
・とろサーモン(B)
「石焼きイモ」ネタ
ところどころ面白かったが、ネタとしてはどうなのか?という気がした。
コンビの面白さは「久保田のテンション次第」と言われているが、私としては1本目のネタの方が面白かった。
・ミキ(A)
「スターウォーズ」ネタ
何だかよくわからないけど、とにかく超ハイテンポで面白かった。
私は大好き。
・和牛(B)
「苦手なタイプの人・旅館の中居さん」ネタ
面白かったが、ちょっとインパクトに欠けた気がする?
期待していただけに、ちょっと残念!?
そして優勝は・・・
とろサーモン!!
これは意外な結果だった。
大本命だった和牛が2本目でちょっと残念だったけど、とろサーモン自体も2本目はそれほど面白くなかった。
だったら、2本目に勢いのあったミキが優勝かな?とも思ったのだけど・・・
結局、結成15年目で今回が最後の出場となるコンビに対して温情をかけた、としか思えない結果だった。
実際、厳しい審査に定評のあるオール巨人をはじめ、上沼恵美子と松ちゃんがそれぞれ和牛に投票していたので、余計にそう思った。
特に、渡辺正行などは「これでこの人たちの運命が決まりますからねえ」と言っていたし、中川家・礼二や博多大吉は、まだ中堅のお笑い芸人だから、そのあたりも配慮しそうだから、
まだまだ先のある和牛やミキには、今回遠慮してもらった、という感じで決まったのかなあ、という印象だった。
昨年も、決勝戦ネタだけで言えば、銀シャリよりは和牛の方が面白かったので、和牛はちょっとかわいそう。
とは言え、今回も大笑いさせていただきました。
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