はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

やっぱり、仕方がない?

2005-07-09 | 日記
2012年の五輪から、野球とソフトボールが消えるそうだ。

何となく、そうなりそうな感じだった。
新聞によっては、「ソフトボールは、野球のとばっちりを食った」という論調のものがあったが、ちょっと違うだろう。

ソフトボールは、私もやるのは大好きだが、五輪などでは、見ていて全然面白くない。
なぜなら、点が入らないからだ。

プロ野球の選手でもまったく歯が立たないほどの速球が、ビュンビュン投げられるわけだから、非力な女性では、大きな当たりはほとんど望めない。
あまりに点が入らないために、延長戦になると、点が入りやすくするために、ノーアウト2塁から試合を始める、というルールは、何だか変だ。
1点入れば勝ち、みたいなスポーツが面白いわけがない。

さて、一方の野球だが、これもある意味仕方がないだろう。

1つの試合が2~3時間もかかる、というのはいくら何でも長すぎる。

この結果については、賛否両論あろうが、その中に「野球はメジャーなスポーツなのに」というのがあった。
これは違うだろう。

「メジャーだから」というのと「五輪に採用される」のとは、あまり関係がないと思う。
そんなことを言えば、ゴルフなんかもっとメジャーだ。

ゴルフの場合、野球同様時間の問題があるのかも知れないが、ラグビーだって採用されていない。
それに、野球なんて、ヨーロッパではほとんど盛りあがっていない。
これは、大きな決め手の一つかも知れない。

産経新聞では、漫画家の黒鉄ヒロシが『五輪の集客力を優先した結果が野球とソフトボールの除外というのなら、五輪は収入優先の「興行」なのかと問いたい』とコメントしているが、何を今さらという感じだ。

今どき「五輪はアマチュア・スポーツの祭典」だとか「参加することに意義がある」などと奇麗ごとを言うヤツなんていないだろう。
いつもの彼らしくない発言だ。

「五輪は、日頃注目されないスポーツの寄せ集め」という声があるくらいだし、五輪そのものの存在が危ぶまれているというのに、もうお客さんの集まらない種目なんかなくしてしまえ、ということなのだと思う。

私は、すでに五輪には興味がないので、この際なくなったところで何とも思わない。
野球は日本のプロ野球で十分だし、サッカーはJリーグとワールド・カップのほかにもたくさんある。

五輪で見たいスポーツは、はっきり言って何もない。

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