はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

何でもいいけど、とにかく反対!

2017-10-09 | 日記
衆議院選挙の公示を直前に控えた昨日、各政党の党首による討論会が開催された。

その時に、各党首が主張したいことをフリップにまとめて公表したのだけど、その内容は以下の通り。

自民党:この国を守り抜く
希望の党:国民ファーストの政治で日本に希望を
公明党:教育負担の軽減
日本維新の会:身を切る改革で教育無償化
立憲民主党:まっとうな政治
社会民主党:憲法を生かす政治
日本のこころ:自主憲法の制定を、消費税マイレージ制度の導入、被災地・者の自立を徹底支援・敵基地攻撃能力保有
日本共産党:安倍暴走政治に退場!


具体的な項目をいくつか挙げた党首(代表)もいれば、抽象的な表現にとどめた党首もいる。

公明党や日本維新の会が掲げる「教育無償化(または負担の軽減)」というのも、今のこの時期に最優先させるべき課題なのか、という気もするし、立憲民主党や社会民主党みたいに、「何が言いたいのかよくわからない」主張もある。

特に、立憲民主党の枝野(よく考えたら、こいつが先日言っていた「投票用紙に間違えて民主党と書いたら、それはすべて立憲民主党に投票したとみなされる」と言う発言だけど、社民党だって正式名称は社会民主党だから、結局無効票になるんじゃないの?)が言っている「まっとうな政治」というのも、枝野のような「まっとうでない」人間が言うと、妙におかしい。

あと、社民党の「憲法を生かす」というのも、意味がわからない。
憲法を「生かす」って、「参考にする」とか「ちょっと文言を借ります」みたいな感じだけど、そんなに軽々しく扱ってもいいの?

逆に日本のこころの「敵基地攻撃能力保有」は、そのものズバリと勇ましすぎて、ちょっと感動(?)してしまう。

しかし、一番笑ったのは、共産党の主張。

何だよ「安倍暴走政治に退場」って。

やりたいことは「安倍政権を倒すこと」だけみたいで、その後のことは何にも考えていないのだろうか。

このあたりのことは、日本維新の会の松井代表にもツッコまれていて、共産党に限らず野党の「安倍政権下での憲法改正議論はしない」という主張に対して、「じゃあ、誰だったら憲法改正議論をしてもいいの?」と言われている。

どうせ安倍さんの次の首相に対しても、同じことを言うに違いないし、「今は」安倍さんではダメ、と言っているだけ。

仮に希望の党が過半数を取って政権を担うことになったとしても、その党首(=首相)となるであろう小池さんに対して、自分たちの主張と違えば「小池政権下では議論をしたくない」とかいうだろうし、とにかく「何でも反対!」と言っているだけ。

いくら何でも、このフリップはないだろう、と言うか、頭が悪すぎる。


しかし、このフリップだけど、事前にどのようなものを書いてもらうか指示してるんだろうか。

「何でもいいから、皆さんの言いたいことを書いてください」とでも言ったとしか思えないようなバラバラ感。

たぶん、志位のおっさんも「他の野党のみなさんも、私と同じことを書くに違いない」と勝手に想像して書いたんじゃないのかな?

まあ、いずれにしても野党もバラバラだ、という印象しか残らないような討論会・・・だったようです。

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