巨人がソフトバンクに成すすべもなく3連敗し、ついに崖っぷちに立たされた。
昨日の試合では、あわやノーヒットノーランをやられるのか、というくらい打てなかった。
もちろん、ソフトバンクの層の厚さもあるのだけど、一方の巨人・原監督は何の策も講じない。
ウィーラーを8番から6番に上げただけで、後はほとんど同じ。
打てない丸もそのままだし、リードが問題だと言われ続けている大城もそのまま。
まったくタイミングが合っていなくて、死球だけが頼りの中島もそのまま。
終盤にきて、代打に田中俊太とか重信しかいないって、しょぼすぎるだろう。
せっかく先発のサンチェスが良かっただけに、「だったら、どうして2戦目で使わなかったのか」とも思うわけだし、とにかくやっていることがちぐはぐ。
ところで、昨日はソフトバンクの先発ムーアが7回までノーヒットに抑えていたが、工藤監督は8回にモイネロに替えた。
ここで思い出すのが、2007年の日本シリーズで、中日が1-0でリードしていた9回に、それまでパーフェクトに抑えていた先発・山井が岩瀬に替わったこと。
当然のように、このことを引き合いに出す記者がいるのもよくわかる。
中日スポーツの渋谷真というスポーツライター。
彼は、この時の落合采配について「非常識」としている。
なぜ替えたのか、ということに触れていなくて、ただ一言「非常識」
この時の交替劇については、その後たくさんの憶測が飛んだが、最終的には、2018年にTBSでやっていた「スポーツ天国と地獄 今だから話せる!あの名場面の裏側」という番組において、落合監督・森投手コーチ・山井投手の3人の証言を元に、ほぼ決着がついているはずだ。
前提として、山井投手の手のマメがつぶれたという事実があったようだけど、森コーチが山井に「どうする?」と聞いたところ、山井が「替えてください」と言ったため、それを落合監督に伝えた結果、あの岩瀬への交替劇となった、というわけだ。
3人の証言は以下の通り。
落合「森コーチから、突如『山井が替わりたいと言っています』と言われたので、替えざるを得なかった。本人が行きたい、と言っているのに替えることなどあり得ない」
山井「8回を終わったところで、森コーチから『どうする?』と聞かれたので、これは交替させたいのだな、と思い、自ら『替えてください』と言った。(もし言われていなかったら、続投していたか?という質問に対して)もちろん行きますよ。マメがつぶれていると言ったって、それに気が付かないくらいだったのだから」
森「山井のユニフォームに、マメがつぶれて血がついていたので、『大丈夫か?』と言う意味で『どうする?』と聞いた」
つまり、山井がマメをつぶして血を出していたので、心配したコーチが「どうする?」と聞いたら、山井が「替えてください」と言ったので、コーチは監督に申し出た。監督もびっくりしたけど、本人が替わりたいと言っているのに、「ダメだ、投げろ!」などと言えるわけもない。だから替えた・・・ということになる。
つまり、落合監督の「非情な采配」でも何でもなく、ただ単に山井投手がチキンだっただけの話。
「行けと言われれば行きましたよ」とも言っていたので、要は勝手に「交替だ」と言われたと解釈したので、それ以上言わなかったくせに、言い訳だけはする小心者のコメントだったのを覚えている。
こんなので、よく投手なんか務まったなあ、と思っていたが、この日本シリーズの6年後にホントにパーフェクトをやっているので、投手ってよくわからない。
昔、阪急ブレーブスのエースの一人だった今井雄太郎投手も、気が小さいせいで、登板直前に酒を飲んでマウンドに上がったこともある、という人だけど、この人も一度パーフェクトをやっている。
話は戻るが・・・
このスポーツ選手は、このことを知った上で、あの時の交替は「非常識だった」と言っているのだろうか。
どう見ても、落合監督が「こいつじゃダメだと思ったから替えた」という風にしか読み取れない。
少なくともライターを名乗るのであれば、きちんと検証した上で記事を書くべきじゃないの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d72b5397b2627260d5fb6657e047dfa6895ad767
余談だけど、この記事の最後の一文がよくわからない。
「野球はこの13年でさらに変わった。記録があろうとも継投と分業。だからこそ誇らしい。我らが沢村賞左腕が、とんでもない時代錯誤であることが」
これって、中日・大野投手が沢村賞をもらったことは「時代錯誤」だということ?
何で?
昨日の試合では、あわやノーヒットノーランをやられるのか、というくらい打てなかった。
もちろん、ソフトバンクの層の厚さもあるのだけど、一方の巨人・原監督は何の策も講じない。
ウィーラーを8番から6番に上げただけで、後はほとんど同じ。
打てない丸もそのままだし、リードが問題だと言われ続けている大城もそのまま。
まったくタイミングが合っていなくて、死球だけが頼りの中島もそのまま。
終盤にきて、代打に田中俊太とか重信しかいないって、しょぼすぎるだろう。
せっかく先発のサンチェスが良かっただけに、「だったら、どうして2戦目で使わなかったのか」とも思うわけだし、とにかくやっていることがちぐはぐ。
ところで、昨日はソフトバンクの先発ムーアが7回までノーヒットに抑えていたが、工藤監督は8回にモイネロに替えた。
ここで思い出すのが、2007年の日本シリーズで、中日が1-0でリードしていた9回に、それまでパーフェクトに抑えていた先発・山井が岩瀬に替わったこと。
当然のように、このことを引き合いに出す記者がいるのもよくわかる。
中日スポーツの渋谷真というスポーツライター。
彼は、この時の落合采配について「非常識」としている。
なぜ替えたのか、ということに触れていなくて、ただ一言「非常識」
この時の交替劇については、その後たくさんの憶測が飛んだが、最終的には、2018年にTBSでやっていた「スポーツ天国と地獄 今だから話せる!あの名場面の裏側」という番組において、落合監督・森投手コーチ・山井投手の3人の証言を元に、ほぼ決着がついているはずだ。
前提として、山井投手の手のマメがつぶれたという事実があったようだけど、森コーチが山井に「どうする?」と聞いたところ、山井が「替えてください」と言ったため、それを落合監督に伝えた結果、あの岩瀬への交替劇となった、というわけだ。
3人の証言は以下の通り。
落合「森コーチから、突如『山井が替わりたいと言っています』と言われたので、替えざるを得なかった。本人が行きたい、と言っているのに替えることなどあり得ない」
山井「8回を終わったところで、森コーチから『どうする?』と聞かれたので、これは交替させたいのだな、と思い、自ら『替えてください』と言った。(もし言われていなかったら、続投していたか?という質問に対して)もちろん行きますよ。マメがつぶれていると言ったって、それに気が付かないくらいだったのだから」
森「山井のユニフォームに、マメがつぶれて血がついていたので、『大丈夫か?』と言う意味で『どうする?』と聞いた」
つまり、山井がマメをつぶして血を出していたので、心配したコーチが「どうする?」と聞いたら、山井が「替えてください」と言ったので、コーチは監督に申し出た。監督もびっくりしたけど、本人が替わりたいと言っているのに、「ダメだ、投げろ!」などと言えるわけもない。だから替えた・・・ということになる。
つまり、落合監督の「非情な采配」でも何でもなく、ただ単に山井投手がチキンだっただけの話。
「行けと言われれば行きましたよ」とも言っていたので、要は勝手に「交替だ」と言われたと解釈したので、それ以上言わなかったくせに、言い訳だけはする小心者のコメントだったのを覚えている。
こんなので、よく投手なんか務まったなあ、と思っていたが、この日本シリーズの6年後にホントにパーフェクトをやっているので、投手ってよくわからない。
昔、阪急ブレーブスのエースの一人だった今井雄太郎投手も、気が小さいせいで、登板直前に酒を飲んでマウンドに上がったこともある、という人だけど、この人も一度パーフェクトをやっている。
話は戻るが・・・
このスポーツ選手は、このことを知った上で、あの時の交替は「非常識だった」と言っているのだろうか。
どう見ても、落合監督が「こいつじゃダメだと思ったから替えた」という風にしか読み取れない。
少なくともライターを名乗るのであれば、きちんと検証した上で記事を書くべきじゃないの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d72b5397b2627260d5fb6657e047dfa6895ad767
余談だけど、この記事の最後の一文がよくわからない。
「野球はこの13年でさらに変わった。記録があろうとも継投と分業。だからこそ誇らしい。我らが沢村賞左腕が、とんでもない時代錯誤であることが」
これって、中日・大野投手が沢村賞をもらったことは「時代錯誤」だということ?
何で?
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