はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

新聞は、犯罪者の味方?

2004-08-16 | 日記
今朝7時頃、茨城県で県警機動捜査隊らが逮捕状の出ていた男を逮捕しようとしたところ、男が刃物を振り回して暴れたため、隊員がやむを得ず拳銃を発射し、男は腹部に銃弾を受けて大ケガをしたそうな。

これに対するマスコミの報道は、相変わらずだ。

見出しでは

『短刀振り回す男へ警官2発発砲、重傷(読売新聞)』
『刃物振り回す容疑者に発砲し重傷、警官もけが(朝日新聞)』

などと、まるで警察が犯人のような取り上げ方だ。

しかも、それぞれの新聞ともに書き方が意図的だ。

読売新聞では、警察官もケガをしたことには触れていない。

一方、警察署の副署長のコメントについて、読売新聞が『同署副署長は「被疑者の抵抗抑止と逃走防止のため、警告の上、発砲したもので、現時点では適正な拳銃使用と考えている」と話している』と伝えているのに対して、朝日新聞は『同署副署長は発砲について「正当な職務執行だったかどうか、事実関係を確かめている」と話している』と、いかにも「もしかしたら、不当な行為だったかも知れない」と言わんばかりの書き方だ。

間違いなく、悪いのはこの撃たれた男である。

なぜ、警察が悪いと思わせるように書くのだろう。
撃たない方法があった、とでも言うのだろうか。

まあ、福島瑞穂ならはっきりそう言いそうだけど。(実際言ってるし)

森永卓郎風のやり取りを想定すれば、こういうことになるのだろうか。

 森永『「撃つぞ」なんて言うから、刃物を取り出しちゃうんですよ』
 警察『いや、先にあの男が刃物を振り回して暴れたのです』
 森永『でも、本当に刺すつもりなんかなかったかも知れないじゃないですか』
 警察『こちらとしても、身の危険を感じましたので』
 森永『だいたい、拳銃なんか持つから撃ちたくなっちゃうんですよ』
 警察『しかし、相手は何をするかわかりませんし』
 森永『相手が刃物を持っているからと言って、こっちが拳銃なんか取り出したらケンカになっちゃうじゃないですか』
 警察『では、どうすれば良かったとおっしゃるので?』
 森永『だから、ケンカにならないように、普段から仲良くしておかないと』
 (以下、続行不能)

何だか、書いているだけで腹が立ってくる。

一般庶民としては、少なくともこんな乱暴な輩に対しては、拳銃を使用しても構わない、と考えているに違いないと思うのだけど・・・
違うんでしょうかね。

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