はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

ワンパターンすぎないか?

2014-10-12 | 日記
土曜日に放映していたテレビ朝日の「ビートたけしのいかがなもの会」

第三弾ということで、過去2回は結構面白かったらしい。

http://www.tv-asahi.co.jp/ikaganamonokai/


世の中のさまざまな出来事・事件・騒動・流行語などの話題を取り上げて、「これって、いかがなものかい?」という感じでぶった切る、という内容のバラエテイだ。

テレビ欄にも「あのゴーストライター新垣隆も衝撃出演!2014年早すぎる流行語大賞」などと銘打って、視聴者を煽りたてている。

これ以外にも、「花子とアン」「○○ロス」「ダメよ~、ダメダメ」「アイスバケツチャレンジ」「錦織圭」「危険ドラッグ」「母さん助けて詐欺」「介護クライシス」などの項目が並べられている。

出演者も多彩で、「オネエチーム」としてマツコ・デラックス、クリス松村、ミッツ・マングローブ、「毒舌チーム」として坂上忍、千原せいじ、西川史子、大久保佳代子、「芸人チーム」として関根勤、カンニング竹山、土田晃之、劇団ひとり、そして「たけし軍団チーム」として三又又三、なべやかん、無法松などがいた。


こう書くと、「いやあ、面白かった」となりそうな雰囲気だけど、実際はまったくの逆。

一言で言えば、「作りが雑」

これ以外ないと思う。


せっかくのコンセプトもそれぞれ面白そうな項目も、取り上げ方がムチャクチャ雑で、ある項目などは、ちょっと触れただけで終わってしまったり、項目として表示されているにもかかわらず、まったく触れられなかったものがあったりと、とにかく何がやりたいのかよくわからなかった。

しかも、「ゴーストライター新垣隆」を前面に出して視聴者を取り込もうとしているのはわかるけど、いちいち「この後すぐ」みたいなテロップを流して、それ以外の項目にかける時間を削ってしまっているのは、見ていて「いいかげんにしろよ!」と思ってしまう。

「錦織圭」の項目なんて、彼が活躍したことによって、普段テニスなんかしたことがない連中まで、彼と同じラケットやテニスウェアを買ったりしていることに対して毒舌を加えるのかと思いきや、そんなものは一切なし。

「ちょっと前まで、フィギュアスケートの羽生クンだったのにねえ」という一言だけで終わり。

しかも、あれだけ煽りたてた「ゴーストライター騒動」も、たいしたツッコミもなく、しかもカンニング竹山が彼を擁護する側に回ったので、見ていて実に中途半端なものになってしまった。

「新垣隆は人がいい」というのは、見ていて何となくわかる。

そんなことより、あの佐村河内守が、いかにロクでもないヤツだったのか、ということをもっと掘り下げてほしかったのに。

さすがにテレビでは無理か?


いずれにしても、万事がそんな感じ。

というか、あまりにもお粗末なので、3時間番組のうち、最後の1時間は見る気が失せてしまったのだけど・・・

いいかげん「この後すぐ・・・」みたいな引っ張りフェイクはやめたらどう?


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