老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

雨が降っているのに虫がないている

2016-09-05 04:23:12 | 俳句
      ⛵    不知火やナーガルジュナは蛇の神

熊本に台風のニュース。
地震の被害からまだ立ち直っていないのに、どうして。
こんな時、神や仏に、どうして?どうして?とたずねたくなる。
本当に、熊本の人に思いをはせると、やりきれない。

不知火は九州の八代の海や有明海に夜半点々と見られる怪火。
不知火の季語は秋。

不知火から熊本を連想して俳句などやっている場合ではないけれど。

入院の用意をする。
荷をまとめて、書類を検査して。
そして、明日着る服にアイロンを。
おしゃれして遊びに出かけるときと違って、虚しくなる。

もう経験をしている施術だけれど、やはり心配はある。

       ⛵    不知火や無人の舟に櫂の音

       ⛵    不知火や静かに寝ろよ子盗くる

海老さんの奥様のブログの話題がテレビから流れてくる。
同じように病み悩んでいる世の若い奥様方に勇気を与えている気がする。


       🍒    三つ四つ聞き分けてをり虫の闇

       🍒    虫すだく夫が二階で咳込みゐ

       🍒    夜すすぎや久しく見たる鼓星

(不知火  夏井いつき選)
コメント
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