老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

コブシの実

2016-09-01 08:17:21 | 俳句
       
      🌰    猿の腰掛ひなが谺と話しをり
    
     

気になっていた木の名前が判明した。
「辛夷」である。
千昌夫が唄う、(こぶし咲く あの北国    、、、)のあの歌詞がうかんだ。

           

いつもよく来ているようで、辛夷の花が咲いている時は来合わしていなかった。
木と葉だけでは、何の木か分からなかった。

このコブシの 莢 の色を見ていると、(いわさきちひろ)や(マリー・ローランサン)の絵の色づかいを連想する。
淡く、ぼんやりとして、観る人を魅了するやさしい筆遣いの作品を。

           

なあんだ。辛夷だったのか。正直判ってうれしかった。。
だから散歩は止められない。
昨日はぶらぶらと一時間も歩いた。

来週はもう一度入院が待っている。少しでも体力をつけていなくては。。。

       🍒    秋日和柄長とび交ふ湖畔かな

            望遠に柄長木の実の降りにけり

声に誘われて見上げると 柄長 の枝渡りが見えた。ラッキー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする