
港へ行く。
小豆島から、フェーリーが入港をして来た。
車が降りた後、人がどんどんと降りて来る。
ただちに高松港で待っていた車と人が乗り込み、ほんの十数分で折り返し小豆島に向けて出港をした。

ああ、旅に出たい。
旅行は三つ条件が必要。
> 健康
> 日程
> 必要経費
、、、と私は思っている。
日程は万象繰り合せばいつでも可能。
健康と先だつ費用がネックとなる。
それなのだ。いつも私の前に立ちはだかるのは。
ああ旅に出たい。
乗船案内のアナウンスなどが聞こえると旅心が刺激されてたまらない。

リタイア組の夫婦が犬を連れてお散歩。
殿 を思い出す。
亡くなって二年半が経とうとしているのに今だに犬を見ると、殿 を思い出す。
近所の方が
「お宅の 殿ちゃんほど、本当に幸せな犬はいないよ。いつもどこへも一緒で大事に可愛がって」と何度も云ってくれた。
しかし、亡くなると、あれもこれも、もっと 殿 の為にやってやれることがあったのではないかと後悔をする。
ここ、サンポートのプロムナムロードへは 殿 のお気に入りの場所。よく連れて来た。
ここへ来ると察すると、1キロくらい先から、車の中で落ち着きを無くして「ああ来た来た」とでも言っているのかワンワン鳴き続ける。
車から降ろすと小躍りをする。
この飼い主とワンちゃんみたいに、、、潮風に吹かれながら歩いた。


港の駐車場に底紅が咲いていた。
🍒 底紅や旅の始まる小港
🍒 指きりの指がつめたや白槿
🍒 青北風や又ひとり去ぬ太公望
🍒 蝶よりも小さき色鳥まなかいに