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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     男郎花

2018-10-10 11:52:59 | 俳句
         

 散歩の途中、連れから、白いこの花の名前を聞かれた。
「これは女郎花?」
「いいや、男郎花と思うよ?女郎花は黄色い花。これとよくは似ているが、、、」

 こんな会話をした。
男郎花と思ってはいたが、自信は無い。

 パソコンで調べると、まあ色々の写真が。

花の名前は余り知らぬが、ほんとうのところ。まあ男郎花にしておこう。

      
               女郎花少しはなれて男郎花    星野立子


      

            男郎花名もなき草の仲間かな    高木晴子

 歳時記で例句を見ていて、この二句を私好みの句だと思った。
そしてこのお二方の父上、虚子の句。

               相逢うて相別るるも男郎花     高浜虚子



 立子は高浜虚子の次女。そして晴子は虚子の五女である。
お二方とも俳句界で活躍をされた。血筋か?そうでしょうね~。


      🍎     男郎花老となりての山歩き
                   ↓
         🍏     男郎花老いてはじめし山歩き
                     楽しき

       🍎     蜘蛛の囲に隠れてありぬ男郎花

      🍎     男郎花退職のなき杣仕事



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