老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    秋さなか

2018-10-20 11:02:24 | 俳句

          

 ちょっと鬱みたい。
私が自分で鬱を呼びこんでいるようだ。

 高松の市街地、屋島、鬼ヶ島が見える山の頂からの写真。
箱庭のようと連れが言った。そう初めての瀬戸内海と市街地の眺め。

 直ぐ下に、この街に転勤をしてきた当時の友人が住んでいたマンションが見える。
パッチワーク教室で知り合った一人から輪が広がっていった。
みんな、転勤をしてきたばかりの高松では新参者ばかり。

 楽しかった。そう人生で一番楽しかったかも?

 句会がで出来るくらいの人数が集まり、どこでどうなったかのか、何とかリビングという情報紙に載ったり、それを読んだNHKから取材があったりした。

       

そんな事をしばし想い出したひと時。

 山頂の公園には小学生が遠足に来ていた。
大きな埴輪の滑り台。
私にはトロイの木馬に想像がとぶけれど。。。
俳句を拾おうと欲を出しているものの、昨日は一句も空から降ってこなかった。
それで欝々、、、単細胞だ。


           海峡をよぎる航跡秋日濃し

           しばらくを狂ひ咲く花観てあかず

           深山きて一期一会の帰り花

           黄落季はじまる森の土偶達

           一つとて音なき森も秋さなか

           精いっぱい愛しめ今日を狂花



      
コメント (3)
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