老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

無責任    「赤信号みんなで渡れば、、、」

2017-04-25 11:11:00 | 俳句
この際いっしょに死のうね。 
 赤信号みんなで、、、だったら怖くないの無責任な云いぐさなのだ。
北朝鮮との有事の場合を想定して夫との会話。
もし、爆弾が道を外れて、この四国の片田舎に落ちないとは限らない。
まだまだ、この世に未練はある。
夫は日曜日に心臓の治療を終えて退院をした。

命が惜しいから、入院をし治療をした。
しかし事故などのハプニングは赤ちゃんも白寿の老人にも同じである。
金があろうが無かろうが明日の命は誰にもわからない、平等である。
無責任な会話は、他の人を指しているのでは無い。皆さん未練があるこの世だけれど、時に覚悟が必要だってこと。
時間を無駄にしないで充実した日々をすごすよう心がけなくては。

     

窓辺でしきりに 鶯 が鳴いている。
外に出るとお隣さんの果樹園の柿の若葉がまぶしい。
葉はまだやわらかく、お日さまがきついらしく、ピーンとした張りが無い。

     

おがたま の花が咲いている。良い香を放っている。
この平凡な日常を壊そうとしている、政治の指導にかかわっている人たち。
国と国のエゴがぶつかって戦争だなんてことにならないようにやって下さい。

「しりとり俳句コーナー」

     ★    麗かや明日は焦土かも知れぬ

     ★    つくし野を駆けお日さまに疲れけり

     ★    明日葉やに朝の光を一芯に
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万能ではない

2017-04-24 17:19:02 | 俳句
最近夢中になっているのが 「歌仙」

俳句がおろそかになっている。
朝も昼も歌仙のことばかり。
ひとつ頭で考えるのだから、どちらか、何かが、お留守になる。
詰まっている脳みそが増えたのではないから、両方とも上手くゆくはずがない。
俳句はしりとりがやっと。

それが歌仙の方もしりとり歌仙がはじまった。
ちょっと、繋ぎが上の句と関連の無い句が続いている。
捌きの先生の句はさすがと思うが、他の人は実力に差があるようだ。
ここで勉強をして、本来の方に生かすことができればいいと考えている。

顔が見えない世界であるから、おじゃまをして参加をさせてもらっているが、私の面の皮は厚いと自嘲などもして。



山荘に椿が咲いていた。
想像でキンコンキンコンと時計を鳴らしたり。
ウッドデッキで夕日を見つめている老夫婦を描いたり。
以前だと句の材料にしたが、昨今はさっぱりとよけいなことは思い描かないことに。
老境に入ったので 侘び寂び の句を欲をださずに詠めたらいいの。
万能ではないから、(歌仙が 6>4 俳句 )の数式だ。

北朝鮮と一触即発の危機に。
いやですよ。
北朝鮮をここまで のさばらせたのは中国。
いやだ。いやだ。

姿を隠した、精力絶倫の中川議員。
女 がもっと上をいった。女を裏切ったら怖いですよ。

俳句も歌仙も平和だからできる。
それと心身ともに健康が大切。

「しりとり俳句コーナー」

    ★    花の宿どなたが吹くか篠笛を

    ★    葱坊主日ごとに影の長くなる

    ★    そら豆の花咲く老人ホームかな
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ペット

2017-04-23 11:52:58 | 俳句
  

今朝、ラジオで災害の時の避難所でのペットの扱いについての意見がなされていた。
東北大震災の時にも、ペットのことが問題になっていた。
ペットどころではない。飼っている牛が放射能をあびて生きている。飼育をしている人はそれでも餌を運んでいた。
それより遡る馬越村の水害被害では、牛が水で遮断された場所からヘリコプターで安全な所へ運ぶ映像が流れた。

ペットや動物のことより人間の命、営みが大切なことは理解できる。

熊本の震災ではペットを連れた人が避難所を利用できずに車の中で過ごしたという。

今日の問題提起はこの、災害時におけるペットの対処のこと。
このペットに関して全国の自治体できちんと明記をしているのは30%だそうである。

姫 も歳をとった。
一日のうち20時間は眠っている。
二階のベランダで日光浴をしながら眠っているこの顔を見ると、我がままで気難しく世話はやけるが愛しいこと。

もし、私が災害に巻き込まれたとする。
さて 姫 は?
放ったらかしにすると、一生後悔をするだろう。さりとて犬や猫の嫌いな人もいる避難場所へは連れてゆけない。
どうする?
その時に考えよう。

        

この野良のワン公に毎日の餌やり。
近所には犬の嫌いな人がいるので隠れるようにして持って行く。
見て見ぬふうをしてくれているかも知れぬ。
我が家で飼えって?
それは無理。亡くなった 殿 の思い出がつまっているこの家で飼うなんて。
殿 だってあっちから文句を言うよ、きっと。   "(-""-)"

雨の日も夫が入院をしていて草臥れていても、餌を待っていると思うと持ってゆかざるをえない。
三本足。かわいそうなノラだ。

果樹園で日向ぼこをしている猫。目があっても怖がってもいない。ふてぶてしい顔をしている、、、が 姫 に危害を加えなければどこにいてもよいのだ。


「しりとり俳句コーナー」

    🐎    囀りや籠りゐる吾を囃すかに

    🐎    おーいおい山菜採りの交わす声

    🐎    沖霞む島の段畑牛鳴ける
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筍をまたいただく

2017-04-22 11:44:36 | 俳句
    

また、お隣さんが筍の掘りたてを持って来てくださる。今年は二度目となる。
夫が入院をしていることは知らないから、黙って受け取る。食べきれないのが正直なところ。
(いらない)とお断りするには理由を話さなくてはならぬから有難く頂戴をする。
ご近所の親しいお家にも届いているに違いない。優しい、ご近所の世話やきさんである。
灰汁を抜いて息子にでも取りに越させなくては。

      

夫が治療中に、夫のベッドに寝転んで病室の窓から見える空をみあげる。
病院の傍にはドッグがある。
大きなクレーンが何本も立つっている。大きな船が入っている。

かもめが飛んできた。
海に近いから当たり前だけれど、所変れば品変る、、、。
雲の切れ間から何本もの日矢が落ちてくる。
週刊誌を4~5冊読んで時間つぶしをすれけれど、頭の中はすっからかん。

治療は三時間近くかかった。
待つ苦しみ。
私が治療をしている時は夫も同じような気持ちを味わっているのだろう。
治療は上手くいった。医師の説明を受けながら、医療従事者にいつも感謝を抱く。
有難うございましたと。

さすが昨日はしりとり俳句をやる気もおこらなかった。
ほんの二句ばかり。

「しりとり俳句コーナー」

     ★    月おぼろ最終便の船の笛

     ★    窯を守る後姿の朧かな

     
     ☆    水平線漁火より濃き春の月
            家に帰る途中、後ろを振り返ると。
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先が思いやられる

2017-04-20 11:22:22 | 俳句
    

猫に起された。
布団の上にあがって もみもみ をする。顔にあたる猫の髭がくすぐったい。

仏さまに御茶湯をしてベランダの掃除をしていると 雀が木の枝から ゴハン ゴハンとおねだりをする。
昨夜、ノラ公にやった餌の器の回収に行く。

猫ちゃんの餌、雀の餌、ノラ公の面倒と、夫がやっていたお定まりの朝の仕事を終えても私の食欲はわかない。

薬の服用をやらなければならぬので、無理をして朝食をとる。
朝のお茶の一杯の美味しいこと。

一昨日お隣さんさんから、掘りたての筍をいただいた。
4~50センチはあろう大きさ。早速湯がいて、、、、
昨夕は、若布を入れて若たけ煮を。
一人では食べきれない。残ったのを今朝も食べる。
筍は私の大好物。今年は筍にも表裏の年があって、裏年に当たっているから、店頭にもあまり並んでいない。昨年より少ない。
お隣さんは竹やぶを持っていて、毎年、掘りたてを何回かいただく。

しかし 独りの食事のつまらない事。
夫が好物のコーヒーを立てる香が漂わない。朝の実感が何か違っている。

今回は入院であるけれど、これが毎日となるとどうなるのであろう。
孤独死をした方のニュースが時々流れる。
哀れだ。元気な時は考えないことにしているが、そこにせまっている。
ブログだ俳句だと少し頭を使っているけれど、心身ともに、日ごとに衰えてゆくのがわかる。

玄関でチャイムが鳴ったので、出ると、宗教関係の人。
連れ立って、数日ごとにくる。

孤独な老人はこのような人の訪問も話相手として待っているのだろう。
理解はできる。
散歩の途中、お知りあいに会うと、離してくれないこともしばしばある。
前回に聞いた話の繰り返し。

昨夜は夫の友達から電話。
しばらく世間話をして、今は夫が入院中だと告げて電話を切ろうとするのだけれど、友達の友達が何の病気だと話題を振ってくる。
彼も退屈か?


今日は一日お暇が出た。
私が丈夫でないのを知っている夫が手術を控えての検査の日だから、病院に来なくていいと言ってくれた。
肝臓を長く患ったから、すぐに疲れて体力が無い私。
介護はまこと気も肉体も使ってへとへとに、、、、ぼろ雑巾のようになる。

いやだいやだ。
腰が痛くて膝が痛くて、夫には黙っているが夫が退院をすれば、又整形外科の戸をたたかなければならぬ。

若い人は年寄りの愚痴だと笑っているけれど、近い将来こんなになるのだから。(*‘ω‘ *)


「しりとり俳句コーナー」

    🐬     風車カラカラ海を望む畑

    🐬     すれ違ふ少女がかざす風車

    🐬     花は葉に煙出てゐる登窯








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