老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

日常生活

2017-04-14 10:07:09 | 俳句
     

散歩の途中 フレームの中で声がするので中を覗くと ご夫婦がパセリの収穫の真っ最中であった。
最盛期は終わったから、もう最後の出荷になります。
と パセリを沢山採ってくださった。
束のようにいただく。

         

持ち帰り 近所に分けてもこんなに残った。
さて、パセリ どのようなお料理に使おうか?

    

今朝も猫に起された。
ベランダに出たいから窓を開けてと、私の顔を見上げて訴える。

   

二階のベランダから見下ろすと我が家の荒れ果てた庭。
ガーデニングもほったらかし。お花見だ吟行だと家を空けて、遊びに忙しい。

     

私がやらなければ夫が草くらいは抜いてくれるのだが、夫も心臓の方が芳しくない。
息ぎれが、激しい時があって、外での食事にはには誘ってくれるのだが、自分のことを今は中心に行動をしている。


> 真央ちゃんが引退をした。
彼女は可愛いかった。他のどの選手よりも好きだった。
引退は淋しくもあり、残念であるが、この加熱な報道ぶりは何てこった。

真央ちゃんは安倍夫人とは 月とすっぽん である。
方や、虎の衣を借る狐のように、好きかってに奔放な行動。天心爛漫 人を疑わぬというが、悪い言葉で表現すれば、 オと ソと マと ツを 繋ぐ一言で足りる。
真央ちゃんのように アスリートは才能の上にたゆまぬ努力をやって、フアンを楽しませそして魅了をする。
彼女の演技をはらはらどきどきしながら見る。失敗をしても、努力の結果が良いほうに転ばなかっただけで、皆さん賞賛を惜しまない。

たまたま、首相夫人になったからって、出しゃばって自分が偉くなったみたいに勘違いをする女性とは心の持ちよう 人間性が 月とすっぽん ほど違うと思うのだ。

政府としては、真央ちゃんの引退ニュースをこれ幸いと、庶民の目を逸らせようとマスコミに舵を切らせたようにしか思えない。
マスコミもポリシーシが欠落している。右向け右、、、と同じ報道ばかりだ。
新聞の一面をさくようような重大なことか?   私は真央ちゃんが好きであるけれど。。。

昭恵夫人の守りに徹している。

      

限られた日常を大切に大切に暮らしたいととみにおもうようにはった。
お隣の柿の若芽も愛おしくかんじる。

「しりとら俳句コーナー」

     🌸     スイトーピー少女の部屋の窓のぼる

     🌸     コロボックルが乗っているよ花筏

     🌸     シール貼る台紙あれこれ豆の花


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今年のお花見    ❺

2017-04-13 16:07:06 | 俳句
    

今年の花見も終りか?
簡単なランチバイキングを食べに行った。
海を臨むレストラン。
桜は未だ残っていて、散るのもちらほらと、、、、
青い海と桜が、これはまた今年一番という美しさであった。
      
    

海への小道を下って行くと、花のトンネルになっている。
急な斜面に菫の花、虎杖がある。
見つけたものの、少し急勾配になていて危険である。手折ることができなかった。

しきりに鶯が鳴いている。姿は見えぬ。枝渡りをしていて、声があらぬ方向から聞こえたりもする。

     

すぐ下にある漁港へ、小舟が帰ってきた。
彼ら、漁師さんは、この花の山をどこから、どのような感じで見ているのであろう。
まだ、海の風は冷たいのか、帽子もカッパも冬の装備にみえる。



「しりとり俳句コーナー」

     🌸    赤い芽がもふ野焼きから五日かな    

     🌸    巡礼と猿話しをる里さくら

     🌸    飛花落下渦巻く谿の底ひかな

     🌸    朝桜ホームに光ゲの長かりき
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ラジオ深夜便

2017-04-12 11:37:33 | 俳句
   

今だから笑って話ができる。苦しかった一年あまり。
25年前に インターヘロン の注射を打った。
C型肝炎のウイルスをやっつけるという薬である。
その頃は一週間入院をして、それから ワンクール 限られた薬の本数を病院へ通って打ち通す。
週に三回、最初は一人で病院へ行っていたが、最後のほうになると一人では行けなくなった。
夫と息子が病院へ送り迎えをやってくれるようになった。
何にも家事には手をつけられない。トイレに行くのがやっと。
それでも、無理をして、仕事から疲れて帰ってくる夫と息子の夕食だけは作った。

その頃から、何もかも全のことをも考えることがいやになり鬱陶しくなった。
病気のことを考えるのが一番つらくこわかった。

髪の毛が抜けたり、自殺者が出たり、私が打った頃はきつい副作用のある薬であった。

今は改良されて、口径薬もあるそうで、頑張って治療をやって下さい。

昼も夜も ラジオ をつけっぱなしにしていた。
ラジオ深夜便 を聞くようになったのはその時のなごりである。
今は子守唄がわりに聞くというより、BGM かな。
ラジオを消して静かになった夜は気のぬけたサイダーのようで自分の存在そのものをどこかへ置き去りにしてきた感じになる。

昨夜じゃなく、今朝、ラジオ深夜便の終わり近く今日の花言葉が放送される。
熟睡?猫に起されたけれど良く眠りたまたまこの時間に目が覚めていて聞いていた。
何年か前は、花言葉につづいて 今日の俳句 があったのに、現在は無くなっている。これが残念ではあるけれど、全国に大勢のリスナーがいてラジオ深夜便は本まで出している。

今日の誕生日の花言葉
シャガの花。射干。著莪の花。
アヤメ科の常緑多年草で木の陰や暗い場所にうす紫の花な群生をしている。
花言葉は 私を認めて。反抗。

この花言葉はいつも曲者だと思う。
どこのどなたが付けたかしれないが、そう云えばそんな感じとも思うし、なぜなぜいい加減の類いもある。
四~五日前に桜を見に行った時、花の下に咲いていた著莪の花。この花から、私を認めて、反抗とか連想する~?

「しりとり俳句コーナー」

      ♧     桜隠し三門そびゆ結願寺

      ♧     桜蘂仏足石を染めにけり

      ♧     月おぼろ予報気になる明日の山

箸にも棒にもかからねオソマツな句じゃ。 
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老化

2017-04-11 14:23:43 | 俳句
     

高知に本店のある銀行の高松支店。
エレベーターを降りると、銀行のフロントになっていて、等身大のあの竜馬さんのパネルが出迎えてくれる。
写真が有名で知らぬ者はいないあれである。

     

窓口のデスクには、この小さな旗が、、、。
現在は四国四県が力を合わせて、四国八十八ケ所の遍路道と札所寺を「世界遺産」に指定をしてもらおうと取り組んでいる。
そのシンボルを旗にした置物。
隣に置いてある、認知症のサポーターがいます、、との丸い筒。
無視の出来ない代物である。


いつも、気になっている。認知症のこと。

今は物忘れがひどい位でおさまっているが、少し少し、頭も肉体も衰えてゆくのが実感としてある。


今日は眼鏡を買いに。
公園で眼鏡を落としてから、買おう買おうと思いつつ今まできた。
残った眼鏡は一個。どうも一個では、不便である。
病院の食堂で忘れたり、家の中でもどこかへ置き忘れて探すことがある。
又、亡くするとたちまち困ってしまう。


値段も手頃、デザインも気にいったのがあってまずは良かった。

今日は歌仙に採用をされていた。
目が覚めると、一番にパソコンを覗く。
ラッキー。最近 頭の働きが悪く鈍くなっているので、本当に嬉かった。

「しりとり俳句コーナー」
 
       🍒     満開の桜の枝に御籤かな
   
       🍒     飛ばむとし潰へてしまひしゃぼん玉

       🍒     麓より仰ぐ主ごと山桜

       🍒     御手洗に水のあふるる朝桜
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今年の花見    ❹

2017-04-10 17:30:43 | 俳句
   

買物の帰り、道を外れて夫が思いかけずにゴルフ場に寄ってくれた。
あれれ と思う間に山道に。
やさしい思いやりのサービスをしてくれた。

   

ゴルフ場までゆくとくずれていた空から雨粒がぽつぽつと。
今日は気温13度で空気も冷たい。
毎年ここへは来る。もう散ったとあきらめていたが、、、、
薄い緑がかった桜が多く

     ☆     さきみちてさくらあおざめゐたるかな    野澤節子

この句が浮かんできた。鋭い節子氏の感性。名句だ。
今の私の感覚を云い得ている。とてもこんなにつくれないが。

       

うす緑に見えるが、近づけば薄い桃色、まったく さくら色である。
可憐で一枚一枚の花びらがいとおしくなる。

         
このページは田舎のシニアのおばちゃんが書きたいことを書きときには愚痴を言うはずであった。
それが、人さまの名句を思いだしては感想などを。

    

そして渓を隔てた向かいの山桜を見て、讃岐の吉野山がここにあり、、、、と思っている。
先生や誌友は 吉野山で昨日から吟行句会を楽しんでいるのだろうな~と羨ましい気もある。

いくら、俳句はあきらめました、少しだけにしますと云いつつ、潜在意識としていつも胸の中にあると今日は思い知った。
日常の生活は支障がない身体であるが、花見の旅行は我慢をした。
しかし、今年一番の綺麗なさくら街道?花の山?に出会って満足であった。
花散らしの雨となったのが残念。


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