老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  野良猫のトラちゃん

2020-05-17 15:14:32 | さみしいシニア

                

 

ベランダの窓を開くとお迎えのトラちゃん。

帰る時は、おなかも満腹もう帰るの、、と「さようなら」と言う私を見ている。

 

このトラちゃん。

前からいたトラちゃんに比べると、体が少し小さい。

声はドラ声。うなりながら威嚇する声も前からのトラちゃんと一緒。

しかし、同じ猫とは?どうも違うみたいだ。

しかし私の心をわしづかみにしている野良のトラちゃんに違いない。

 

    

 

トネリコに寄生をして欄が見事に咲いている。

 

             

掃除が楽しみで週に一度、掃除に来ている。

コロナでどこにも遊びに行けない。

せめてこの家を磨いて、楽しく住もうと、思った。

 

体力がない。金が無い。せめてここで、楽しく遊ぶ。

二人ぶんの布団はある。生活の全ては揃っている。

最大のここで住む理由は?

狭いマンションで諍いをする。喧嘩をする。

相手の顔も見たくない時の避難場所にしようと夫婦で意見が一致した結果だ。

  

       

 

電灯の紐の先に付けたバラのボールもそのままだ。

 

今日も一日のノルマを終えた。

当分、週に一度の楽しみを終えた。

 

   

 

    

 

 

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動きだした

2020-05-16 10:55:29 | シニア

   

 

市役所の支所の工事現場に人が集まった。

雨の中、工事車輌が次々と入ってくる。

コロナ騒ぎで静かな二か月程度の現場だった。

それでも、仮事務所の支所には、毎日おとづれる車はあった。

書類をもらいに来る、市井の生活にそれなりの動きはあったみたいだった。

パソコンを打ちながら退屈をすると、窓から見ていた。

 

     

 

古い建物は魅力がなかった。

他の支所やそれに付随する建物は美しく、たまにおとずれても活気があった。

この支所の二階は、窓を開いていると、オカリナを練習している音や、室内体操をしている人が見えた。

 

文句ばかり言っているようだけれど、この建物で行われている数々のお稽古事のメニュー。素人に毛がはえた程度の指導者が高い費用をとって教えている。

行かなければいいまでの話。

俳句講座も絵手紙も老人体操も、、、、

無理に自分を殺してまで、話題に、あわすなぞという離れ業は私には最も苦手だ。自然に足が遠ざかってしまった。

それでも暇をかこつと、机に肘をついてここへ出入りする車を見ていた。

 

さてさて、建物が新しくなると講座の内容も新しくなるのかな~。

そんなことないだろう。

せめて図書室の本の数くらいは充実をしてもらいたい。

 

ある支所はお風呂があり、健康器具がそろっている。

海が見えてロケーションは最高。

あんな支所の整備に近づけてほしいが、昨今の市の財政では少し無理かな。

 

まあ、楽しみだ。

日に日に出来上がる過程を見るのも暇つぶしになる。

 

お遍路さんも、戻ってくるといいのだけれど。

 

          緑の屋島五月の湧きゐる煙

 

          ケーキなど焼き新緑の雨かこつ     

 

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  うっかり名前を忘れた 、、、、 観葉植物 

2020-05-14 22:56:53 | シニア

      

 

昨年に比べて葉が大きくなった。

うっかりと名前のメモをやっていなかった。

観葉植物、、、とパソコンで探しても判らない。名前が判らないのだ。

 

葉の真ん中に、2ミリほどの小さな花を見つけた。もう何日か前から。

水やりは、葉のまん中にやれという指示どうりにやっていた。

今年、初めて、水をやりながら上から覗くと花がついている。

小さな小さな見落としそうな花。

今にもっと増えておおきな紫の塊、、そうボールのようになるなではないかと期待をしている。

 

     

莟がたくさんあってそれがみんな花になると信じているのだ。

この莟の塊の直径が5~6センチ。そして茎も少し伸びるのではないか?

赤みを帯びた幅広の葉に花が咲くとは園芸店で買ったときは想像をしていなかった。

ひたすら大きくなれ大きくなれと育てた。

毎日、花が咲いたか咲いたかと期待をする日が続くのだろう。

 

           簾吊り話あいてのほしき昼   

 

 

 

 

      

 

 

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  水を抜いた

2020-05-13 15:39:29 | 俳句
 
もう我慢うの限界。
整形外科へ行った。
右足の膝が痛い。
歩くのは苦にならぬのに、椅子から立ち上がる時、階段を降りるときに痛む。
風呂でバスタブに足を上げて入るのがやっと。痛いのだ。
 
病院でレントゲン室、待合室のことを考えただけで拒否反応が。
 
空気が澱んでいて、コロナのウイルスが漂っているなぞと想像をする。
 
しかし、こう膝が痛むと、そろそろ覚悟を、、、、病院をおとずれた。
 
右と左の膝を比べると右の膝が心持太い。腫れている、水が溜まっている、、と素人なりに考えていた。
 
一昨年、医大へ心臓で入院中に、整形外科でも診てもらった。
痛みはもう長く続いているのだ。
 
その時の若い医師はレントゲンに異常が無いから、痛みはそれなりの加齢によるものでしょうと、あっさりとした診断だった。
 
膝を曲げると痛む、、、が毎日の散歩や買い物で平地を歩いても痛みはない。
それで、辛抱をしていたが、トイレの便座から立ち上がる度に「いたっ、痛っ、いたいたい、、、」と、、痛みを口にするようになった。
 
歳のいった名医さまさま⁉
「水が溜まっているから、水を抜きましょう~~」
 
抜いた水を見せてくださった。
黄色い薄濁りの水が(あれなんて言うの)容器にたまっている。
驚いた。たくさんの量だ。どこに、あんな水が、、、、
 
まあ良かった。
一度に痛みは去らないが、おちおちと落ち着くことだろう。
 
「あなたの持病、コロナに気をつけてくださいよ」
と言って下さった。
「サ、、コイ、、オシ、、、」
 
それに疾病の数の多さ。 早くコロナの終息、収束、、、願うばかりだ。
 
 
 
病院の横はこのような田舎の中の田舎のような風景だ。
国道から一本、道を、外れるとなんと静かな風景。
 
水を張った田圃の横には 林檎の花が咲いて、横には柿の青葉が。
 
 
        
            まだ苗の丈のそろはぬ植田かな
 
            滑空の燕はらはら四角い田
 
 
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    初めて、、、新しいので

2020-05-12 21:43:00 | シニア
          
 
 
昔、むかしの慎ちゃんちゃんを、新しいパソコンのブログの記念写真に選んだ。
さて、ここはどこだろうか?
ごこだろう?
 
スカイプ句会に申し込んだ。
古いパソコンより新しいのが、簡単だという理由だけで。
 
しかし、外出もままならぬなら、家での楽しみに句会でも、、、、
 
もっと若かったら、言葉も、語彙も感性も、、、
今の、ないないづくしでは、皆さんの足を引っ張ると思ったが、遠慮はほどほどにして残り少ない人生を楽しもうと、思い切って参加をすることにした。
 
パソコンの調子の良いこと。
画面の色も鮮明だ。
頭も若返ればいいににな~。
 
独りで作句し,独りで選句をした期間は、はてさて何だったのかしら?、ほんま苦労だった。つまらんかった。
俳句が好きだから続いたのだ。
その場で注意喚起をして下さる師がいれば、もと上手に句意をとらえることができたのではないかとの忸怩たる思いはある。
 
まあ、それなりに、これからは頑張って参加をしよう。
 
 
     🐶     花は葉に冷凍食が昨日けふ
 
     🐶     気がつけば足さすりをり青葉冷え
 
こんな後期高齢者、今日は歩くたびに右足の膝関節が痛む。
つまらん句をつくるな(*_*;    俳句はポエムだぞ。
 
     🐚     煎った空豆ころがしている掌
 
 
 
 
 
 
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