Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自衛官殿、ご用心!

2007-04-23 00:27:00 | インポート
今春の統一地方選挙も投票が終わり、開票が進んで終盤を迎えようとしています。
先日の遺憾極まる現職長崎市長の銃撃致死事件もあって目立ちませんでしたが、現職海上自衛官による、高度な軍事情報の収集を行うイージス艦に関する機密情報が中華人民共和国へ流出した疑いが持たれています。事実とすれば売国的行為の側面が強く、事実解明と関係者の処罰が強く求められます。こうした事件は過日にも発生している様ですね。

問題の自衛官の夫人は中華人民共和国の出身者。欧米では昔からあった、主に女性諜報員が標的となる男性に接近誘惑し、性的な接触を理由に機密情報の提供を強要する所謂「ハニー・トラップ=Honey Trap」と呼ばれる活動に関わっていた可能性が強いとされます。又、同国内に我国の外交及び防衛に関わる職員の集る飲食店があり、そこの女性従業員が諜報に関わっていたのではないかとの指摘もあります。

この諜報活動の手法は以前よりスパイによる諜報活動の盛んであった欧米では良く知られており、特に今から30~40年前の東西冷戦の時代には、米ソ両国の間でかなり行われた模様。これを題材にした人気映画が、英国作家I・フレミングさんの原作になる「007」の一連のシリーズであるのは有名な所でしょう。

今では本場の欧米では以前程盛んではない様ですが、意外にも現在でも立派に効力があるのが諜報面に弱い我国である様です。
先日、男性誌「WPB」の記事とTV番組にても取り上げられていましたが、自衛官の各位は意外に女性よりの支持が芳しくない様です。
不規則な勤務、有事の場合の安全リスクの大きさ、そして隠密行動にも対応する必要からの連絡の取り辛さ、などが不人気の原因の様ですが、やはり国家の安全保障を担う重要な任務である事への無理解が大きな原因であると私は見ています。
それ故自衛官の多くは女性諜報員の接近に弱く、一度懇ろな仲になると脇が甘くなって機密保持が困難になる所が否めない実態があるのは事実の様です。

戦後ずっと、海外よりの諜報活動に対し事実上無防備であった祖国日本。思えば朝鮮民主主義人民共和国による、悪夢の日本人拉致事件もそうした状況下にて発生したのではないでしょうか。
こうした事共にも、我々日本国民は無関心でいてはならないと強く思います。
自衛官各位の注意と警戒の喚起も強く願いたいですが、同時に自衛隊の任務と外国によるスパイ活動を抑制する防諜対策への国民的理解を深め、我国の国益を損ねない努力も求められると思いますね。

こうした国防及び防諜への備えを想定しない日本国憲法の旧態依然とした制度面も、問題視されて良いと思います。*(日本)*
コメント
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