コナサン、ミンバンワ!2008=平成20年3月も、拙ブログを宜しくお願いします。
「三寒四温」と呼ばれる昼夜の温度差が大きくなる時期になった。今日の当地名古屋は穏やかな天候だったが、今夜よりは怪しくなり、又晴天となる明後日以降は寒の戻りとなる様だ。各位風邪など召さぬ様、体調留意にて参りたいものであります。
さて春までもう一息と言う事で、積雪にてご苦労の多い日本海側の方々には恐縮だが、雪景色ももう少しでご無沙汰となる為拙欄にて少しこの事に触れさせて頂く。当地西郊の岐阜・滋賀両県境に位置する伊吹山。標高は1377mでそう高くはないが、雪の時期はちと気になる存在ではある。
同山の中腹は大規模な採石場。切り開かれた山肌は見るも無残な姿を晒し、夏場などは目を覆いたくなる程の光景である。1960代=昭和30年代中期よりの高度成長、そして1980代中頃=昭和末期の所謂バブル時代の建材需要増により開発は急速に進んだ。それに反比例して山容は醜くなってしまったのである。
この様な伊吹山だが、冬場の景色はまだ救いがある様だ。積もった雪が、採石場の深い傷を隠す役割を果たしてくれ、夏場よりは良い眺めとなるのである。おまけ画像は岐阜県より滋賀県に入った米原市内からのものだが、手前を行く東海道新幹線の車窓からも勿論認められる。再び恐縮だが、一面では大変厳しい雪の持つ「優しい一面」を見せられた思いもしている所である。
疾走する列車は下り「のぞみ」号。JR西日本の誇る俊足車500系だが後継車種の投入も進み、今年中に東海道新幹線区間より撤退の可能性が高いのはやや残念であります。