Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「意思不統一」のツケ

2011-04-20 07:43:00 | インポート
各位お早うございます。桜の時季も終わり、今丁度新緑の時季へのモード・チェンジまっただ中の風情たる当地名古屋ですが、今朝は遅れの花曇りであります。折しも、此度の被災地東北が花の時季を迎えた由。これから咲く花が、苦境より脱すべく闘い続ける方々の、せめて一時の和みと励ましになればとも思います。

さてその一方、対策の遅れていた東京電力福島第一原子力発電所事故問題も、ようやく不安解消への道筋が少しは見えて来た様です。
東電本社より、今後概ね年内の放射線抑制へ向けた行程が表され、又、欧米の専門チームによる具体的な支援の方向も次第に明らかになって来ています。それはそれで良い事として、どうも欧米よりの支援表明より、今日の具体化まで時間がかかり過ぎている様に感じるのです。

その事は「何となくだが、震災復興向けの専門委員会の数が多過ぎやしないか」との指摘にも表れていると思います。
内閣総理大臣、菅 直人さんの指導力、統率力がアンダー気味であるのは分っているが、それよりも私は、意思統一の力量に欠ける、又その必要を痛切に感じている様にも見受けられない民主党の体質が、この期に及んで変わっていない様な印象を受けるのです。ですから、先日の復興構想会議など、とりあえず緊急の必要があるとは思えない会議会合まで設定してしまい、無駄が見受けられると共に、原発事故対応など、急を要する重大事案への速やかで的確な対応に欠けるのでしょう。

原発事故対応につき、中・露両国を含む欧米の技術支援の具体化が遅れた裏には、東電本社の事故廃炉回避願望など、同社の面子にこだわった独善の弊害が立ちはだかったやに聞いています。それを強く説得し、速やかに打てる手を次々に打って、有害物質の拡散を抑えて周辺住民や産業への悪影響を最低現に抑えるのが政治の使命のはずだが、今の民主党にその様な力量があるのか、甚だ疑問ではありますね。

東北と言えば、元最高幹部にして現党員でもある、小沢一郎さんの地元。こんな時こそ、同氏が率先して問題の解決解消に当たるべきとも感じるのですが・・・。*(日本)*
コメント
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