Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

回顧~雷鳴を聞きながら

2011-08-16 23:37:00 | インポート
ココさん今晩は。政治社会に対する鋭い貴見解には、いつも敬意を表したく思います。

昨日は、66回目の終戦記念日でありました。厳密には、敗戦記念日と言われるんですが、祖国日本が臨んだあの大変な時代の事は、反省点はあるも、必ずしもその全てが悪ではなかったし、戦没並びに戦災犠牲の方々の全てが、左派勢力が折々に揶揄する所謂「犬死に」と呼ばれる無駄死にではなかったものと心得ます。それ故、そうした方々の犠牲によりもたらされた豊かさを享受し得る我々は、心よりの感謝と追悼の意を表さなければならない訳ですね。

我々の知人の方に、毎夏東京・九段の靖国神社参拝を欠かさない方がいらっしゃいます。私も数年前の秋、生来初めて参拝を果たしましたが、本当に戦没各位の表敬の事に、我々はもっと気を遣っても良いと思うのです。
勿論、戦争当時我国の統治下にあった、大韓民国を初め朝鮮半島や、台湾出身の各位の合祀の問題を今後どう扱うかの課題はありましょうが、海外に対しても、理解と得心を得られる誠実な説明を心がけ、国際的理解が得られる様努力する必要がありましょう。又、東京裁判こと極東国際軍事裁判にてA級戦争犯罪人とされた7名の各位、所謂「殉国の七士」の合祀は問題なしとするのが拙見解であります。
そもそも「勝者のリンチ裁判」と揶揄される東京裁判は公正な視点に欠け、歴史的負債を残したとされます。
一例を挙げれば、1941=昭和16年暮れに生じた大東亜戦争こと太平洋戦争は、海軍の主導にて戦線拡大して行ったのだが、同裁判にて罪責を問われたのは陸軍の要人と一部の文官だけ。海軍の要人は誰一人咎められていません。この一事を見ても、同裁判は不良だった事が窺えます。
それを何ですか、菅内閣総理大臣は「A級戦犯が祀られている場に参拝などできない」と言下に靖国参拝を拒否、それは、申し合わせた様に同内閣の全閣僚に及んでいて、それが民主党政権に交代して以来、ずるずると続いている。そも、罪責の有無さえ定かでない同胞を「戦犯」呼ばわりする菅大臣の見識の方がおかしい。それに安易かつ単純に同調する閣僚の姿勢も不良です。

一事が万事、先の震災復興に対する不良姿勢も、その延長線上にあるのではないでしょうか。
福島県下の原子力発電所事故向けを含め、被災地が速やかに元気を取り戻す様な有効な支援策を打つ事もなく、政権の維持に汲々としている。挙句に具体的なビジョンや裏付けも取る事なく、安易な増税路線を認知しようとする姿勢は、もう権力の座にある資格がない事を自ら表している様にも見えるのです。

勿論、菅大臣も、民主党政権の不良体質の言わば「尻拭い」を強いられている立場にある事は認めます。
前任の鳩山前大臣の罪業は更に悪い。「政権交代」「政権公約」など実現不可能な甘言にて我々国民を騙し、結局は国内外の情勢を悪化させただけで、民主党の党勢拡大の為だけに動いたと申しても過言ではないでしょう。良くも菅大臣の事を「ペテン師」などと言えたものだ。

先の震災義援金拠出も拒否した挙句、安易に増税にも同調する鳩山!詐欺師はお前の方だ!!

それを、自らの不徳に頬かむりしつつ公然と支援した小沢最高幹部も同罪でしょう。
これらの不始末を引き起こした元凶は、やはり寄せ集めの烏合の衆、民主党だと私は思います。

戦後、我国の道徳観念が廃れて利己志向が増幅したのは日本国憲法のせいだとは良く言われます。勿論、半分は当たっている。
大看板、第9条第1項を降ろすべきではありませんが、第2項の戦力不保持とは、対外侵攻の軍備はしない意であって、我国の尊厳を守る備えまで否定するのは論外。憲法改正に当たっては、この点をはっきりさせる必要がありましょう。
もう一つ「自由と平和」は並び立たない事も、我々は心得る必要があるかと思います。
例えば「平和の宗教」と言われるイスラム教は、平和の為に信者が実践すべき心がけを細かく定めている事で知られており、詳しくは存じないものの、預言者ムハンマドは、平和を続かせる為になすべき事を良く心得ていたのだと、感銘を受ける所もありますね。
振り返るに、我国の基本的人権は、公の安寧や、多数の幸せとの整合がされて来なかった。第12条にて、権利の濫用防止や公共への責務などが総論的に定められてはいるが、放縦と化した現代への歯止めとはなっておらず、こちらも見直さなければです。取り上げたくはありませんが、つい先日貴地元にて生じた様な凶悪事件などが続いて起こり、やがて我国の安全を内より蝕む事となりかねません。それを助長しているのが、民主党の困った現状であるのはご存じの通りです。これは主に、日教組こと日本教職員組合の思想活動などによる、戦後教育の不良が主な原因でしょう。

此度の震災は、確かに国難であるのは事実で、我々も引き続いて復興の応援をして参らなければならないが、その一方、必要以上の豊かさや便利さを見直す、問い直すきっかけとなった有意義な所があるのも事実で、復興の道すがら、祖国日本が本来の健やかさを取り戻すきっかけを掴む事を、今は祈りたいものであります。*(日本)*
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