Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

喫茶店雑考

2017-01-12 12:24:42 | 社会・経済

昨日、当地の大幹線鉄道 JR東海道線が、線路々盤の崩壊事故を生じ、未明から夕方まで、ほぼ一日普通となり、旅客だけで7万人以上に影響を生じた。主な原因は、運行主体のJR東海社が、愛知県から受託した治水事業の進行に際し、地下水の処理に不具合があった為と聞いた。同社はまず、公式HPにてこの不具合を謝罪した為、そこは諒とするも、県の事業受託に際し、現場の状況把握や担当組織間の連携が適切であったかを徹底検証して、再発の防止に万全を願いたい。

事故発生は深夜帯だったらしいが、日中なら生命に関わる、深刻な人身事故に繋がる恐れがあったし、抑止と呼ばれる運行停止中の、旅客以外の貨物輸送の遅れ損失も甚大なものがあろう。これからは、今週末も予想される、寒気到来に伴う雪などによる運行障害もあり得るだけに、こうした不祥事の根絶を目指して頂きたい。

さて本題。ほぼ毎回、政治社会の事共の多い拙欄だが、今回は視点を変え、拙近所にも多い、喫茶店の事共をひとくされ記そうと思う。当地が本拠の旧世代チェーン店「コメダ珈琲」の意外な躍進がよく話題になる。当初は、東海地方だけの展開だったが、最近は北海道や西日本にも進出し、フランチャイズを含む店舗総数は700超とも聞く。JR名古屋駅の近辺だと、半セルフ・サービスのドトール、スター・バックスの両チェーンも多いが、そこからほんの少し離れてみると、コメダの店舗も結構見かける。それも、どの店もかなり混雑しており、場合によっては入店待ちの方々もままあったりする。いかに支持されているかの証左でもあろう。

コメダ珈琲は今、西日本の某店と、設備の意匠やメニュー内容が酷似しているとして、それらの利用の使用停止を求め訴訟中で、一審では要求が通った様だ。まだ二審、最高裁審理の可能性もあり、経過を見守りたい所だが、コメダ全体のイメージを損ねる様な事であれば、使用停止要求は当然であり、対する西日本の店舗も、たまたまの類似とか、故意にコメダ・デザインを真似たのでなければ、その根拠を堂々と世間の前に開示し、誠実な説明をすべき。当該店舗の法律顧問は、昨年末時点では、メディアの取材拒否の挙に出ていたが、そのままでは通るまい。前述の、堂々とした一般向け説明が明快にできなければプロ失格であろう。

話をコメダ店舗に戻す。当地でお馴染み、午前のモーニング・サービスは勿論、軽食やスイーツの類も充実し、客席は仕切を高めにとった、半個室的な雰囲気で、疲れ難い座り心地の椅子と共に、客が長時間居ついても良い様な意匠になっている様だ。又、拙者がたまに利用した限りでは、正直 秀逸さ今一つのコーヒー他の飲料や軽食類の単価も、少しずつだが高めの設定となっており、長時間利用客からの追加注文の成功率の高さもあってか、回転率も一定は良好の様だ。24時間ではないが、朝方から夜間まで、営業時間長めからすると、相応なのかもだ。

観光地が少なく、全国人気も低レベルの当地名古屋だが、喫茶店に関しては、全国に誇れるものを持っているのではと心得る。大手ファミリー・レストラン・チェーンでは常識となった、喫煙、禁煙で席を分ける分煙化の不徹底など、課題を残しているのは事実だが、その旗頭が、コメダ珈琲やコンパル、支留比亜(シルビア)と言った老舗チェーンの様な気がする所。何故、こんな記事を思い立ったかと言うと、昨年末、深夜TVで見かけた「三人兄弟」と言う、当地の喫茶店が舞台のドラマがきっかけの様な。そう言えば、拙近所にも、コメダではないが、気になる一店が存在する。今度、様子を見に行きたく思っている所。今回画像は、喫茶店とは無関係だが、今から数年前、JR北陸線にてお目にかかった、元特急寝台車の、普通列車に転身後の夜姿。勿論、今は引退しています。

コメント (2)
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