Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

感染症~鈍感過ぎる 日本の男達 続き

2017-02-03 20:09:13 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!冒頭から恥かしい話だが、今朝、当地名古屋市内にて、列車に乗り遅れたある男性容疑者が、発進した列車の前に手をかざすなどして、緊急停止させる事態があった。当該列車が数分遅れた他、実害はなかった様だが、列車妨害容疑で罪責を問われた四十代男は、仕事で時間に追われていたとかで、タクシーと同じ感覚で列車を停めようとしたらしい。本当に、社会常識と倫理の欠如が露わになった事象ではないだろうか。同時に、己の行動が、自身を危うくするとの自覚もない。以下に記す事も、通底しているのだが、反省とかの以前に、社会とか世間一般の規範と言うものさえ弁えられていないのは、遺憾の一言だ。こうした行動が、続く子供達や若者達のいじめや非行の遠因となっている可能性だってあるはずだ。

その、もう一つの問題。目下大流行中のインフルエンザや、季節を問わないノロ・ウィルスによる食中毒、それに、妊娠中の女性が罹患すると、新生児に大きな障害が残る可能性がある風疹なども、引き続いて警戒を要するレベルだと言う。厚生労働省を初め、関係各位やメディア各社の啓蒙姿勢は尊重するが、それにしても、一番大事な大人の男達への周知は、中々に徹底していないのではないか。インフルエンザにしても、少しでも症状が疑われるなら、すぐに医療機関の門戸を叩くべきとの初歩的な心がけさえ不十分だと言われる。診察を受け、医師の方の診断書があれば、基本仕事を休む、或いは抜ける事ができるはずだ。数年前、B型インフルにやられた拙者の場合もそうだった。「jnkt32さん、こりゃ診断書ものだわ」医師の方からこう伺った途端、数日の病欠を覚悟したものだ。速やかに勤務先に診断書を提出の上、五日間抜けた記憶がある。処方通りの投薬と療養に努め、完治した所で復帰。これが、正しいインフルの対処法である。

症状を経験して痛感したのは、自らの症状を治す事と並行して、いかに他人や周囲に病気を移さない様、広めない様心がけるかとの視点だ。過日、悪友からも注意されたのだが「お前もだが、とに角我国の男達は、風邪とかの感染症の時、周囲に病気を広めない配慮が欠けている」と嘆いていた。想えばその通りであり、既婚で家族もいる方の多くは良いとして、その機会に恵まれない、或いは信条で選択しない独身男達をどう啓蒙し、周知教化して行くかが大きな課題ではないかと愚考するのだが。

前述の大きな問題を孕む、風疹の流行は、成人の男達に、予防接種の未了者が多く、そうした連中が、海外で感染して広めるケースが多いとか。帰国時の検疫でも、発症していなければ見逃されるケースもある様で、後から重症患者が生じるケースもあり得る。その多くが新生児であり、前回、数年前の大流行時には、分っているだけで、40人超の障害児が生まれる結果となっている。

欧米先進国では「次代の納税者を育て守る」為に、子供達が健全に育つ様見守る文化があると言う。遺憾ながら、今の我国の男達には、そうした真摯な姿勢は大きくは見られない。仕事の出張で出かける向きには、企業を通じての啓蒙もし易いので、実施の徹底を願いたい。問題は、観光や遊興で海外旅行に出かける連中だ。こうした向きへの啓蒙が、大きく遅れている印象を受ける。旅行企業も「初めに収益ありき」で、現地での疫病などが分っていながら、客に注意喚起したり、予防接種を促すなどの案内が徹底していない可能性が強くある。これからは、こうした所も糾さなければ、我国の健康医療面は大きく揺らぐ可能性がある。感染症は、今後必ず繰り返し流行する。多少の費用を擁しても、予防接種など、必要な対策は各自の責任で実施すべき。同じ失敗を何度も繰り返していてはいけない。今回画像は、当地名古屋と東郊の春日井市の境界辺りで捉えた、JRの試験列車「ドクター東海」の検査走行の様子。東海道・山陽新幹線の安全を担う有名な守護神「ドクター・イエロー」の在来線版ですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする