Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自衛隊 中東の海の護りも~シーレーン防衛の大切さ

2018-10-07 22:02:31 | 国際・政治

長らく首都東京の「食」の中枢を担った築地市場が、昨日 83年の歴史に幕を下ろした。広く知られる今日からは、新設に際して大いなる曲折あった豊洲新市場への移動期間に当たり 10/11木曜未明から開業の予定とか。これまでの築地の功労に一礼を申すと共に、豊洲新市場のつつがない開業を祈りたいもの。又 引き続き残る、築地場外市場の今後の清栄も 併せて望みたい所だ。

本題です。その「我国の食」の海外進出にも関わるのだが、今 某民放TVで、大型国際コンテナ貨物船の添乗報告番組を拝見している。東京から東南アジア、中東を経て欧州へと向かう 一か月余りの航海。勿論それは 平坦とは行かず、日々刻々変わる天候や寄港地の近辺で生じる 海難事故に繋がりかねない船の混雑、それにもう一つ「海の犯罪者」海賊の攻勢に晒される可能性にも対応しなければならない。

前述の海路中 最も危険なのが、インド洋から続くアラビア海の西側と それに続くアデン湾、そして紅海南部だといわれる。小型漁船を装った海賊船の出没が絶えず、多くが武装していて 大型貨物船を標的に発砲するケースもあるという。一部の海外船舶は、武装した乗組員を配する船もあるが、我国企業が運航管理する船は 通常武装されず、万一攻撃を受けた際には 高圧放水などで応戦する様訓練されている様だ。

もう一つ、こうした危険の原因となる 不審船の情報を事前に知らせる態勢が大事だが、勿論一定は整備されている様だ。海上自衛隊が哨戒機 P3Cオライオンを初めとする部隊を中東の クウェートなど友好国に駐屯させ、日夜こうした危険海域の監視に当たっている様だ。番組に登場した当該船舶も、海自哨戒機と交信する場面が紹介され、改めて平和と安全に賭ける自衛隊の功労を応援したい想いに駆られたものだ。この航路は、我国の重要な経済活動を担う いわば「生命線」の大きな一つなのだから。

こうして見てくると、やはり海自といえど哨戒機など一部のみの監視では不足で、より安全安心な海運の態勢を期す為にも、海自艦隊などを制限付きとはいえ派遣できる「シーレーン防衛」の態勢を整えるべきではないかと心得る。今月話題の、海自艦旗「旭日旗」の掲出云々で非難される筋合いは基本ないし、又 国旗たる日章旗の掲出にさえ 無知からくる異論を唱える向きがあると聞く。

こんな不良な言動が見られるのは、世界広しといえど 我国だけではないだろうか。もっとこうした、自衛艦が当然掲げるべき国旗や自衛艦旗の 法律的制度的根拠に基づく事の教育啓蒙を「左からの情宣」に負けぬ様、他の重要な事共と並んで強く実施すべきと心得るがどうだろう。今回画像は、伊勢神宮を仰ぐ 鳥羽市内の伊勢湾の模様。通る線路は JR参宮線。旧国鉄ディーゼル気動車も、今は思い出。

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